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株式会社商船三井 報酬UP

【海運の未来を拓く挑戦】【21卒】商船三井の地上事務系の本選考体験記 No.10826(東京外国語大学/男性)(2020/10/19公開)

株式会社商船三井の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2021卒株式会社商船三井のレポート

公開日:2020年10月19日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 地上事務系

投稿者

大学
  • 東京外国語大学
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

まずは海運大手3社の違いを把握しておくこと。事業だけでなく、当面の目標や、開発中の新事業の性質、社風なども把握しておくべき。総合商社ほど、業界全体で一致した雰囲気や資質を求めてくるということが無かったので、会社ごとによく対策しておくべき。
中でも、商船三井の対策としては事業内容をよく調べて自分の強みや専門知識と繋げる事で採用したいと思わせる策が有効だったと感じた。また、雰囲気(商船三井の場合は行動力や発想力に優れた人が多いと感じた)に自分自身が合っていると思うかどうかも大切なように思えた。
OB訪問や、会社に対するこだわり、熱意をかなり重視しているように感じたので、OB訪問やインターンなどの商船三井に関する努力はやればやるほど良い。

志望動機

私は、自分のオリジナリティある発想力と行動力で以て、ビジネスを通じて日本の存立と、快適な生活を守りたいと思い、日本では海運会社で最もそれに直接的に携われると判断しました。また、幼少期に映画「タイタニック」を見てから、大人になったら船に関わる仕事をしたいとずっと思っていました。中でも、インターンやOB訪問を通じて、自分と同じで型に嵌らないタイプの社員の方が活躍されていて、自分のやりたい事業(具体的には北極海航路の開拓など)を実現するのに最も適した環境だと判断して、商船三井を第1志望にしました。また、北極海航路開拓にあたってはロシア側との交渉、協力が不可欠であり、そのために自分のロシア滞在経験やロシア語能力を生かせると思います。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

他社の受験を通じて沢山受験経験を積んでおいた事。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格

エントリーシート 通過

実施時期
2020年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

当社に入社後、自分の心を豊かに満たしていくには仕事にどのように向き合い、どういった自己成長を通じて会社の発展に貢献したいと考えていますか。

ES対策で行ったこと

なるべく多くの先輩や同級生に見せてフィードバックを貰い、改善すること。また、書類を書く段階から既に会社についてよく調べ、予備知識を持ったうえで書くこと。

1次面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
営業部門中堅社員
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

持っているエピソードはそこそこ珍しく、目を引くものであったので、そこから得た自分の強みをよく分析しておいた事、そしてそれが会社の役に立ちそうだと判断されたことが通過のポイントではないかと思われる。

面接の雰囲気

中年の物腰柔らかな男性社員で、とてもやりやすかった。最初に、商船三井が求める人物像を提示され、それにマッチしているかどうかを見るという風に言われ、少し緊張した。

1次面接で聞かれた質問と回答

留学で得た物は何か?

大きな問題が発生した際にも、冷静に問題を検討し、思いつく限りの行動を起こせば意外にも何とかなる場合が多い。また、その際に「とりあえず」やみくもに行動するのではなく、結果からスタートして必要な要素をひとつひとつ冷静に検討し、行動のプランをよく練り上げてから実行に移さなければ意味がない。また、ひとつのプランがダメだった場合の事も慎重に考え、プランA、B、Cくらいまで周到に用意しておくことが成功の重要な秘訣だと考えている。自分がそれを最も発揮した例として、大学の中での交換留学の選考で不合格になってしまい、自分の力で留学先を探して受け入れを了承させた際の経験や、留学先でのトラブルに対処した経験を述べた。

ウズベキスタンに留学に行って良かったことは?

1点目は物価が大変安いこと。1年間で学費や住居費など全てを入れて60万円程度しか使わなかったため、大学の交換留学と違って官費の奨学金を貰えない私費留学としては大変助かった。2点目は、ウズベキスタンの人達が異民族である自分にも分け隔てなく接してくれたこと。行き先の大学は留学生を受け入れた事がほとんどなく、自分も現地の一般学生と同じクラスで全く同じ課程を受講していたが、クラスの仲間たちは昔から一緒にやってきているメンツの中に自分を受け入れてくれ、1年間一緒に授業を受けたり遊びに行ったりした。このような日本人とは正反対のメンタリティが、ただ一人異民族として入ってきている自分には大きな助けとなり、現在も彼らとの関係は続いている。

2次面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
営業部門中堅社員(男女各1)
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

1次面接では自分の経験とそこから得た強みを自信をもって話せればよかったが、2次ではそこから更に、その強みや経験が例えば会社の仕事でどう生きそうかということを、自分なりに最大限考えてプレゼンする準備をしておいたことが奏功したのではないか。

面接の雰囲気

ネットワークのトラブルで、時間を遅らせての面接となってしまったので緊張していたが、それを解きほぐすような言葉をかけてくれたので会社への好感度も上がった。

2次面接で聞かれた質問と回答

もともと海運や船に興味があったのか?

幼少期に映画「タイタニック」を見て以来、船や海がカッコイイと感じ、それと関わる仕事に就きたいとずっと思っていた。高校生までは、軍艦に乗りたいと思って海上自衛隊の士官になるため防衛大学校を受験したが、視力が悪く不合格となった。その後、大学に入ってしばらくは民間船舶の船乗りになりたいと思っていたが、視力だけでなく肌も弱いため船乗りの海上生活には耐えないと感じ、海運会社の地上事務系を目指すことにした。その中でも、純粋な海運のみの売上で日本一である点に惹かれ、北極海航路開拓などの大きな新事業にも果敢に挑もうとする挑戦的な社風も自分自身に合っていると感じ、しかも得意なロシア語を生かす環境がありそうな商船三井を第1志望とするに至った。

(逆質問)このコロナ禍でいくつかの小粒の海運会社は傾いているが、それを今のうちに多少の犠牲を覚悟で買収し、収束後の世界でのシェア拡大を狙ったりはしないのか?

確かに経営が厳しくなっており、今買収をかければそこそこ安い価格で買い取れそうな会社はあるが、商船三井自身ももちろん目下の経営状況は楽観視できるものではなく、いつ収束して輸送需要が回復するか分からない今は、まだそういった方針を打ち出せるほど安心できない。また、買い取ってシェアを拡大したとして、今後の輸送需要の伸びの潜在性を考えた場合に果たしてそれが最もよい選択なのかについても疑問が残る。すなわち、今後の世界で産業構造の変化などによって輸送需要がそれほど伸びなかったら、もし今無理をして船舶や港湾施設の保有量を増やしたとしても将来的に損にしかならない危険性がある。また、このようなことをあまり明言してしまうとインサイダー取引に該当してしまう可能性もあるので、詳しくは話せない。

最終面接 通過

実施時期
2020年06月
形式
学生1 面接官4
面接時間
40分
面接官の肩書
役員
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

志望動機や、自分の経験の話はもう何度もしているためよく準備できていた。それに加えて、自分の大学の専門の話や、特定の話題について自分がどう思うかなどの意見を求められる場合があり、それは普段から様々なトピックに対してよくアンテナを張っておいたことが奏功したと思う。

面接の雰囲気

2次までとはうって変わって厳かな雰囲気だった。場を和ますような話や言い回しをしても、あまり笑ってくれなかった。

最終面接で聞かれた質問と回答

外国人、異民族に指示を出す際に気を付けるべきことは何だと思うか?

留学先で現地人に指示を出してイベントの準備や実行をした際は、組織間の契約に基づいて彼らに指示を出しているので、彼らは指示を正確に遂行するのが当たり前だ、といったような日本人的な合理性は一度置いておいて、彼らに個人として接するよう心掛けた。すなわち、なぜこの仕事が重要かということだけでなく、なぜそれをその相手に頼んでいるのか、といったことまで細かく言葉にして伝える事で、「指示」という形ではなく、できるだけ個人と個人の「約束」、「お願い」といった雰囲気にするよう注意した。また、それを実現するためには自分自身が良く信頼されていることも大切なので、自分自身も彼らに指示を出した後で一緒になって作業に参加するなどした。

ロシア、ソ連の面白さとは何か?

イギリスの元首相チャーチルは「ソ連は最後の外国だ」という言葉を残しているが、欧米、更に詳しく言うならアングロサクソン中心の世界秩序の中に日本や中国、インドと言った非ヨーロッパの国々も組み込まれている。それに対してソ連、ロシアは共産主義を標榜した独自の世界観を作り上げた実績があり、現在もヨーロッパ的な合理主義を旨とする世界秩序とは全く違ったところにいる点が大変興味深い。また、ロシア、ソ連はアメリカ以上の多民族国家であり、しかもそれがアメリカやヨーロッパほど大きな問題や民族間衝突なく維持されている点が大変興味深く、実は多民族を統べる国家として学ぶところがあるのではないかと感じられる点がやはり興味深い。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

そもそも最終面接の連絡が来たタイミングで、第1志望かどうかをよくチェックされた。内定後にすぐ辞退したので分からないが、おそらく受諾していれば他社の辞退は必須であったと思われる。

内定に必要なことは何だと思うか

まずは海運業界を志望する理由を念入りに考えておくこと。その際に、志望動機はやはり他人とは差がつけにくいので、何か自分なりのオリジナルのエピソードや思いなどをきちんと盛り込んでオリジナリティが出せると良い。そのうえで、商船三井は会社自体に対する熱意やこだわりを強く求めてくるため、きちんと商船三井の個性を、会社の事業と雰囲気の両面からよく理解し、自分がそれに合っていると強調して売り込んでいく事が大切だと感じた。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

総合商社を第1志望にしている受験者が多く、それを正直に言ってしまうとなかなか内定が出にくいように感じた。同業他社も他業界も含めて、商船三井が第1志望であると感じた人にしか内定を出さないように感じた。また、保守的で官僚的な性質と有能さを持った人はなかなか会社に合わないと思われてしまうのではないか。自分の派手なエピソードが1次でも2次でも受けがよかったため、やはり派手な行動力や変わった発想力を持った人材を求めていると思われる。

内定したからこそ分かる選考の注意点

相当2次で絞りこんだうえで最終面接に呼んでいるように感じたので、最終面接ではそれほど落ちないのではないか。ただ、やはり商船三井が第1志望であると繰り返ししつこく言うぐらい強調しておかないと志望度を疑われて最終面接前で落とされかねない。また、派手な行動力や変わった発想力を発揮した面白い話を好む会社なので、そういったエピソードが無い人は向かないかもしれない。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定後すぐに辞退したため会社からの連絡は特になし。

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株式会社商船三井の選考体験記

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Q. 志望動機
A.
私は国内外を問わず、たくさんの人の生活を支える仕事がしたいという思いがあり、貿易を通じて経済を支えている貴社を志望しております。貿易大国である日本において9割以上が船による海上輸送で貿易が行われていると知り、海上輸送の規模の大きさと社会的貢献度の高さに気づきました。貴社は日本郵船グループの一角という安定性と大きなネットワークを有しているほか、船会社の中で日本で唯一モジュール船を所有しており、様々な貨物の輸送ニーズにきめ細やかに対応できます。私も貴社の一員として、世界中にあらゆる貨物を運ぶことで、その地域の発展にも寄与し、社会を支える一助となりたいです。その中でも規模が大きく、国や地域の発展にもつながるような貨物を扱うモジュールチームで。船の安全を確保しながらお客様の貨物を輸送することで、会社からもお客様からも信頼される人材になりたいです。 続きを読む
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公開日:2021年6月6日

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Q. 志望動機
A.
中国で生活していた頃、必要な日本の製品がほとんど全て手に入れられたこと、また、振り返れば日本でも国内にいながら様々な国のモノや文化に当たり前のように触れられていたことに気付き、国際物流によって自分たちの生活がいかに便利で豊かなものになっているかということを実感しました。そして、国際物流の中でも特に海運の果たす役割が非常に大きいこと、御社が経済成長著しいアジア域内で強力なネットワークを持つ最大の船社であることを知り、ぜひ私も留学経験や語学力を活かして世界中の企業の成長や人々の生活を支えることに貢献したいと考え、志望いたしました。さらに、現在三人目の社員の方が台湾研修に行かれていることや最近インドへ出張された社員の方がおられるというお話しを聞き、海外で働く機会があることも魅力に感じました。 続きを読む
good_icon 0 good_icon 0

公開日:2017年6月13日

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商船三井の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社商船三井
フリガナ ショウセンミツイ
設立日 1884年4月
資本金 654億35万1028円
従業員数 1,349人
※社外への出向者等を含む(陸上839名・海上510名)
売上高 1兆6524億円
※2018年3月期 連結
決算月 3月
代表者 池田 潤一郎
本社所在地 〒105-0001 東京都港区虎ノ門2丁目1番1号
平均年齢 38.4歳
平均給与 1675万円
電話番号 03-3587-7111
URL https://www.mol.co.jp/
採用URL https://www.mol.co.jp/saiyou/
NOKIZAL ID: 1130986

商船三井の 選考対策

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人材紹介の専門性と倫理の向上を図る 一般社団法人 日本人材紹介事業協会に所属しています。
当社は 東京証券取引所 、 福岡証券取引所 の上場企業であり、ユーザーと事業者のマッチングDX事業を展開している ポート株式会社 のグループ会社です。
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