
23卒 本選考ES
技術系
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Q.
あなたがこれまでに行った大きな決断や悩んで決めたことがあればどのように決断したのか教えてください
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A.
私の大きな決断は大学院進学である。私の夢はモノ作りを通して社会に貢献することである。したがって、学部3年次で就職か大学院進学を行うか悩んだ。そこで、2つの行動を起こした。1つ目は、研究室のOBや担当教授と自身の将来の夢について相談を重ねた。2つ目は、モノづくりに携われるメーカーのインターンシップに多数参加した。この経験から、私の専攻内容である情報処理の知識がモノづくりのプロセスや開発工程に深く関わっていることが学べた。一方で、学部生では知識をインプットするばかりであり、自分からプロセスや開発に携わる機会が無く、上記の夢の実現には実力不足だと感じた。そこで、大学院に進学することで、研究活動を通し、実際のプロセスや開発を経験し、モノづくりで通用する力を付け、社会で貢献できる人材になろうと決断した。大学院進学は人生において大きな決断であったが、将来の夢のために悔いのない選択ができたと自負している。 続きを読む
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Q.
研究テーマ概要
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A.
機械学習を用いた表情認識システムの作成を行なっている。研究成果を活かし、コロナ禍でのマスク着用時の表情認識に対して様々な改善案を提案することを目指している。マスク着用時は顔の約70%が覆われているため、従来の表情認識AI技術十分な精度が得られない。そこで私は「顔露出領域」と「マスク領域」を別々に分析することで認識精度が向上するのではないかと仮説を立てた。「顔露出領域」では表情が表れやすい眉間のシワや頬、鼻の微細な筋肉の動きの特徴もデータとして活用した。また、「マスク領域」ではマスク自体にシワが生じ変形するためその特徴もAIで学習し、数値化した。結果としては、仮説通り「顔露出領域」と「マスク領域」を別々に分析することで表情認識精度が60%から80%に向上した。今後の方針は課題として、マスクも色や柄によって認識精度にばらつきがあるため、学習データを増やし更なる精度向上に励みたい。 続きを読む
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Q.
学生時代頑張ったことを教えてください
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A.
母校のハンドボール部のコーチとして練習環境の改善に取り組んだ。取り組んだ理由は、選手時代には叶わなかった関東大会出場の夢をコーチとして後輩と共に達成したかったためである。私たちは上位のチームに勝利することを目標にしていたが、他校に比べ練習の非効率さ、個人の技術力の低さから苦戦していた。この状況を打破するために私は練習効率の徹底的な見直しと技術的指導の改善を工夫し、解決策を2つ実施した。1つ目は、練習での役割を分担することにより、個人が時間を有効活用できる仕組みの導入。2つ目は、録画した試合映像をチーム全員で確認し、部員間で技術的なフィードバック、改善点の話し合いの実施。2つの解決策により効率的な練習を行い、個人の技術力の向上や自ら積極的に考え、意見交換する意識が生まれた。結果、関東大会出場を達成した。この経験から、個人の力だけでなくチームの連携を築き上げ大きな力を得ることを学んだ。 続きを読む