【戦略的発想、現実へ】【21卒】ニトリの夏インターン体験記（文系/Step1）No.7069（慶應義塾大学/男性）（2019/9/19公開）

もともと総合商社には興味がなかったが、参加した就活イベントで偶然ニトリが出展していて興味を持った。
その時にお話を聞いて、暮らしを彩っていくことがこれからの日本には大切だということを認識し、ニトリであればそうしたクリエイティブな発想も可能なのではと考えインターンへ行くことを決めた。
また友人もニトリのインターンに参加したいということで、友人と一緒に参加できるインターンとしても魅力があった。

誰でも参加可能なStep1では特に選考があるわけではないが、その後のStep2へ進むには書類選考があるので、参加前よりかは参加後にインターンを通じた学びを書けるようにしておいた方が良い。

ニトリオリジナルのゲームを通じて、戦略的意思決定の仕方を学ぶ。

1日目にやったこと

6人のグループを作りまずは自己紹介。
その後にボードゲームが用意され、その説明が20分ほど行われる。
ボードゲームでは実際にニトリがどのような戦略で経営していたのかということが学べるようになっていて、グループ全員が意思決定のディスカッションをすることで戦略的意思決定の仕方を学ぶ。

なし

全体のグループで1位になることができ、正しい戦略的意思決定ができていたと言ってもらえた。
ただ、ゲームみたいにずっとうまくいくということは現実では考えにくいので、これが本当に現実の世界で自分たちが経営陣ならどういう判断をするかもう一度深く考えてほしいということを言われた。

ボードゲームのやり方が予想以上に難しく、最初はグループ全員理解が追い付いていなかった。
社員の人たちも最初やったころはよくわからなかったと言っていた。
戦略的意思決定をするタイミングと時間が決められているのだが、時間が予想以上に少なくテキパキと考えなければスムーズな運用ができなかった。

これまではお客さんの立場ばかりで経営陣の立場に立ったことはなかったので、戦略的意思決定がどれほど難しいかということを学ぶことができた。
また1人の意見だけではなく全員がディスカッションに参加することによって、グループ全員で意見を出しより良い案を出すいい練習にもなった。

事前にニトリという会社のことをもっと知っておくべきだった。
ボードゲームではニトリの実際の経営に沿って進めていくため、知っていれば優位に進めることができただろう。

今回は経営陣の立場で物事を考える内容だったので、実際現場の仕事がどのようなことをやっているのかということに関しては全く学ぶことができなかった。
そういった意味ではニトリで実際に働いている自分を想像することは全くできなかったし、実際に業務内容を見学できる時間などがあればよかった。

誰でも参加できるインターンとあって、参加者の質にかなりの差が生まれていた。
できる人はとことんやっていたが、できない人は会話すらまともにできていなかった。
そのような中で周囲とは一線を画すような立場で店舗運営をすることができ、また今の経営状態の批判も論理的にでき社員さんからも実際に働けると言われたから。

これまで全く見ていなかった企業ということもあり、志望度としてはかなり上がったように感じる。
但し、実際の業務内容や仕事についての情報が乏しくこちらの欲しい情報を得ることができなかったので、そういったところの情報をもっと発信してもらえれば志望度もまた上がるかなと思う。

Step1は誰でも参加できるので、特に本選考で有利になるということはないように感じた。
ただ次のStep2に進むためには書類選考を通過しなければならないため、Step2に参加すればもしかすると有利になることがあるのかもしれないが、そこまでの情報は言ってなかった。

元々はベンチャー企業を志望していたが、大手企業との差を感じるためにもニトリのインターンに参加した。
大手企業とベンチャー企業では差があるように感じていたが、ニトリはベンチャー的な思考も比較的あるため、そこまで差があるようには感じなかった。
ベンチャー企業は短期インターンを開催していないところも多いが、大手企業は短期でもたくさんインターンがあるので参加しやすいように思える。

これまで商社は堅いイメージを持っていたが、決してそんなことはなく商社の概念が変わってきた。
志望業界の中に商社も加えてみようかなという気にさせてもらった。
しかし、まだまだ分からないこともたくさん見つかったので、そうしたところを知れるような同じ業種のインターンを探した方が良いかもしれないと感じた。