
23卒 本選考ES
総合職
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Q.
当協会を志望する理由を教えてください。
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A.
私は自分自身の“音楽が好き”という気持ちを活かした仕事がしたい、そして音楽文化のさらなる発展に貢献したいと思い、貴協会を志望いたしました。私はJ-POPからクラシックまで幅広いジャンルの音楽が好きで、実際に自分自身で楽器を演奏したりコンサートに足を運んだりと、様々な形で音楽に親しんできました。また、これまでの人生で辛いと思うことが何度もありましたが、その時に私を支えてくれたのは音楽でした。そのため、社会人になった時に、音楽に関わる全ての人にとって役立つ存在になりたいと考えるようになりました。その中で、音楽業界全体に関わることができ、幅広い視野を養うことができる貴協会で働くことに魅力を感じ、志望するに至りました。貴協会では大学で専攻しているマーケティングの知識を活かして企画・広報部で著作権教育・啓発に携わり、レコード業界の収益を伸ばすための環境整備を行っていきたいと考えています。 続きを読む
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Q.
周囲を巻き込み、課題解決した経験を教えてください。
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A.
現在所属しているゼミナールの良さを下級生にも知ってもらいたいと思い、新ゼミナール生の募集の際に行う相談会や面接等の企画運営を周囲のゼミナール生を巻き込んで行いました。新型コロナウイルスの影響で、ゼミナール募集に関わるものをオンラインとオフラインの両方を組み合わせて行う必要がありましたが、このような形態でゼミナール生募集を行うのはこの年度が初めてだったため、1から全てを考えて、運営していく必要があるという課題がありました。日々の授業と両立させながら企画運営をするのは大変でしたが、19人の同期のゼミナール生と担当の教授に助けていただきながら、無事相談会を含む新ゼミナール生募集を成功させることができました。また、新ゼミナール生の募集活動についての話し合いなど授業外で話す機会も増えたため、同期のゼミナール生同士の仲も以前より深めることができました。 続きを読む
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Q.
以下(1)~(3)よりテーマを1つ選び、ご自身の意見をまとめて下さい。(1)ストリーミングサービスを普及させる方法について (2)現在のレコード産業の課題について (3)最近読んだ本について
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A.
(3) 私は最近、原田マハさんのアート短編集『常設展示室』を読んだ。原田マハさんの書かれるアート小説は、史実とフィクションの2つの要素が、境目がわからないくらい綺麗に混ぜ合わせられており、読むと面白いし、美術の知識をつけることもできる。私自身、原田マハさんの作品を読んで、美術に興味を持つようになり美術の勉強を始めた。今回の作品がゴッホや東山魁夷などの実在する6枚の絵画をもとに物語が作られていると知った私は、新しく学べることがあるのではないかと思い、この本を手に取った。だが、これまでは短編集ではなく、1人の作家、1つの作品に焦点を当てた密度の濃い作品ばかり読んでいたので自分が短編集で満足できるのか少し不安でもあった。しかし、1つ目の短篇を読んだ時点でそんな不安は不要だったことが分かった。読んでみて特に印象に残った短編は、ピカソの「盲人の食事」をテーマにした『群青 The Color of Life』だ。メトロポリタン美術館という憧れの美術館で働いている日本人、美青が主人公で、彼女は上司と障害児向けプログラムを準備していた。その最中に美術館で働く者の命である目に異変を感じ、病院に向かいそこで弱視の少女パメラと出会った。彼女は見ることにひたむきなパメラ、いつか自分の目が見えなくなってしまうということに遭遇したことで、自分自身のアートとの向き合い方を見直していた。私はこの本を読んで、夢を叶えることはゴールではないということを改めて考えさせられた。自分がどのような位置にいたとしても、満足せず今の自分にできることは何か考え、できることに全力で取り組んでいこうと思った。また『常設展示室』という題名にあるように、普段からそこにある、けれど特別でもある日々の生活というものを考えさせる作品が多かったように感じた。今、自分自身の生き方に悩んでいる人にぜひ読んでほしい1冊である。 続きを読む