【挑戦と成長の軌跡】【22卒】ニトリの冬インターン体験記（理系/BASICコース〜商品部〜）No.14965（早稲田大学大学院/男性）（2021/5/21公開）

ニトリの広範な事業分野の中でも代表的なものである商品部の仕事内容について、具体的に学びたいという思いからインターンシップに参加した。商品デザインに関する仕事ということで、当初はデザイン系・設計系の学生が集まるインターンシップかと考えていた。

合同説明会(special live)に参加したのち、エントリーシートの提出によりbasicコースのインターンへの参加が認められる。特別に準備することはなく、一般的なエントリーシートであった。

エントリーシートの内容は「人生で一番挑戦したエピソード」というオーソドックスなものなので、文章に破綻がなければ問題ないと思う。

新規商品開発に関する提案型グループワーク

座学での講義ののち、グループワークとその発表。座談会が設けられ、解散。

商品企画における仕事の進め方や広報・販売戦略の進め方

新たに開発する商品を提案せよ

1日目にやったこと

ニトリのビジネスモデルについて座学で講義がある。その後に5人毎のグループに分かれ、ワーク開始。チーム毎の発表と社員の方からの評価があり、座談会に移行したのちに解散となった。

ニトリの若手社員

なし

商品企画から販売戦略までを一つの企業で一貫して進められるということは、製造と販売の双方を行うニトリの強みであるというお話があり、納得した。ニトリの4コースのインターンシップのなかでも、そのビジネスモデルの特徴を最も端的に学ぶことができるインターンシップだった。

他のBASICコースのインターン同様、グループワークに充てられる時間が課題量に対して短いため、時間調整役の人物がどれほど全体のペースを管理できるか、また発表担当者がどの程度機転を利かせて準備不足をカバーしながら成果を伝えられるかが鍵になると感じた。

グループワークの課題量が多く、かつ時間が短いため、5人のチームメンバーが積極的に議論する環境が自然と醸成されていた。

ニトリは商品企画と販売や広報の各業務を自社で包括的に担う。このビジネスモデルを持っているからこそ、企画の段階から販売戦略を視野に入れられるし、店舗などから吸い上げられる顧客の要望をいち早く商品企画に反映させることもできるという強みを実感できた。

ニトリの店舗に一度でも行ったことがあると、ニトリにおいてどのように季節毎の商品を扱っているのか、展示プランなどを含めた販売戦略を立てているのかのイメージが立てやすいだろう。

このBASICコース〜商品部〜のインターンシップには、ニトリの特徴的なビジネスモデルが最も端的に現れていたように思う。商品企画と販売・広報を横断しながらスピード感を保ちつつ最適解を探っていく姿勢は、自身の希望する働き方とも近いと感じることができた。

Basicコースには合計4つの異なるコースがあるが、それら全てに参加し、それぞれの分野に自分の強みを活かすことができる仕事があると感じた。面接でこれらインターンシップで感じたことを交えて自分の強みをアピールすれば、内定獲得につながるだろうと考えた。

商品企画の側から販売や広報の戦略にまで視野を広げていくことという働き方は刺激的であり、自分自身の成長にも繋がると感じた。またインターンシップを通して、始終スピード感をもってプログラムが進行したことも、企業の姿勢を窺い知ることができて好印象であった。

インターンシップ参加者限定の早期選考ルートは、通常先行に比べより内定につながりやすいという話を、他の参加学生から聞いた。実際の感覚としてもそのような雰囲気を感じた。

学生時代に学んだ建築設計や空間デザインを活かすことができる企業として、設計事務所やゼネコン、インフラなどの業界を検討していた。ニトリに関しては、すでに他のBASICコースのインターンシップ（法人事業部インターン）に参加したことがあり、そのビジネスモデルや仕事内容に興味を持っていたため、今回のインターンでより具体的に知識を増やそうと考えた。

ニトリのビジネスモデルや働き方は魅力的であり、またある自分の姿勢とも合致していると感じた。いっぽうで、法人事業部インターンシップに参加した際から感じていたことだが、自身の仕事を通して出来上がる空間や家具がどれほど実際に魅力的なものなのか、成果物に対してやりがいを感じられるか、という点には気をつけて行かなければならないと感じた。