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【活気と経済を支える想い】【18卒】大阪信用保証協会の総合職の本選考体験記 No.4933(関西学院大学/男性)(2018/2/13公開)

大阪信用保証協会の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒大阪信用保証協会のレポート

公開日:2018年2月13日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 関西学院大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定
  • 大阪モノレール

選考フロー

企業研究

 大阪信用保証組合は名前から見ても分かるとおり、企業ではありません。企業は利益の追求を目的に活動を行っています。企業では利益を上げられる人が評価され、新しい社員を採用するという場面においても利益を上げられそうな人を選びます。しかし、企業ではない信用保証協会はどうでしょうか。この問いについて考えてみると理解もふかまり、どういった自己PR、志望動機をつくればいいかわかってくると思います。
 募集人数は企業に比べるととても少ないです。しかし、兵庫県信用保証組合など近隣府県と比べれば多少は多いかもしれません。応募者数はそれなりに多いので印象に残るようにしっかりとアピールしなければなりません。アピールは採用担当者の印象に残るようにすることが大切です。たとえば積極的に質問するなどです。質問にこたえてくださる職員の方もいますが、担当者の方でなければ無駄骨折になってしまうこともあるので注意です。
 どの段階でも大切なことですが、質問を用意したり、これまで行われていた事業や経営状況、経営理念、社長や理事長のメッセージを事前にしっかりと把握し準備しておくことがとてもたいせつです。

志望動機

 「大阪そして関西の発展を次の世代へとつないでいきたい」という想いがあり、御協会を志望いたしました。その思いを抱いたきっかけは、八尾市で八百屋を経営していた祖母が2年前に店を閉めたことにあります。
 祖母の経営していた八百屋の周りには駄菓子屋や豆腐屋などたくさんの店があり、にぎわいのある地域でした。しかし、10年ほど前から人々が少なくなっていき、地域にあった活気が失われたとききました。そのため、仕事を通じて大阪、そして関西の活気を取り戻したい、より発展させていきたいと考えました。
 そこで、大阪で唯一、信用保証という分野で、地域発展の原動力である事業者の方々を金融面から支えられる御協会で、その想いを実現したいと考え、志望いたしました。
 仮に入会できた際には、保証審査に携わりたいと考えています。これまで培ってきた「専門性を身につける行動力」と「相手の要求の真意を読み取る力」を活かして、まず知識や必要なスキルを身につけ、書類審査、実地調査を通じ、事業者の方々と直接お話しするなかで、事業者の方々の想いや考えを受け取っていきたいと思っています。
 そして、その後は、経営支援に携わり、地域、そして経済発展の要である、中小企業の創業や事業承継、また経営や再生を支援することで、活気を生み出し、大阪の発展を次の世代へとつないで行きたいと思っています。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年03月

座談会・懇親会

形式
学生不明 面接官不明
実施時期
2017年04月

WEBテスト 通過

実施時期
2017年05月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

テストの種類に関係なくSPI3の参考書を使って勉強しました。毎日少しずつ進めていき、2周繰返し勉強し、間違えたところをマークし、そのあとまた間違えたところだけを解く、という風にしました。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格検査

グループディスカッション 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生6 面接官不明
時間
30分
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

テーマ

訪日外国人観光客を大阪で1日案内するならどのようなプランを立てるか。 私たちのチームのテーマはアミューズメントでした。

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

協調性があるかどうか。周りで常に二人の担当者が見ており、時間が限られているため、話しすぎず、それでいて論理的な発言ができているかを見られている。また、最後に発表があるため、それに向けた時間の管理もできているか見られる。

1次面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生4 面接官3
面接時間
20分
面接官の肩書
課長
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

紹介する相手に適切な質問をなげかけ、しっかりと情報を引き出し、それに応じたふさわしい説明をした点。2つ目の質問の応えに関しては少し蛇足になった感がある。

面接の雰囲気

面接官も緊張している印象を受けた。私たち学生に対して目はあまりあわせず、質問を作業のように淡々としていくという感じであった。

1次面接で聞かれた質問と回答

隣の人とペアになって、相手の人に質問をしていって、そこから得た情報をもとに、私たち面接官に相手の人のことを説明してください。

〇〇さんは、様々なものごとに一生懸命になれる人です。国際交流部においてスピーチコンテストやディベート大会に出場するかたわら、テニスサークルに所属し、関西の大学テニスサークル対抗の試合で準優勝をしました。また、趣味で行っているボーリングでも、全国大会に出場するなど活躍しています。〇〇さんが様々なことに挑戦し、結果を出していくことができる理由は、途中であきらめたりせず、夢中になって努力し、そのものごとを極めたいという思いがあるからです。そのため、〇〇さんは仕事においても一生懸命に取り組み、請け負ったあらゆるタスクをしっかりとこなしていくと思います。信用保証の仕事においては審査など、様々な会社を担当することも多いと思いますが、しっかりとやり遂げるでしょう。

ペアの方があなたのことを説明してくれましたが、どうでしたか?補足説明などがあれば教えてください。

〇〇さんは、非常に的確に説明してくださったと思います。(〇〇さんに対して)ありがとうございました。私は大学の部活動において部長としてボランティア演奏の取り組みを推進してきました。その際に心がけていたのは「何を依頼者のかたが求めているのか」ということを考えることでした。本当にしてほしいこと以外のことばかりしていても、それはボランティアではなくただの押し付けです。何をしてほしいかを考えて行動することではじめて相手に満足して頂くことができます。この「相手がもとめていること」を考えることを仕事においても心がけ、お客様が何をしてほしいと思っているのか、また、仕事仲間が何か助けを求めていないかなどを考えながら御協会に貢献していきたいとおもっています。

2次面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官5
面接時間
30分
面接官の肩書
部長
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

ただ質問に答えるだけではなく、いかに貢献していくか、またそれは具体的にどのようなこころがけをもって、あるいは取り組みをして達成するのか、というところまでいえると、面接官は将来像を描きやすいと思います。

面接の雰囲気

非常に無愛想な人が大半だったが、一人だけ優しい人がいた。そのひとが最初に質問をし始めて緊張を解こうとしてくれた。

2次面接で聞かれた質問と回答

取り組みたい仕事、具体的にどのような仕事をしたいのか教えてください。

保証審査に携われればと思っています 事業者の方々のお話を直接きき、想いや考えを受け取って、お客様の支援に役立てたいと思っているからです そして、そういった経験を活かして、経営支援や中小企業の創業・経営・再生支援に携わりたいと思っています。昨今では企業数が減少していっています。中小企業は地域経済における活力の源であり、中小企業が減るということは地域の衰退に繋がりかねません。 そのため、御協会で行われている創業者向けの保証制度の充実をはじめ、創業セミナーや事業計画作成講座、創業間もない中小企業に対する経営指導など、創業支援の拡充に携わり、また、既存のお客様に対する期中支援策として、財務診断サービスの提供や、経営サポート会議等で貢献したいと思っています。これらの活動を通じて、企業の育成や経営基盤の強化に取り組み、大阪が元気になるようにしていきたいと思っています。

最近気になるニュースはありますか?

日本全体で進行している少子高齢化について非常に興味を持っています。今後ますます高齢者の方々が多くなっていくなかで産業の担い手が減少し、経営状態は悪くないのに事業の継承ができず会社がなくなってしまうということが更に多くなってしまうのではないかと危惧しているからです。また、少子化で人工が減少していくと、経済の担い手が減るということだけでなく、企業のサービスや販売したものが購入されず、倒産していく企業も増えていくからです。そういった状況のなかで、御協会でこそ大阪、そして関西、日本を元気にしていけると感じています。保障審査や事業承継のサポートを企業に対して行っていき、発展の原動力である企業の発展を支えていきたいと思っています。

最終面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官5
面接時間
30分
面接官の肩書
理事長、役員
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

理事長まで出てきて非常に圧力のある面接であったが、それに屈しない態度を見られていると思う。仕事をするなかで経営者などと接する場面は多いが、そういったときの動きなども考えてのことだと思う。

面接の雰囲気

理事長はずっと下を向いてエントリーシートを見たまま質問は最後までしなかった。質問への答えに対してあざけるように笑う場面があったが、多少のストレスを与えてどう反応するかを見ているのだろうと思う。

最終面接で聞かれた質問と回答

ゼミナールで「ディベート大会で勝利」した、と書かれてありますが勝因はなんだったと思いますか?

準備を徹底的に行ったということがもっとも大きかったと思います。メンバーはディベートの経験がほぼありませんでした。また、準備期間も1ヶ月と短いため非常に苦労しました。そこでメンバーを率いて以下の3点を実行しました。一つ目は、過去の録画ビデオや資料の研究です。必要な準備と役割を洗い出していきました。二つ目は、本番を想定してのシミュレーションです。模擬ディベートと想定問答集の作成を行いました。三つ目は、週3回の全員での議論です。議事録も作成し、その時点での自分達の状況を把握しました。この3点を実行した結果、私達は勝利し大きな達成感を得ることができました。それから、PDCAサイクルをうまく活用しながら準備を進めた点も勝因としてはあると思います。

PDCAサイクルですか。具体的に説明して頂けますか?

PLANの段階では、現状を把握し今何をしなければならないか、ということを洗い出していきました。本番まで時間がないということ、またメンバーがほとんどディベートというものをやったことがないという状況の中でいかにして教えていくかということが課題としてあり、それらに対する準備の方法を考えていきました。DOの段階では、実際にゼミの教授を相手に模擬ディベートを行ってみて、CHECKの段階で、そこでの改善点などを出していきました。そして、ACTIONでその改善点をもとに再度先生とディベートを行うというサイクルを3回まわしました。これらPDCAサイクルの活用が勝利につながったと思います。御協会においてもこのPDCAサイクルを駆使して貢献していきたいと思っています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

面接後も、ほかに受けている企業は?とか第一志望か?など質問された。しかし、就職活動を止めるように強制されるようなことはなかった。

内定に必要なことは何だと思うか

大事なのは企業とは違うことである。企業であれば、利益を上げられる人が評価される。しかし、非営利の団体である大阪信用保証協会は評価の点はそこにはない。若手の職員との座談会のときには「定時で帰れるよ。ほかの企業とかで働いてる友達とかはノルマに追われてるけど、そんなんもないし」と言われた。そのため、いかにして大阪信用保証協会に貢献するか、ということを自分なりに考えることが大切だ。そしてそれを論理的に説得力をもって採用担当者に伝えられるかが勝負の鍵である。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

内定が出ない人の話を集団面接や帰りの道中できいていると、まったくもって事前の準備が足りないと感じる。企業や団体のことで、「あれってああいうことだよね」ときいても全く何のことかわからなそうにしていたりする。今から受けようとしている、あるいはもしかすると就職するかもしれないというところのことを知らないということの恐ろしさを感じる。

内定したからこそ分かる選考の注意点

面接を受けている段階ではあまり感じなかったが、実際に働いている人や他の内定者の様子などを見てみると、いわゆるイケイケ系、やんちゃのように見える人がいた。自分がおとなしいタイプなので少しだけ居心地の悪さを感じた。

内定後、社員や人事からのフォロー

今後何かすべきことはあるかと電話でたずねた際に丁寧に対応して頂き、またいつでも電話してアポイントをとればきてもいいということを言って頂けた。

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大阪信用保証協会の 会社情報

基本データ
会社名 大阪信用保証協会
フリガナ オオサカ
設立日 1950年8月
資本金 1268億円
従業員数 332人
売上高 429億7400万円
決算月 3月
本社所在地 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田3丁目3番20号
電話番号 06-6131-7567
URL https://www.cgc-osaka.jp/
NOKIZAL ID: 2327265

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