【学生の人数】1人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】司会進行の人事,40~50代の肩書きを持った人事と技術者,それぞれ1人ずつ【面接の雰囲気】最終面接です.ここでは,研究の取り組み方の確認が行われた後,会社への志望度が見られていると感じました.1,2次面接同様,面接官の雰囲気が穏やかで話しやすい面接でした.【自己PRしてください.その上でどのような事業に興味がありますか】私の長所は粘り強く努力を積み重ねることです.例えば,入学時の成績は最下位に近く,悔しい思いから,「上位の成績を修め,院試筆頭試験免除になる」ことを目標とし達成しました.大学の授業は難しく、ついていくのがやっとでした.遊びに力を入れる友人を見ると羨ましく,勉強を投げ出したい思いもありましたが,最初の悔しさを思い出し,1日に少なくとも4時間の勉強時間を3年間継続しました.一方,1人で勉強することに限界を感じた時は,授業を理解している友人に質問し議論を重ねながら修得に努めました.この経験から,周りに流されず目標に向け自発的に行動し,地道な努力を積むことで最後まで諦めない粘り強さだけでなく,分からないことがある時は周りの人から学び,課題を解決する力を身に着けました.入社後は,この力を活かし仲間と協力しながらどんな困難な課題にも果敢に挑戦し,リチウムイオン電池用電解銅箔に深く携わりたいです.【なぜ,研究職を特に志望しているのか】私が研究職を志望する理由は,「研究」には様々な考えを取り込みながら,誰も成し遂げたことがないことへ挑戦できる醍醐味があるからです.こう考えるのは,自身の研究生活で常に新規性や独創性を追求するために自分の考えを組み込み,目の前の課題を解決しながら,目標に向かって前進することにやりがいを感じるからです.特に私が興味関心を持つ銅箔は今後リチウムイオン電池の普及と共に使用量が増加することが見込まれます.そこで,研究開発を行うことにより,より一層銅箔を薄くすることや低コスト化を行うことでリチウムイオン電池の高機能化に努めたいろ考えています.その結果,車載用リチウムイオン電池や産業用リチウムイオン電池の普及に貢献したいです.【評価されたと感じたポイントや注意したこと】最終面接なので,どれだけ志望度が高いかをアピールできたことが評価されたと思います.また,入社後の仕事に対するビジョンが明確なことも評価されたと思います.緊張するは当然ですが,1,2次面接と同様に常に笑顔でいることを心掛けました.
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