【挑戦的な業界で学ぶ】【22卒】東京ガスの冬インターン体験記（文系/総合職）No.14203（名古屋大学/男性）（2021/5/6公開）

インフラ業界に興味を持っていたので、その業界に属する企業は手当たり次第エントリーシートを書いていた。この土地には何の縁もないが、同業他社を比べるための材料にしようと考えていたので、このインターンを志望した。

久しぶりに面接が選考段階であったので、友人に模擬面接をしてもらった。志望動機の深堀は入念にしてもらった。

事業がインフラ会社なのにとても挑戦的なので、そういった人材を求めていると感じた。

東京ガスが取り組むべき新規事業立案型グループワーク

最初にガス業界の現状についての説明を受けた後、グループで議論をする

SWOT分析を用いた市場分析の考え方

東京ガスが取り組む新規事業

1日目にやったこと

SWOT分析の練習をするために、試しに自分を題材にしてSWOT分析をした後、東京ガスに関するSWOT分析を行った。その後、社会問題を解決できるような新規事業の立案をした。

2日目にやったこと

引き続き新規事業をブラッシュアップするとともに、最終発表に向けての資料作りを行い、最後に社員の方に向けてプレゼンを行い、フィードバックをいただいた。最後にグループで反省をした。

人事の人

なし

1日目の終了時に社員さんからフィードバックをいただいた。東京ガスとしても水素の技術に力を入れており、実際に東京オリンピックでは選手村に水素を供給する予定だったことを教えていただき、会社の挑戦的な社風を感じた。

理系の方が多い会社ということもあって、インターン生も専門的な知識を持った人が多く、ついていくのがやっとだった。同じ班のメンバーには水素学専攻という人もおり、話を理解するのに苦労した。聞けば何でも教えてくれる社員さんばっかなので、積極的に質問することが大切だった。

メンバーが全員積極的な人で、5人ほどのメンバーと常に議論をしていた。

業界１位の会社なので、扱っている技術や事業内容が先進的なものが多く、業界理解を一番進められたインターンだった。また、SWOT分析の練習をさせていただく時間もあり、これはその後の業界研究などにもとても役に立った。座談会もたっぷり時間があったので、聞きたいことはすべて聞けて良かった。

業界の知識を詳しく知っておくとよい。業界最大手ということもあって、事業内容が先進的であり、基本の知識がないとついていけなかったと思う。

今回は新規事業立案のワークであったが、実際にこういった業務に携わることができるのはほんの一部の社員さんであることはわかっていたので、普通の営業の業務などを体感したかった。そういった業務を体感することができなかったので、入社後に自分が働いている姿を想像することができなかった。

業界最大手ということもあって志望度の学生のレベルがものすごく高く、また学部もガス業界に直結するようなことを学んでいる人が多かったの、このようなライバルに勝つことができる自信がなかった。また、インフラの中でもどうして東京ガスでなければいけないかという理由をインターンで得ることができなかった。

インフラ業界は全体的に保守的でお堅いイメージを持っていたが、この会社は新規事業や、ガス以外の付加価値をつけるようなサービスも提供しており、おもしろい会社だなと感じた。社員の方も、質問にとても丁寧に回答してくださり、一就活生に対してもこのように対応してくれたことに誠意を感じた。

実際に、社員の方から個人面談の連絡をいただいたので、本選考でも有利なんだろうと考えた。また、面談時に「6月に選考を始めるので、それまで就職活動を続けといてね」と言われ、優遇があるのかと思った。

インターンシップに参加する前はインフラ業界を志望していた。東京ガスもインフラ業界の一社という位置づけでしかなかったが、新規事業に対する積極的な姿勢を感じることができたので、東京ガスの志望度は上がった。ガス業界の中でも新規事業に積極的な会社とそうでない会社が自分の中でわかってきており、新規事業に積極的な会社に行きたいなと感じた。

噂では、東京ガスはとても堅い会社だと聞いていたが、とても新規事業に対して積極的だったことを知り、社員は堅い方が多いかもしれないが、事業的にはとても柔軟な会社だなと感じた。業務に関しては、ガス業界なので家庭に営業をかけることがあると思っていたけれども、事業範囲が広すぎるあまり一般のお客様に営業は行っていないということを知り、意外だった。