
23卒 インターンES
総合職サマーインターン
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Q.
学生時代に力を入れたことをご記載ください。(584字)
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A.
私は学生時代に塾講師としてのアルバイトに最も力を入れて取り組んだ。担当する大学受験生の成績が一向に上がらない事が私にとって喫緊の課題であった。模擬試験の復習を怠り自分の弱点を把握しないまま、通常の学習を行う非効率さに問題があると仮説を立てた。そこで復習として、模擬試験での誤答を完全に理解する事を生徒に求めた。しかし生徒の成績はほとんど向上しなかった。 私は他に問題があると考えた。それは、これまでの復習方法が自己完結的でやった気分になっているという事である。アウトプットの場を設ける必要があると考えた。つまり、私が生徒に問題の解説をするのではなく、生徒が私に問題の解説をするよう求めた。生徒と講師の立場を反転させたのだ。初めのうち、生徒は理解できたはずの問題を十分に説明できない事に戸惑っていたが、相手に理解されるには自分がより深く理解しなければならない事に気付いていた。この方法を取り入れた事によって多くの生徒が苦手分野を克服し、担当する受験生5名中4名が第一志望校に合格する事ができた。 新しい講義方法の導入は、実質的に講義を行う事になった生徒と、生徒の理解が曖昧な点に対して適切なフィードバックをしなければならない私の双方にとって難儀であった。しかし、私自身の仮説検証を繰り返し課題解決する力を養いながら、生徒が成績を向上させ志望校に合格する手助けができた。 続きを読む