18卒 本選考ES
放送管理
18卒 | 横浜国立大学 | 女性
-
Q.
NHKを志望した理由と、NHKでやってみたい仕事(第一志望業務 放送業務マネジメント)を具体的に
-
A.
放送をマネジメントする側として出来る仕事が幅広いと考えたため。岡山育ちの私にとってテレビの影響力は絶大であり、編成の存在を知って以来、自分が考えた戦略に基づき、質に自信の持てる番組を放送・PRしたいと考えている。CMや番組宣伝の少ないNHKは民放に比べて番組の認知度自体が低いため、広報活動によって望める伸びしろが大きい、また受信料で成立しているため伝えたいメッセージを伝えるべき層に向けて発信できると考え、志望している。 入社後は番組の存在に気付いてもらい、番組のイメージづけに繋がるPR活動を行いたい。NHKはシリーズものでも放送時期に差が開くことやそもそもの番組数が多いため、本来見てくれる人でも番組の存在や内容を知らないために見逃してしまうことがある。そのため、短時間で複数番組の宣伝を行えるCMを制作し、こだわった演出や芸能人の起用によって番組本編以外の部分で身近さをアピールしたい。 続きを読む
-
Q.
NHKのニュースあるいは番組について考えていることを具体的に
-
A.
「青の時代 名曲ドラマシリーズ」を観て、NHKだからこその発想力や制作力を感じた。具体的には次の2点である。(1)時代を設定するのではなく、“時代を描いている”点。時代を設定しているドラマは多々あるが、時代そのものを描くドラマはありそうでなかったと感じた。また、セットにもこだわっており、その時代を知識としてしか知らない自分にもひしひしと伝わってきた。(2)ヒット曲や人気俳優を導入に置くことで、幅広い世代をターゲットに出来る点。仕事をテーマとしているが、誰もが知っているヒット曲やタレントを起用することで気軽に視聴出来る。メッセージ性の強さを全面に出すのではなく、広く間口を開ける重要性を再認識した。 続きを読む
-
Q.
学生時代に取り組んだこと
-
A.
フランス語の習得に向けた短期留学。高校生の時から習得の意欲があり、第2外国語の授業で履修した。実際に学んでみてフランス語という言語独特の発音や単語に魅了され、独学でもフランス語検定取得に向けて勉強した。長期留学の参考にするため、大学1年次の春休みに1か月間フランスに語学留学したが、現地では想像以上に喋れずショックを受けた。語学学校の授業やクラスメイトとの会話から、読む以外の能力の欠如が原因と考え、“話す・聴く”能力の向上に特化するため(1)街に多く出掛け、メモを使ってでも英語に頼らずフランス語をつかう(2)ホームステイ先で子供向け・字幕付きの番組を視聴、という対策をとった。日本語と触れる機会を極力なくしたこともあり、1か月後には基本的な会話が出来るようになった。この経験から“課題に対して常に前向きに挑み、与えられた環境を生かすことを意識しながら行動”することで着実に前進していけると学んだ。 続きを読む
-
Q.
最近関心を持った社会的な出来事や疑問に思う事をあげて、あなたの考えを述べてください
-
A.
コンビニでの無人レジの導入の流れ。人件費削減のため大手コンビニ5社が無人レジを導入すると発表したが、こうした“人から機械にあらゆる労働の担い手が移り変わっていく傾向“には抵抗を覚える。もちろん、コストや安全性、利便性といった面で人間より機械の方が優れているかもしれないが、ただ優れていればそれを取り入れていけばよいのか?といった疑問を持つ。近年、人間関係やご近所付き合いが希薄になったと言われるが、その原因は日常の中で人と触れ合う機会が減ったからではないか。コンビニでの人間関係は深いものではないが、「今日もあの人いる」「いつもありがとうございます」と何となくの関係は築かれる。あらゆる人間関係も最初は挨拶から始まり、浅かった関係が徐々に深まっていく。それが現代になり、問題視され始めているにも関わらず、さらにその機会を減らす動きにて何かしらの考えを持っている人は少ない。技術の発展による快適な生活を追い求めるだけでなく、今までの反省を踏まえて改めて考えてみる場を設けることが大切なのではないかと感じる。そのために公共放送として、視聴者の方に考えるきっかけとなる番組を提供していきたい。 続きを読む
-
Q.
「私はこうして壁を乗り越えた」をテーマに、あなたの体験に即して述べてください
-
A.
サークルでの冊子制作のシステム改革に向け、周囲の意見を柔軟に受け入れて取り組むことで全員の賛同を得ることが出来た。大学で所属した生協学生委員会LuckyDipにおいて制作している機関誌の編集長を務めた際、ページごとの質のばらつきを問題視し、読者のために改善すべきだと考えた。まず1人ずつと話し合いを行い、その結果からマンツーマンでの指導・制作を提案した。しかし、理系の人の中には学業が忙しく、そのための時間がとれないと否定的な人もいた。私は話合いの結果からこの制作法に自信を持っていたため、彼らを説得しようと考え。(1)本来の目的に立ち返り、“読者目線にとってどうするのが望ましいのか”という観点から説得した点(2)否定的な人たちも取り組みやすくなる様、制作期間をそれまでより長めに設定した点である。その結果、編集メンバーや読者からの評判も向上し、当初否定的だった人達も賛成してくれたため、これ以降もこの制作方法が継続された。この経験を通じて、本来の目的に立ち返り、“その達成のために何をするべきなのか”を常に考えの軸とすることで、異なる立場であっても協力してスムーズに課題解決できると学んだ。 続きを読む
-
Q.
自由記述
-
A.
継続的な番組視聴の機会をもっと設けていきたい。NHKのディレクターの方とお話しさせて頂き、1つの番組にかけるエネルギーや労力に対して、視聴者の方に見て頂ける場が少ないのではないかと考えた。NHKは比較的再放送される機会が多いが、基本的にテレビは1度流して終わりであり、一部の番組に関してはもっと自由に視聴できる場を広げていくべきだと考える。現状の法制度だとNHKがネットに番組を公開することへの制限は多く、「NHKオンデマンド」も一部を除き有料となっている。しかし、ネットが広く浸透した現代に、この制度自体が合っていないのではないかと考える。制作段階においてネット配信も含めた権利を取得し、受信料を払っている方に対してはネット配信をもっとオープンに出来る様、制度自体を変えていくという意気込みで臨んでいきたい。 続きを読む