【農業未来への一歩】【23卒】全国農業協同組合連合会の総合職（県域コース）の本選考体験記 No.30050（非公開/女性）（2022/12/5公開）

JA全農　企業説明会

JA全農の全体像と働き方の詳細について説明、各県職員（4名）との座談会

各県職員との座談会の際に、積極的に質問をする学生がほとんどいなかったため、積極的に質問するようにした。ただ、あまり出しゃばりすぎないように周りの様子を見ながら質問を重ねた。また、自分の希望する県、担当の社員をあらかじめ確認し、その部屋（zoom）を訪問した。

参加必須だった。

一般常識に関しては念のためSPIの対策本を2周しておいた。時間などは特に気にせず、解き方を忘れてしまっている問題を中心に勉強した。

筆記試験60分（60分で120問、言語5問→数的推理5問→判断推理5問→言語5問→・・・と科目が入れ替わりで出題）、適性検査30分

筆記試験60分（60分で120問、言語5問→数的推理5問→判断推理5問→言語5問→・・・と科目が入れ替わりで出題）、適性検査30分

これが本当のSPI3だ！/SPIノートの会

学部選択理由、自覚している特徴、他者から見た特徴、自己PR、学生時代に力を入れて打ち込んだこと、学生時代のアルバイト、志望理由、農業・食に関しての興味・関心。

採用サイトのマイページから提出

用紙を印刷して手書きで記入

農業への関心がとても強いことをアピールした。

自分の考えやこれまでの経緯をじっくり考えながらまとめておいた。さらに就活サイトやONE CAREERの投稿を見ながらブラッシュアップした。

就活サイトやONE CAREERの投稿

なし。

所要時間が短かったため、簡潔に答えることを意識した。しかし、言葉足らずにならないように分かりやすい言葉を選び、丁寧に伝えた。雑談に近い形で、リラックスさせてくれたため、落ち着いて回答することができた。

制限時間は10分と短いため、冷淡にテキパキと進めていくのかと思っていたが、終止和やかだった。面接官は中年の男性だったがよく話しを聞いてくれた。

なし

就活会議、ONE CAREERなど

所属している学部学科の選択理由

高校時代の整美委員会の活動を通して環境問題に強く興味を持ちました。また祖父母が農家を営んでおり農業を身近に感じていたこともあり、環境問題と密接に関わりのある農業分野での学びを決意しました。特に、持続可能な農業を続けるための手段として病害虫について学ぶため、植物病理学を専攻しました。大学では○○の病気について研究しており、その病原体が特定できれば防除法を提案することが期待できます。また防除法を提案できれば最終的には○○の安定生産に貢献することが可能であると考えています。研究では生産者を訪問する機会もあり、高齢化や過疎化などの農業が抱える問題についても考させられました。御会に入会した際にはそういった問題解決にも携わりたいです。

自身の研究内容について

江戸東京発生する発生する発生するモザイク症の原因究明というテーマで研究を進めています。都内生産圃場で栽培中の「○○」にモザイク症状が発生し、研究がスタートしました。これまでの研究から、その病原性因子は何らかの植物ウイルスである可能性が示唆されたため、そのウイルスの特性解析やゲノム解析を行い、本研究により初報告となる○○のウイルス病を明らかにすることを目的として、日々研究に励んでいます。ウイルスのゲノム配列等を対象とした診断技術やウイルス伝染環(発生方法や伝播方法)の解明に基づく防除技術が開発されることで、最終的にはウドの安定生産への貢献が期待されます。実際には、生産圃場を訪れて生産者にお話を聞く機会もありました。

待合室に案内され、二名の女性社員から流れが説明される。時間になるとマスクを外して面接室に入り、開始。

入会を希望する熱意とやる気を存分に伝えた。また、笑顔でハキハキと話すことを意識した。普段目から上のみ化粧をしている私だったが、予想外のマスク着脱だったため急いで口紅を塗った。面接官はマスクをしており、パーテーションが設置していたため、感染の心配はなかった。

中年の男性2名だったので少し身構えて緊張したが、終止穏やかでよく話しを聞いてくれた。威圧感は感じなかった。

なし

就活会議、ONE CAREERなど。

食・農業について関心のあること

私は農業に対する若者の意識に危機感を持っています。収納人口は年々減っており平均年齢も上がっています。そんな中で若者の農業に対する関心が薄れているように感じられます。例えば、私は今就職活動中ですが周囲にはIT業界を志望する学生がほとんどで農業業界を志望している学生はほぼいません。また食には興味があるものの、一次産業である農業にはあまり関心のない人が多いように感じられます。そこで、御会であれば全国各地の生産者とのパイプがあり、知名度も高いため、若者に農業について考えてもらう機会を提供することが可能であると考えます。現在も新規就農者向けの指導などを行っていますが、もっと多くの人に知ってもらい、農業を身近に感じてもらうためのイベントを行いたいです。

農業に興味を持ったきっかけ

母が食に対するこだわりを持っていると知った時です。私の家では食料品の定期便サービスに加入しています。そのサービスを行っている団体を調べてみると、参加している生産者は無農薬栽培農家であったり様々なこだわりを持った農家であるということが分かりました。例えば、野菜以外にも鶏卵一つとっても、スーパーで売っているような黄身の色が強いものではなく、従来の自然な色をしています。これは着色をしないで提供しているためだということが分かりました。そのようなこだわりを知り、少し値段が高くても購入してくれている母に感謝するとともに、私もそのような生産者を支えるお手伝いがしたいと考えるようになりました。御会でならそのような活動が可能であると考えます。

二次面接通過後にマイページにメッセージがくる

事務所のある階に到着すると設置されている電話にて人事を呼び出した。その後面談室に案内され、時間になったら人事がリクルーターを連れてくる。

若手社員（当方の場合は大学院2年だったので一つ上の24歳、入会3年目の男性社員だった）であり、年が近く話しやすかった。終止穏やかだった。

若手社員だからといって馴れ馴れしくしないこと。また、自分の志望する事業担当でなくても興味をなくさず熱心に質問することなど。

就活会議、ONE CAREERなど。

事務所のある階に到着すると設置されている電話機で人事担当に連絡し、待合室に連れて行ってもらう。そこで志望度と選考状況についての聞き取り調査を受けた後、時間になったら面接室に案内された。面接室にはマスクを外して入室。入室後はカバンを指定の机に置き、椅子の横で大学名・名前を言い、開始。面接後は連絡はせず帰宅した。

特に志望度が高いことを意識して伝えた。また同時に、当方が志望する事業に携われなくても構わないという他事業への熱意も伝えた。その他、マスクを外していたため、笑顔でハキハキと話すこと、礼儀正しさを意識した。

和やか。4人の男性社員相手だったが、みな優しくとてもよく聞いて下さり、発言するときには眼鏡を外してくれた。とても話しやすい雰囲気だった。

なし

就活会議、ONE CAREER

研究内容の詳細について

江戸東京野菜○○に発生するモザイク症の原因究明というテーマで研究を進めています。都内生産圃場で栽培中の「○○」の葉にモザイク症状が発生しました。これまでの研究から、その病原性因子は何らかの植物ウイルスである可能性が示唆されました。そこで、そのウイルスの特性解析やゲノム解析を行い、本研究により初報告となるウドのウイルス病を明らかにすることを目的としています。また、ウイルスのゲノム配列等を対象とした診断技術、ウイルス伝染環の解明に基づく防除技術が開発され、最終的にウドの安定生産への貢献が期待されます。研究は主に活動は研究室内での活動となりますが、実際に生産者の方を訪問してお話を聞く機会もありました。

入会後にやりたいこと

私は生産事業部の営農販売課にて組合員が生産した青果物の流通に携わり、最終的には規格外製品に対する取り組みがしたいと考えています。これまでもフードロスを減らしたいという想いの下、病害虫対策という観点から植物病理を学んできました。そこで、同じくフードロスという観点から規格外製品の販売に興味を持っています。御会であれば、様々な企業とのタイアップにより規格外野菜の加工品提案などが可能であり、私の就職活動の軸である『農業を通して社会問題の解決に貢献したい』という想いが実現できると考えています。また、営農販売課に配属されなかった場合には、生産資材課を志望します。その場合には、これまで学んできた農薬などの知識を活かせると考えています。