【専門性を活かす新たな挑戦】【22卒】阪急阪神ホールディングスの冬インターン体験記（理系/建築系1day仕事体験）No.14086（早稲田大学大学院/男性）（2021/4/21公開）

就活オファーサイトで採用担当者からオファーを頂戴し、自身の専門を総合職として活かせる環境に興味を抱いた。阪急阪神HDの名前は知っていても事業の詳しい内容を知らなかったため、この点を勉強しようと仕事体験への参加を決めた。

オファーを頂戴して参加を決めたため、特にこちら側から準備したことはない。関西圏の地図を見直し都市の位置関係や同業他社の分布を確認した程度。

オファーサイトにおいて学生時代の経験を明確にアピールしたことが、オファーを頂戴する決め手になった。

阪急阪神ホールディングスの事業範囲全体を俯瞰する講義形式

講義と仕事の擬似的な説明があり、その後座談会に移行

阪急阪神ホールディングスの各部門における建築職の働き方

阪急阪神ホールディングスの建築職について、広範な仕事の範囲を体感する

1日目にやったこと

不動産事業や鉄道事業など、阪急阪神ホールディングスのそれぞれの分野で建築職がどのように働いているか、各部門で現役の社員の方から講義がある。その後に座談会を通して詳しい質問をしていく。

なし

建築職と一口に行っても、技術的な部分を得意とする人から都市計画や生活サービスを軸とする人まで専門性は多様であり、その中で自分自身がこれまで培ってきた知識を生かしながらさらに成長できる環境があると教わった。

オンライン開催ということで開催側もあまり慣れておらず、他の参加学生との交流が弱かったほか、建築職の仕事を擬似体験しているという実感が薄かった。プログラムも講義など座学の時間が長く、「仕事体験」と銘打っておきながらどちらかというと座談会や説明会といった側面が強いように感じた。

オンラインということもあり、他の参加学生と交流する機会は多くなかった。

私鉄系不動産業のひしめく関西エリアにおいて、阪急阪神ホールディングスの強みがなんであるのかという点をしっかり説明していただいたことで、自分の中で関西や他地域の同業他社との差別化をすることができた。一方で将来の阪急阪神ホールディングスの幹部候補といえど、実際には現場での下積みの期間が長いことも知ることができた。

不動産事業や鉄道事業を専門とする会社について学んでおくことで、これらの事業を横断的に手がける阪急阪神ホールディングスの強みを明確に認識することができたと感じる。

今回の仕事体験はあくまで講義形式であり、自分自身が主体的に働く姿を想像する機会は多くなかった。また阪急阪神ホールディングスの事業分野が多岐にわたることが仇となり、ひとつひとつの部門での仕事や働き方の説明にさかれる時間が短くなってしまっていたことも残念。

阪急阪神ホールディングスは今後、海外事業を積極的に展開していくことを標榜しており、自分自身の学生時代の経験もこの海外事業という点にマッチするものであると感じた。いっぽうで他の学生は海外に興味がないようだったので、自分はこの点で有利にアピールできると感じたため。

阪急阪神ホールディングスの企業ブランドや優位性・将来性に魅力を感じた一方で、会社の規模が大きいなか自分自身がどれほど主体的に動くことができるかという疑問も生じてしまった。長く勤めると将来的には楽しいだろうが、そこまでの道のりが長いと感じてしまった。

インターンシップのなかで学生側が発言する機会が少なく、企業側がインターンシップを通して学生の選別をしているとは考えづらかった。また実際に特別なルートに案内されることもなかった。

社会貢献性の高い仕事につきたいという考えや、建築系のプロジェクトマネジメントに上流工程から携わりたいという考えを持っていた。具体的な業界としては鉄道業界の施設系統総合職か、あるいはディベロッパーなどの不動産業界に行くことを検討していた。実際にこれらの職業のインターンシップや説明会にも積極的に参加していた。

さしたる理由もなくなるべく大企業に行こうという考えを持っていたが、大企業特有の下積み期間の長さという点がマイナスイメージとして浮上するようになった。名の通った企業でありながら、なおかつ比較的少数精鋭で動いており、若手のうちから主体的・積極的に働き成長していくことができる企業を探そうという考えが強まった。