【価値を高める研究者】【22卒】インテージのマーケティングリサーチ職の本選考体験記 No.12116（東京工業大学大学院/男性）（2021/5/12公開）

あなたが最も力を入れて取り組んだ学業について、どのように取り組み、あなたにとってどのような価値があったのか、具体的にご記入ください。（400文字以内）/学業以外で長期間に渡って試行錯誤しながら成し遂げたことについて、何を課題と捉え、解決に向けてどのような行動を起こしたのか、具体的にご記入ください。（400文字以内）/あなたが仕事を通じて成し遂げたいことと、その理由を、過去の経験と結び付けたうえで、具体的にご記入ください。（400文字以内）

マイページから提出

webで入力

エントリーシートの内容がその後の面接に直結するので、深掘られる前提で記入した

過去の選考情報が見れるサイトで過去のエントリーシートを参考にした。また、自分が行いたいことがしっかり企業にあっているか採用サイトなどを見て分析した。

ワンキャリア

オンライン

研究内容との親和性と、マーケティングリサーチに興味があること、世の中のトレンドをしっかり追いながら研究をしていることをしっかりアピールした。

スマホで自動で質問が流れ、それに対して答えてを繰り返す。非常に長くAIとは名ばかりの退屈で短調な面接だった。

なし

ワンキャリア

マーケティング会社ではなくマーケティングリサーチの会社であるけどそれはギャップないか

はい、ありません。
私はマーケティングをやりたいから御社を志望しているわけではありません。私はマーケティングリサーチという手法を用いて企業と消費者のミスマッチを防ぐことで世の中の消費価値を高めたいから御社を志望しています。
よって、マーケティングでなくマーケティングリサーチであることは何も問題なく、むしろそれがやりたいことにマッチしていると考えてます。
【以下、やりたいことの話から研究内容に関する深掘り】
私の行ってきた顧客満足度研究は御社の仕事内容にも非常に近く、親和性が高いと考えております。アンケート調査を用いてデータを集め、統計的な手法を用いてデータを分析し示唆を得ることは、御社でそのまま生かせる力だと考えております。また、研究で培った論理的思考力や結果を出すまで粘り強く取り組む姿勢は大きな強みだと考えております。

最近の気になるマーケティングの動向や気になった事例は何かありますか。

私が最近気になっているのは世の中の動向として、もの消費からこと消費への移行に興味を持っています。人々はただモノを消費するのではなく、モノを消費することで得られる体験に着目するようになっていると研究を通して学びました。例えば、飲料を飲むときにただ喉を潤す目的ではなく、そこから得られる爽快感や幸せに感じる感情を求めたり、ある特定のブランドを使用することで理想とする集団に所属しているという実感を得る、といった形です。こういった事例はまだまだ研究の余地があり、世の中のトレンドや変化に合わせて形を変えていくものだと考えているので、コト消費という観点からマーケティングを分析してキャッチアップしていくことが非常に重要だと考えています。

オンライン

最終面接であることからしっかり何を成し遂げたいかを役員や人事部長の前ではっきりと述べることが必要である。ここが納得されないと確実に内定は出ないと思われる。

緊張感はある。役員の方が非常にご年配で和やかな方であったため多少の緊張感は和らいだものの、基本的には淡々と進む。

なし

ワンキャリア

仕事で他の人とコミュニケーションがうまくいかなかった時はどうしますか

まずはなぜコミュニケーションがうまくいかなかったのかを分析します。例えば、前提条件が違うのか、それとも意見の対立が生まれてしまったからなのかなどです。その上で重要視している価値観や、なぜその意見になったのかしっかり相互に理解することで、表面のぶつかり合いではなく根底の価値観の共有を行います。そして、価値観の齟齬を埋めるべきなのか、価値観の両立を目指すべきなのかをお互いに話し合って次に進めていくと思います。
【それでもうまくいかないこともあるのでは？という深掘り】
そのときは、第３者に相談すると思います。お互いに信頼のおける第三者に客観的な目で判断してもらうことである程度の納得感は得られるんじゃないかなと思います。

インテージの弱点は？

私が考える１番の課題は、データを取る方法の多様化が今後必要だと思われます。現在、アンケート調査をベースに分析を行なったりPOSデータなどがメインの情報源だと思います。しかし、アンケート調査では顧客の主観による回答になるので潜在的なニーズを探ることには不向きだったり、POSデータでは実際の購買情報しか追うことができず、これからの提案につなげるには情報が不足していたりすることが考えられます。そこで、例えばウェアラブル端末などを用いた顧客の新たな情報取得の方法だったり、心理状態の分析をアンケート以外の方法から調査することで、より情報の確度をあげ説得力のある提案につなげることができるのではないかと考えております。