【旅行ビジネスの舞台裏】【22卒】ＪＴＢの夏インターン体験記（文系/総合職）No.14158（名古屋大学/男性）（2021/5/6公開）

当時は業界を絞らずにインターンを探しており、コロナが大流行する前だったので、旅行業界に興味を持っていた。どのようにビジネスが成り立っているのか単純に知りたいと思っていたので、インターンシップを志望した。

「つながりを生み出す」ということをウリにしていたので、ホームページでどのような繋がりを生み出しているのかを検索し、エントリーシートに含めるようにした。

旅行を活かした新サービスの立案

まず人事の人からワークの説明があり、その後グループに分けられてワークをする

旅行業界のビジネスモデル

旅行を活かした新サービスの立案

1日目にやったこと

旅行を活かした新サービスの立案をするワークを行い、グループでまとまった意見を全体に向けて発表した。その後、社員の方からフィードバックをもらい、会社の事業を説明する時間があった。

人事部の人

なし

直接的に社員の人と関わる機会はなかったが、アイデアに対しての実現可能性などをフィードバックしていただいた。グループには画面オフ、音声オフで社員さんがおり、評価されていると感じた。

5人でグループワークを行っていたが、実質、議論をしているのは2人程度であって、他の方から意見を聞き出したり、意見をまとめたりすることが大変だった。グループには評価をしていると思われる社員さんが入っていたので、できる2人で議論を進めるわけにもいかず、気を使った。

5人程度でグループを組んで、アイデアを議論した。インターン初参加の人も多く、よく発言するのは1~2人だった。

旅行業界が、単に一般の顧客に旅行を売って成り立っているわけではないということを知れたのはとても良かった。また、グループワークであまり話さない人が出現したときに、どのように対処したらよいのかということも練習することができたので、グループディスカッションのいい練習になった。

この会社が旅行を個人顧客に売る以外に、どのような事業をやっているのかを知っておくと、自分たちの常識にとらわれない、いいアイデアが出せると思った。

今回私たちが取り組んだのは、会社の中でもごく一部の人が関わっている仕事であって。大部分は個人顧客に旅行を売ったり、学校の修学旅行の手配をしているのだと分かった。そういった業務を体験することができなかったので、働いている姿を想像することはできなかった。

インターンの参加学生を見る限り、学歴は高いが、結局勉強しかできない人ばかりだなと感じた。頭の固い人が多く、新サービスを考えるとなっても、結局今までの踏襲でしかないアイデアばかりだった。目新しさが求められる旅行のサービスに関しては、自分の方がいいアイデアを持っていると感じたから。

今回体験した業務に携わることのできる人は会社の中でもごく一握りの人だということはわかっているが、それでも事業内容がとても面白いなと感じた。ただ旅行を売るだけでなく、旅行を通じて人々のつながりを生んでいるという点に改めて気づかされ、興味を持った。

インターンシップで好成績だった人のみ、冬に行われる特別なインターンに呼んでもらえたから。コロナの影響で、そのインターンは中止になってしまったが、それでも座談会を設け、優秀な学生とのつながりを保とうという意識がうかがえた。

インターンシップに参加する前は業界を絞らず、様々な業界を見ていた。旅行業界もその一つだったが、旅行が好きだということもあって、ほかの業界と比べると志望度は高かった。インターンに参加してみて、この会社が、ただ旅行を売るだけでなく、旅行を通じて人々のつながりを生み出すことを目標としていると知ってからは、志望度が上がった。

インターンシップに参加する前は、業務の一部分しか見えていなかったが、修学旅行の引率なども引き受けていることを知ってからは、企業に対するイメージが変わった。今までは旅行を売っておしまいの会社だと思っていたが、その先のサポートや、学生に何を学んでほしいかという点まで社員が考えていることを知って、とても良い印象を受けた。