20卒 本選考ES
技術職
20卒 | 埼玉大学大学院 | 女性
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Q.
志望理由,選考に関する意気込み
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A.
漢方薬の良さを世界中に広めていくための科学研究に携わりたいと考え、貴社を志望させていただきました。天然物の中でも植物には、厳しい環境においてもその場から移動せずに生き抜く力が備わっており、この恵みを活かすことで人が本来持つ「自己回復力」を高めることができると考えています。このことは、西洋薬では対処できないとされるストレス関連疾患や生活習慣病において、漢方薬では体質そのものの改善を目指すことによって根本治療が可能であることからも明らかです。このような西洋薬にはない強みから、漢方薬の持つ可能性や将来性に魅力を感じています。貴社は「天然物を活かした商品作りで、人々の幸せに貢献すること」を使命として、漢方薬や天然素材の可能性を追求しています。さらには近年、漢方薬のヨーロッパ市場を開拓し、将来的には世界市場の創出を目指しており、私は貴社のそのような挑戦的な姿勢に感銘を受けました。貴社で漢方薬の研究に携わることで、可能性を追求して新たな価値を創造するとともに、ヨーロッパをはじめとした世界中に漢方薬を普及させていきたいと考えています。 続きを読む
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Q.
困難を乗り越えた経験(どのように考え,どのような行動をしたか具体的に)
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A.
私は研究活動中に、特に外国人指導教員とのコミュニケーションに関して困難な経験をしました。研究室に配属されるまで英語を熱心に勉強したことがなかったため、最初は会話をすることはおろか、聞き取ることすら全くできませんでした。また、研究分野に関連する授業がなかったため、殆ど何もわからない状態で研究が始まりました。直属の先輩もいない状況であったため、できるだけ周りの人を頼らずに、効率よく英語や研究に関する勉強ができる方法を考えました。初めの頃は翻訳サイトを利用することで会話をし、わからないことは事前に作成した英文を読み上げることで質問をしていました。また、研究に関する論文を渡してもらい、手書きで全文を書き写したあとに自力で和訳をすることで、知識を深めると同時に語彙を増やしていきました。勘違いから不要な実験で丸一日無駄にしたり、お互いの誤解からすれ違ったりしたこともありますが、なりふり構わずあらゆる手段を用いて伝える努力を続けました。その結果、英語力を飛躍的に向上させて専門的なやり取りを英語で行えるようになり、日常会話も行えるようになりました。 続きを読む
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Q.
将来どのような人物になり、どのようなことを実現したいか,具体的に
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A.
私は将来、漢方薬の可能性を追求していくために、新しいことに挑戦し続ける研究者になりたいです。私はこれまでの人生で、周りの人がやらないような様々なことに挑戦し、自分のやりたいことを形にしてきました。小学校の版画の授業では、他の生徒が単色刷りを重ねていくオーソドックスな方法だったのに対し、私だけが一度に多色を扱う方法に挑戦し、県知事賞を勝ち取りました。大学では、本学初となる薬科大学への研究留学に挑戦し、現地の研究者と協力して自身で合成したナノ粒子の安全性・安定性の試験を行いました。このように自ら進んで挑戦してきた経験から、これからも誰もやったことがない新しいことに取り組んでいきたいと考えています。貴社には若手社員の成長を大切にする風土が根付いており、若手でも責任ある仕事ができる環境や自主性を大切にする社風に魅力を感じています。常識にとらわれない発想力と持ち前のチャレンジ精神で、貴社の研究者として天然物の可能性を追求して新しい価値を創造していくとともに、将来的には漢方薬の良さを世界中に知ってもらうための科学研究に携わりたいです。 続きを読む
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Q.
自由に自己PR(イラストなど可)
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A.
私は「知的好奇心・探求心が強い」人間です。小さい頃から身の回りの現象の理由について疑問を持ち、あまりの質問の多さに親を困らせてしまい、子供向けの科学誌を買い与えられてしまうほどでした。こうした「知識欲」から生まれた「粘り強さ」が私の強みとなり、研究において目覚ましい成果を上げることができました。研究室では、特徴的な性質を示すナノ粒子や、それを医療分野に応用するという挑戦的なテーマに興味を持ち、自ら志願して外国人教員の下につきました。始めの頃は全く英語を聞き取ることができない状態であったため、指導教員と意思疎通をはかれなかったのですが、自分が理解できるまで粘り強く質問し、さらには自分の考えを伝えてディスカッションを繰り返してきました。これらの努力を重ねた結果、指導教員と専門的なやり取りを英語で日常的に行えるようになり、さらにはアメリカ合衆国の薬科大学への研究留学を叶えました。また、「知識欲」に基づいて研究活動に励んだ結果、国際学術誌へ論文を寄稿して掲載されました。今まで誰もやっていないことに努力を積み重ねて挑戦できた経験は、現在の私の「チャレンジ精神」に繋がっていると感じています。こうした「知識欲」や「粘り強さ」、「チャレンジ精神」により、貴社の研究者として様々なことに挑戦していくことで、人々の健康や幸せに貢献していきたいと考えています。また、未解明な部分の多い漢方薬において作用するメカニズムの解明やエビデンスとなるデータの収集をしていくことで、西洋薬では治療が難しいストレス関連疾患や生活習慣病に苦しむ世界中の人々に漢方薬を届けられるようにしていきたいです。 続きを読む