【新たな出版世界へ】【20卒】ぎょうせいの夏インターン体験記（文系/総合職）No.6295（国際基督教大学/女性）（2019/7/12公開）

出版社に興味があり、娯楽系の出版社とはまた違った行政系の出版社について知りたかったから。このときは会社について何も知らなかったが、とにかくいろいろな出版社を見て、出版業界の全体像をつかもうと思い、応募した。

インターンの選考は特に設けられていなかったので、参加前に何も勉強しなかった。社員座談会があるのがわかっていたので、質問ができるように会社の概要は調べておいた。

会社で発行している「ガバナンス」という雑誌で特集を組むとしたら、どのような企画を打ち出すか、グループワークを通して企画立案せよ。

1日目にやったこと

雑誌の特集企画をグループで話し合い、立案した。最終的に模造紙にまとめ、全体の前で発表する機会があった。後半は社員の方が座談会を開いてくださり、自由に質問できた。

人事の社員

なし

参加学生全員の雑誌企画立案に対してフィードバックしてくださいました。どのような問題が今地方自治体や国で課題として認識されているかなどがわかって勉強になりました。

準備の段階で困難に思ったことは特になかったが、グループワークでは学生同士意見を一つにまとめなければならず、時間も限られていたので大変だった。はじめに役割分担をするところで積極的な学生にリードされてしまい、自分を出すのが難しかったと感じました。

社内の雰囲気が一目瞭然でわかりました。出版社と言っても、その会社が出版している書籍や雑誌の種類によってこうも社員の雰囲気が異なるのかと驚きました。株式会社ぎょうせいは落ち着いていて真面目な社員が多く、民間企業というよりもどちらかというと独立行政法人の色合いが強いと感じました。

この会社が刊行している雑誌「ガバナンス」の企画作業をしたので、実際にどのような内容の記事が書かれていたのか調べておくと良いと思った。

今回の株式会社ぎょうせいのインターンシップは雑誌編集の作業に特化していたので、企画の体験はできた。しかし、実際の話を聞いてみると、この会社には出版事業以外に様々な事業内容を展開しており、新卒採用者の中でも雑誌編集に初めから携われる人はほぼいないことがわかったので、働いている姿を想像できたわけではなかった。

出版社の中でも株式会社ぎょうせいは国のサポートとしての特色が強く、それゆえ参加している学生や働いている社員さんの雰囲気がとても真面目で堅苦しく感じたので、私の性格に合わないと感じました。他の学生がスーツで参加している中、カジュアルな格好で行ってしまい浮いたのも理由の一つです。

さきほど書いたように、自分の性格と株式会社ぎょうせいの会社の雰囲気がミスマッチしていると感じたからです。社員さんはとても丁寧に仕事をこなしているように感じましたが、仕事に対する熱い思いや、パッションを感じることができなかったので、志望度が上がることはありませんでした。

インターン参加者のみが紹介される選考がありました。そこでは１次面接であるグループワークを受ける必要がなく、初めから面接に進むことができる機会が用意されていました。

インターンシップに参加する前は、ただ漠然と出版社に行きたいと考えていました。どのような出版社があるのか自分の中で分類できていなかったので、とりあえずたくさんの数を応募しようと考えていたのですが、インターンシップに参加してから、きちんとその出版社の特色を意識するようになり、出版社の中でも娯楽系の書籍、雑誌を取り扱っているところに絞ろうと考えるようになりました。

インターンシップ参加後は、漠然と出版社に行きたいと考えていてはダメだと思い、その出版社の扱っている書籍や雑誌をしっかり把握しようと勉強するようになりました。また、就職活動においてその会社の特色以上に自分の性質を理解することが大事だと感じたので、会社と自分がマッチしているかどうかを主軸に会社選びをするようになりました。