【提案は具体的に】【19卒】Ｐ＆Ｇジャパン合同会社の冬インターン体験記（文系/営業統括）No.2859（早稲田大学/女性）（2018/4/9公開）

外資メーカーに興味があったから。たまたま内定者の先輩に話を聞く機会があり、インターン参加者は優遇されるという話を聞き、あまり自信はselling battleで渡り合えるのか自信はなかったがとりあえず応募してみることにした。

ESがなくWebでの適性診断とテストが一次。適性が結構長かった印象。時間制限もあるのでリーダーシップと論理思考の項目に気を付けながらもサクサク答えるようにした。WebテストはCABの問題集の図形や暗号の問題を一通り溶いてから臨んだ。二次の筆記は国語と数学はそこまで差がつかない印象。英語で差がつくのかなと思った。

テーマ：Xストア担当の営業になった設定で、実際にバイヤーにヒアリングをして販売戦略を提案するというもの。5－6人のグループで行う。

1日目にやったこと

はじめに会社についての説明と、トレーニングという名称で簡単な営業のノウハウを教えていただいた。お昼前ごろにテーマ発表がなされ、グループワークを始めた。それぞれのグループが実際に売り込みを行い、優秀３チームが全体の前で売り込みを行った、その後立食形式の交流会があり、社員の方とお話しする機会があった。

営業統括部の部長クラスの人。

一年分のP&G製品が３位までのチームに贈られていた。

「提案の際にはお客様が何をすればいいのかを明確に示しなさい」という言葉。どんなに良い提案でも具体的にどのようなアクションを取ればよいのかをお客様が瞬時に理解できなければ首を縦には振ってくれないと言われ、なるほどと納得した。

3時間弱しかグループワークをする時間がなく、事前に与えられたデータやヒアリングで得た膨大な情報をどう売り込み資料に落とし込んでいくのかの絞り込みがたいへんだった。またどこを何パーセント増やせは売り上げがどのくらい上がるかなど数字での裏付けをしっかり聞かれるなどやはり論理性は重要だった。

営業において相手のニーズをつかむためには相手の話をいかに引き出せるのかが大切であるということ。そのうえで数字やデータを用いて解決策を導き出すこと。そして最終的に、お客様に提案を行う際には、具体的にシンプルな言葉で提案を行うことが大切であることが理解できた。

どのようにデータ・数字を読むのかのケーススタディを行っておけばよかったと感じた。圧倒的に経験が少なく、ここを何％以降すれば売り上げがいくら上がるかの計算に手間取ってしまった。

インターンでは実際の社員の方が行っている業務を疑似体験できるものだったのでもりこの会社に入ったら自分がどのように働くのかの具体的なイメージが出来た。また社員の方のお話もたくさん聞くことが出来たので、職場の雰囲気もイメージできた。とても良いインターンだった。

学生のレベルがとても高いと感じたから。夏期にマーケティング部門を受けて落ちてしまった人なども呼ばれているようで、すでにインターン参加者で知り合い同士の人もいた。営業統括部は他の部門で落ちてしまった優秀な学生も集まっており、中には社員の方と親しい学生もいるのではと思う、その中で戦うにはかなりの覚悟と実力が必要だと感じたから。

社員の方が魅力的だったから。5人の社員さんとお話したのですが、どの方も気さくで優秀な方だと感じた。仕事にプライドを持ってやっている感じが伝わってきた。左脳のP&Gというだけあって堅い人が多いのかなというイメージだったが、そうではなく皆さんフレンドリーだった。ただ、仕事の時はロジカルが求められる。

インターン参加者はテストは免除、選考も別で案内がきたのである程度の優遇措置はあるのかなと感じた。ただ、インターン選考に当たって面接やESがあったわけではないので大きな優遇にはならないのではないかと思う。

インターンシップに参加前は、営業職にあまり興味がなく、マーケティングなどの専門的な仕事に就きキャリアアップしていきたいと考えていた。多様で成長でき、自分でキャリアを選択できる会社を軸に探していて、外資やITを中心に志望していた。大手ITベンチャーのインターンに参加してみたが、やっていることがお客様のためになっているという実感を感じられず顧客視点を大切にしている企業のほうが良いと思い、そのような企業を中心にみていた。

インターンに参加して、営業という職種の奥深さを知った。その後は提案型営業を行っている企業にも積極的に足を運ぶようになった。また顧客視点の会社で働きたいという想いが強まったので、多様性、自己成長、キャリア選択の自由、社会貢献性の4つを軸に会社を選んでいる。IT業界のように業界のトップが早いスピード感で入れ替わる業界よりもある程度需要が安定している業界のほうが私にはあっているのかなと思った。