- Q. このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
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【買収提案の真価】【20卒】シティグループ証券の夏インターン体験記(理系/投資銀行部門)No.5954(東京大学大学院/男性)(2019/7/16公開)
シティグループ証券株式会社のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2020卒 シティグループ証券のレポート
公開日:2019年7月16日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2020卒
- 実施年月
-
- 2018年8月
- コース
-
- 投資銀行部門
- 期間
-
- 2日
投稿者
- 大学
-
- 東京大学大学院
- 参加先
-
- 野村総研
- SMBC日興証券
- アビームコンサルティング
- シティグループ証券
- 野村證券
- 日本経済新聞社
- 内定先
-
- PwCアドバイザリー
- 野村総合研究所
- SMBC日興証券
- アビームコンサルティング
- 野村證券
- 日本経済新聞社
- 日本政策投資銀行(DBJ)
- 入社予定
-
- 野村證券
インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
もともと、一つの業界の中で仕事をすることに飽きを感じそうだと思っていて、色々な業界に携わることのできるコンサルティング業界や投資銀行業界に興味を持っていた。夏インターンに際しては自分が本当に投資銀行の仕事に興味を持てるのかとcitiという会社の社風を感じ取ることを目標に参加を決意した。また外資系の金融機関であり、インターン参加実績がのちに優遇につながるかもしれないということも期待していた。
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
まずは選考にあたっては投資銀行の業務を調べどこに興味を持ったのかを、自分なりに明確に話せるようにしてからESや面接に臨んだ。選考自体はGDなどはなく面接だけなので、特別な準備はそんなにしなかった。
また、インターン中に関しては、他社であれば4日ほどで行う量のワークを2日で行うので、事前に本を読んでファイナンスについて勉強していった。人によっては買収提案のあらかたの候補を家で考えてきたりスライドをすでにある程度形にしてからジョブに望んでいる人もいた。シェアプログラムなどでこの形式のワークを複数回体験していると、成果を残しやすく裏ジョブに呼ばれる可能性も高くなると思う。あとは社員に聞きたいこともいくつか用意していった。
選考フロー
エントリーシート → WEBテスト → 最終面接
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- WEBテストの合否連絡方法
- 未選択
- WEBテストの合否連絡までの時間
- 未選択
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年07月
- 形式
- 学生3 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 若手のバンカー
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
投資銀行業務に興味を持っている理由を包み隠さず伝えたこと、また英語力がないことを伝えた上でキャッチアップするという意気込みを伝えたことで、熱意と素直さなど若手バンカーに必要な素質をアピールできたのではないかと思う。
面接で聞かれた質問と回答
なぜ当社(citi)のインターンに応募したのか
もともと一つの業界内で仕事をし続けることには飽きを感じそうで、BtoBで多くの会社や業界に携われる仕事に就きたいと考えている。そのため今現在はコンサルティング業界や投資銀行業界に興味を持っている。BtoBの企業は私生活に現れにくく、業務内容があまり自明ではないのでインターンを通じて業務を理解し、自分がこの業界に向いてるのか(仕事に興味を持てるのか)を確認したいと思っている。
業務で英語を使う機会も多いが、英語はできるか
(前提として私は純粋な日本人であり、海外に1ヶ月以上滞在した経験もない。かつグループ面接の残り2人の学生は共に帰国子女であった)
確かにずっと日本にいて、あまり英語も使う機会はなく、ビジネスレベルの英語力はないし、他の人に比べて劣っていると思う。ただそれは入社までの1年半でキャッチアップできると思うしそうするつもりだ。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- 東京本社
- 参加人数
- 40人
- 参加学生の大学
- 東京大学、早慶で大半だった。あとはICUや他の旧帝大もちらほらいた。
- 参加学生の特徴
- 非常に女子率が高く、志望人数を考えると、多少優遇されているのだろうと感じた。また、夏インターンであるが、すでに他社の投資銀行のインターンに参加して経験を積んでいる人も多く、優秀な人が多かった。
- 報酬
- なし
インターンシップの内容
テーマ・課題
クライアント企業(ある化粧品会社)に対する買収先の提案
1日目にやったこと
初日に投資銀行部門の説明、年次の高い方のお話、軽いファイナンスの講義、バンカーの方と話す機会を設けられたのち、ジョブの内容を説明され、あとはずっと班でグループワーク。社員はたまに会議室に入ってくるのでその際にわからないことがあれば質問できる。この業界では珍しく、持参したパソコンで作業を行う。また、ワークで使うファイナンスに関する配布資料はあるが持ち帰ることはできない。
2日目にやったこと
二日目は1日目の後半同様、ひたすら書類作成を行う。全く間に合わないので、1日目も解散後カフェに集まって作業していた。夕方に社員の前で発表を行ったのちに、隣の部屋で立食形式の懇親会がおこなわれ、社員の方と交流することができる。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
若手のバンカーがメインで、中には中堅の方もいた
優勝特典
なし
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
その提案が本当に「買収」である必要があるのかということはよく指摘していただいた。買収は一つの選択肢にすぎず「提携」なども可能性がある中で、今回は買収がテーマであったため、買収によってしか生じないシナジーなどで論理を補強する必要があった。また、インターンとはいえ、発表は本当のクライアントを想定して行うようにも言われた。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
とにかく他社インターンであれば4日ほどの作業を2日でやるので時間が足りなかった。比較的スムーズに議論が進んだにも関わらず、カフェに集まって資料作成を進めたり、家で各自資料を作ったりと作業量がめちゃくちゃ多かった。発表の時間までに表に出せる程度の成果を作り上げるのは本当に至難の業。
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
やはり投資銀行業務を疑似体験したことで業務内容を知れたことが一番の学びだった。のちに他社の投資銀行部門に内定をいただいたが、このインターンで得た投資銀行業務に対する理解を利用した場面は多く、非常に有益なインターンだった。また、激務で名高い外資系の投資銀行部門であるが、仕事が根本的に好きな人が多いんだという印象を受けた。社員の方は変にとんがっているなどということはなく、質問すれば丁寧に答えてくれ非常に好印象であった。また、ここで知り合った学生と後の他社選考でもよく会うことがあり、情報交換やモチベーションの維持に非常に役立った。社員も学生も優秀な人が多くいい刺激になると思う。
参加前に準備しておくべきだったこと
なんども書いたが、やはりネックとなってくるのは時間的な制約である。そのため事前に他社の投資銀行部門のインターンでワークの進め方を一通り理解しておいたり、事前にファイナンスの本を読んで知識をつけておくと、多少なりとも有効に時間が使えると思う。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
想像できなかった。あまりに時間が足りず常にバタバタしていたということもあるが、単純に激務感がすごすぎて自分がここでやっていくビジョンが見えなかった。もう少し実際に社員さんと交流する時間や会社についての説明があればまた結果は違うのかもしれないが、少しインターンを通して志望度が下がった。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
正直、即戦力を求めているように感じたからだ。インターンでもほとんど説明なしにワークが始まり、それ故投資銀行業務に慣れている人が優遇に乗っていた。理系バックグランドの私には会計などに関する知識も乏しくなかなか評価されにくい環境だと思った。
ポテンシャル重視の日系企業との大きな違いだと思う。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
やはり外資はあまり社員の教育に力を入れているわけではなく、ダメなら出て行け的なスタンスなんだなと感じた。インターンも結局シェアプロジェクトで経験していて即戦力となりうる人ばかり評価されており、これからの伸び率よりは目先の戦力を重視しているように感じた。また激務さも中々なもので、投資銀行業務は好きでもここでやっていくのは辛いだろうなと感じた。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
確実に有利になると思う。まず選考優遇に乗れるとかなり早い段階から選考をしてもらえ、余った枠が冬以降の本選考の枠となると聞いたので、志望しているなら必ずインターンに参加し成果を出す必要がある。また、たとえ優遇に乗れなくても会社や業務理解につながるのでのちのESや面接が楽になる。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
直接内定は出ないが、インターンで評価されると本選考へと続くジョブに呼ばれる。かなり狭き門だという話をきいた。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
正直、夏インターンであり、まだそこまで世の中の産業構造を理解していなかったので、明確な理由では業界を絞ってはいなかった。ただ漠然と、投資銀行業界やコンサルティング業界などのBtoBでいろんな会社に関われる仕事に就きたいと考えていた。また、外資系の金融機関は給料もよく、仕事内容に興味を持てればそこで働いてみるのもいいかもしれないと考えていた。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
あまり大きな変化はなかった。ただ、外資系の金融機関の仕事に対する考え方(仕事が人生であるというような考え方)を聞いて、自分には向いていないなと感じた。ただワークを通して仕事自体には非常に面白みを感じたので、もう少しワークライフバランスの整っている日経の投資銀行で働くのがベストな選択なのではないかと感じるようになった。
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シティグループ証券の 会社情報
会社名 | シティグループ証券株式会社 |
---|---|
フリガナ | シティグループショウケン |
資本金 | 963億700万円 |
従業員数 | 826人 |
売上高 | 1393億1800万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | マーク・ラウル・マリー・ルエ |
本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目1番1号 |
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