【未来を見据えた戦略】【20卒】ニトリの夏インターン体験記（文系/INNOVATIVEコース）No.7003（早稲田大学/男性）（2019/7/22公開）

初めてのインターンシップであったので、知っている企業かつ選考のないものに気軽に参加したいと考えていたからです。就活イベントでニトリのインターンシップがおすすめされており、物は試しということで参加を決意しました。

インターンシップサイトからの応募のみで参加することが出来ました。エントリーシートもありませんでした。

ボードゲームによる、ニトリのビジネスモデル理解

1日目にやったこと

最初にニトリについての説明が少しあり、その後グループでボードゲームによるニトリのビジネスモデル理解ワークを行いました。最後に人事部の方から就職活動のアドバイスがありました。

なし

ボードゲームの際に、「今だけでなく、未来を見据えた戦略を取りなさい」というアドバイスをいただいたのが印象的でした。一見今はマイナスに働いていても、最終的な成功が見えていらならば実践すべきということを学びました。

グループワークのボードゲームのルールが少し複雑であり、理解するのに苦労しました。班員で理解度の差があると逐一説明する必要があり、なかなか進みません。また班で１つのボードを用いて行うので片側の人からは常に逆からボードを見る必要があり、やりづらかったです。

札幌の小さな家具店から全国に広がる大型家具店に成長した軌跡を、ボードゲームによって楽しく学ぶことができました。ゲームが進むと、実際にあった経済情勢の変化や困難がイベントとして発生し、それを乗り越えるために会長である似鳥昭雄さんが何を考えていたのかを感じることができました。

正直かなり基本的な内容なので、特別な知識は必要ないです。私もニトリについて何も知らずに参加しましたがついて行けました。

ボードゲームによって楽しくニトリ全体について知ることはできますが、実際の仕事内容など、個人個人がどのように働いているのかを知ることは出来ませんでした。最後に社員の方に質問をする時間がありましたが、そこだけでは働いている姿をイメージすることは難しかったです。

このインターンシップはニトリに興味を持ってもらう入り口という立ち位置であり、これだけでは企業理解を深めることは出来ません。この後に続く4つのビジネスについて学ぶことができるインターンシップなどに参加しなければ、ニトリの仕事内容について知ることはできないと感じました。

社員の方の働く上での心構えに非常に共感出来たからです。ウィンストンチャーチルの言葉を引き合いに出し、「何を得たいかではなく誰に何をしたいか」を常に考えているとのことでした。人々の生活を支えるニトリで働く上での信念というものに魅力を感じ志望度が上がりました。

このインターンシップだけでは優遇はありません。この後に続くエントリーシートによる選考がある1dayインターンシップ、詳しい仕事について学べる4つのインターンシップに参加することで優遇されることがあるかもしれません。

私自身の人間性が試される無形商材というものをを通じて、人や企業を支えたいという観点から、金融機関を志望していました。特に人とより密接に、長く関わることの出来るという観点から、銀行や生命保険業界を志望していました。中でも当時は生命保険の持つ、苦境に立たされた人を支える力に魅力を感じ、生命保険業界が第一志望でした。

初めてのインターンシップということでかなり気軽に参加してしまいましたが、業務内容というより社会人としての在り方について学ぶことにより、自分の意識の低さというものを実感しました。正直この時はまだ学生気分でしたが、このインターンシップ後から真剣に自分の進路はついて考えるようになり、社会人としての1歩目を踏め出せたように感じます。