【数字とストーリー、全体感重視】【19卒】Ｐ＆Ｇジャパン合同会社の冬インターン体験記（文系/Sales(営業職)）No.2971（京都大学/女性）（2018/4/10公開）

就職人気ランキングでも上位の会社で興味があった。また、インターンに参加できないと本選考も受けられないと聞いていたのでまずはインターンを受けないとどうしようもないと思ったから。また、インターンの選考はテストだけと聞いていたので受かりやすいと思ったから。

ウェブテストと計数・英語の筆記試験だけと聞いていて、それほど難しくないと聞いていたのでほぼ対策はしなかった。計数の筆記試験に関しては電卓を使うと聞いていたので電卓を使いこなせるようにだけしていた。

アリエールやボールドなどのP&G製品を小売店で販売してもらう施策を考える。

1日目にやったこと

最初にP&Gについての企業説明を受け、営業としての心得などを聞いた後、ワークに取り組む。途中、小売店責任者にヒアリングの時間が設けられる。最後は小売店責任者に対して発表を行い、その中から優秀な3チームのみ全員の前で再び発表を行う。

営業統括の役員

SKⅡの化粧品、ボールドジェルボールなどのP&G製品1年分

ある一部分にこだわりすぎて全体感が抜け落ちてしまっていた。全体のストーリーをとらえながら発表を作っていればもっと良かった。ヒアリングでは短い時間でいい情報を引き出せていた。

時間が十分と言えるほどあるわけではなく、人数も4人程度なので分担して行い、論理性と数字での根拠を明確に出すように気をつけた。特に数字での根拠を出すための計算は突き詰めようとすると結構複雑で難しく、そこにこだわってしまったばかりに全体としてまとまりがなくなってしまった。

一日という短い時間であったが実際の営業の仕事に似た体験ができたと思う。社員のメンターの方も一緒になってほんとにいつもこんな感じだとおっしゃっていたのでそうだと思う。外資系ということでさばさばした感じだと思っていたが、社員の方はとてもフレンドリーで実際に雰囲気を知るためにも参加できてよかったと思う。

あまりないが、しいていうなら売り上げや経理についての数字に強くなっておけば最初の資料読み込みが自分なりに理解しやすいものになっていたかもしれない。

提案書の作成やヒアリングといった業務は一緒だとは思うが、実際もっと資料があってもっと時間をかけて営業は行うものであり、信頼関係などの構築も業務に含まれると思うので、インターンではよくある提案の部分のみの体験で働いているところまでは想像できなかった。

もともと営業職志望ではなく、自分が営業向きでないこともなんとなく感じているので、面接などで適性を見られた時に落とされると思う。P&Gの営業の社員の方々はかなりコミュニケーション能力も高く華やかな印象の方が多いのでそのような人なら受かるのではないかと思う。

ただの営業と思っていたが、マーケティングも含んだような仕事もやっており、他の企業の営業職は全く興味がなかったが、P&Gの営業職はおもしろそうだと感じた。また世界的にも有名な企業であり、転職するとしても有利になるだろうと思った。懇親会でしゃべった社員の方々がフレンドリーだったので働いたら楽しいだろうなとも思ったから。

インターン参加者は全員早期選考に呼ばれる。インターンの時点で少ない人数に絞られ、そのあとは1対1の個人面接からスタートになるのでインターン参加は本選考を受けるなら参加しておくべきだと思う。

外資系コンサルティング業界を志望していた。若いうちからバリバリ働きたいっていうのと給料も高いので志望していた。また、若いうちから経営者層と関われたり、激務であってもスキルが付くと思ったので、ファーストキャリアとしてそのような企業を中心に考えてインターン選考などもほぼコンサルティング業界を受けていた。

メーカーを一切見ておらず、また営業にも一切興味がないと思っていたが、営業もコンサルティングも規模は違えど、やることは似ているなと感じたので、そこまで営業に対する壁がなくなった。特にP&Gの営業職は新卒の段階から一人で任されたりとかなりスキルの身につく仕事でもあると思った。インターン参加後は、営業だから嫌だとかではなく、自分のキャリアを考えた上できちんと職種を見ようと思った。