【攻める保険料設定】【20卒】あいおいニッセイ同和損害保険の冬インターン体験記（理系/アクチュアリーコース）No.4720（京都大学大学院/男性）（2019/4/5公開）

アクチュアリーで就活を考えていたため、アクチュアリーの活躍フィールドである生保、損保、年金の分野のインターンシップには参加しようと考えていた。アクチュアリー枠で新卒採用をあいおいニッセイ同和損保は行っていたので、インターンシップに参加しようとした。

インターンシップの選考は、エントリーシートのみであったので、とくに事前に準備したことはなかった。しいて言えば、エントリーシートの書き方を少し勉強した。

エントリーシート

健全性などを考慮した上で、リスク量を分析し、保険料を設定するまでの背景を議論せよ。

1日目にやったこと

会社について説明(企業理念・企業の構成・仕事内容など)を受け、そのあとエクセルで業務で行う計算の雰囲気などを感じさせてもらってから、そこで学んだことを生かして「健全性などを考慮した上で、リスク量を分析し、保険料を設定するまでの背景を議論せよ。」というグループワークをした。

商品開発部の部長　リスク統括部の社員さん数名

なし

損害保険の商品を設計するときには、すべての計算基礎率で保守的に考えて設定するよりは、「この料率に関しては攻めて設定する！」という考え方があるらしいことを聞いて、衝撃を受けた。

選考がエントリーシートだけだったこともあり、グループにはアクチュアリーの知識(数理統計など)がない学生がいた。そうした学生のフォローをしながらグループワークを進めていくことは非常に大変であった。また、グループワーク課題の前提をわかりやすく説明していただけなかったので、課題の内容をかみ砕くのが大変だった。

業務内容の理解ができたことがよかった。また、就職活動で会社を選ぶ基準に、社員さんと自分が合うかというものをみているのだが、社員さんの雰囲気をインターンシップに参加することでしることができたので、今後の会社選びに生かせると思い、その点もよかった。

統計の知識などをしっかりつけてからグループワークに臨めば、より業務内容などが理解できたように思った。

社員さんの雰囲気がとてもフランクであり学生のノリに近しいものを感じたので、仕事をする雰囲気は学生時代にゼミをしている雰囲気に似ているのではないかと思った。業務内容についてはざっくりしかわからなかったものの、普段からエクセルでやっている作業などを教えていただいたので少しは想像ができた。

自分は損害保険会社に興味があまり持てなかったため、本選考に進んだ時に志望理由をうまくしゃべることはできないなと思ったから。しかし、あいおいにっせい同和損保はアクチュアリーのすべり止めのようなスタンスをとっているらしく、かりそめの志望動機でも作れば内定は出るのかもしれない。

会社の雰囲気が学生のノリであったのが、インターンシップに参加するだけなら面白く楽しかったが、今後社会人として働いていく中で、この職場で働きたいか考えると、あまりそうはおもわなかったから。志望度はもともとあまり高くなかったので、下がることもなかったが、選考に進むとしてもすべり止め感覚になってしまいそう。

インターンシップに参加した学生にその後のフォローアップのようなものの案内が来たので、そこから少しずつ選考が始まっているのだと思った。この点で、非参加者より選考がはやいので有利だと思った。

インターンシップに参加した学生に、アフターフォローの座談会のような案内がきた。そこから選考が進んでいくとかいう噂を耳にした。

インターンシップに参加する前にはアクチュアリーでの新卒採用での就職活動を考えていたので、生命保険業界、損害保険業界、信託銀行にいきたいという漠然とした気持ちであった。そこで、新卒でアクチュアリー採用をしている会社であれば漠然としかしらない会社でも、インターンシップに参加して就職の選択肢にしようと考えていた。

志望業界、志望企業はインターンシップに参加したことによってほとんど変わらなかった。(あまり志望度の高くなかった企業の志望度が据え置きになっただけであったから。)そのため、今後もインターンシップに参加する以前と同様に就職活動をしていこうと思った。変化があるとするなら、損害保険業について理解が少し深まったので、そこで学んだ知識をもちいて、他社の金融業に質問ができる事項が増えたように思う。