16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 慶應義塾大学 | 男性
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Q.
学生時代に最も苦労して取り組み成し遂げたこと
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A.
学外のバレーボールチームのコーチとして、選手たちと共に試合で勝利を目指したことだ。人の役に立ち、頼りにされたいという想いから取り組んだ。しかし、当初は技術不足が原因で私は選手に不信を抱かれ、「こんなコーチでは不安だ」と言われていた。歴代のコーチのように技術で信頼を得ることができない私は、従来のコーチ・選手の関係を改善することで信頼関係を築こうとした。従来の上下関係では双方の意見交換ができておらず、改善できれば指導に選手の意見を反映させることができるようになり、さらに強いチームになることができると考えたからだ。まずは、粘り強く対話を繰り返した。その際に、力不足の自分は選手の意見を指導の参考にしたい、と伝えることで自分をさらけ出し、選手たちと腹を割って話をすることを心掛けた。また、自主練で技術を磨いたり、教本で知識を身に着けたりして、対話だけでなく行動でも熱意を伝えた。こうして選手と意見交換をするようになった私は、信頼の獲得と本音を聞き出すことが可能になり、選手の意見を活かした指導をすることができるようになった。チームは5年ぶりに試合で決勝リーグに進出し、私も選手から頼られる存在になることができた結果、「コーチに指導してもらえてよかった」と感謝されたことは忘れられない。自分をさらけ出して人と向き合え、人のために努力を厭わない性格が、選手と信頼関係を築き上げることに繋がったと自負している。私はこの経験で、「自分なりの視点を持つこと」と「根気よく熱意を示すこと」が困難に向き合う際に重要だと学ぶことができた。社会に出て困難に立ち向かう際も、がむしゃらに取り組むだけでなく一度立ち止まり別の方法や自分なりの方法を探すこと、諦めずに何度も行動を起こすことを心掛けていきたい。 続きを読む
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Q.
あなたの強みを活かして、京成電鉄で何を実現したいか
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A.
私は、京成線沿線に国内外の観光客を呼び込みたい。高校生時代に通学で京成本線を利用していた際、成田空港から都心へ向かう外国人観光客が京成佐倉・京成臼井間の田園風景を食い入るように眺めたり、写真を撮ったりしている場面を何度も目撃した。それ以来、富士山や京都のようなわかりやすい日本の魅力だけでなく、のどかな日本の原風景も観光地になるのではないかと感じている。実際、東京・大阪間のゴールデンルートが目当ての外国人観光客だけでなく、近年は日本のコアな魅力を目当てにしているリピーターが増加している。外国人観光客を快適に成田空港から都心へ輸送するだけでは、沿線に空の玄関口を有しているという強みを活かしきれていないと考えているため、彼らを途中下車させることを実現したい。 例えば、駅前のレンタサイクルを利用して印旛沼周辺の景色をサイクリングで堪能してもらう。彼らは大荷物なのでコインロッカーを充実させていく。近辺には武家屋敷などの昔ながらの家屋や城下町の街並みがあり、喜んでもらえるだろう。スカイライナーと同様に機内や空港内で広告を打てば、日本らしさに触れたい外国人観光客を呼び込むことができる。そして注目が集まれば、国内からも観光客が来るだろう。 これを実現するには地域の観光協会との連携が不可欠である。私は「人と向き合うことで信頼関係を築くことができる」という強みを活かして、沿線地域の活性化という共通の目標を実現させるため協力をしていきたい。私は人と向き合う際、上記の経験のように「自分をさらけ出すこと」と「行動を伴う熱意を示すこと」を大切にしている。京成電鉄にできることできないことを真摯に伝え協力を引き出し、自ら率先して働きかけることで、沿線地域の発展及び京成電鉄の発展に貢献したい。 続きを読む