
23卒 本選考ES
総合職
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Q.
研究内容について取り組み状況をご記入ください。300文字程度
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A.
私は、ケーブル構造の性能的耐火設計法提案に向けた研究を行っています。国内では研究がほとんど進んでおらず、私の研究が設計法提案の初ステップとなります。そのため学部生の時は、ケーブル構造に用いられるワイヤロープ単体の耐火実験データを各種加熱および加熱冷却実験からそろえました。修士1年ではロープと建物接合部の実験データを各種耐火実験でそろえました。接合部はケーブル構造の重要部分になるので非常に大事な実験となります。今後はワイヤロープ単体および接合部のデータを使って解析を進め、ケーブル構造の性能的耐火設計法を提案する予定です。この設計法により、耐火被覆を減らすなどコスト削減につなげることができると考えています。 続きを読む
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Q.
学生時代に熱心に取り組んだことの中で、最も困難だったことの内容と、それをどのように乗り越えたかご記入ください。(400文字程度)
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A.
私の卒業研究であるワイヤロープ単体の耐火実験の、ロープの引張方法検討についてです。実験において引張試験機と呼ばれる機械でワイヤロープを引っ張る必要があり、当初はロープ両端をチャックと呼ばれる金属で挟み引っ張る予定でした。しかしそれではチャック部でロープが滑り実験に失敗してしまうことが指摘されたため、模擬実験を行ったところチャック部で滑りが確認されました。そのため引張方法の一部変更を余技なくされました。そこでロープメーカーの方に話を伺い、ロープ両端を溶融亜鉛で円錐形に固め、それを治具で固定し引っ張る方法を教えていただき、その方法で実験を行うことに決めました。一方、全ての試験体に亜鉛を施すと研究コストがかさむため、どの程度の荷重からチャック部でロープが滑るか模擬実験で確認し、滑り荷重より大きな荷重が予測される試験体に亜鉛を施すことでコストを抑えることもできました。必要な治具も自ら設計し、発注することで実験を無事に終えることができました。 続きを読む
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Q.
その経験から学んだことをご記入ください。(200文字程度)
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A.
この経験から方針を立てる際に、細部まで検討することの重要性を学びました。チャックは基本的に平板金属を引っ張るものであり、ワイヤロープが特殊な鋼材であることを検討に入れておくべきでした。貴社でも、事業の計画など方針を立てる機会が多くあると思いますが、その際は細部まで吟味することを意識して活躍していきたいです。また、メーカーの方の方に引張方法を相談したところ、すぐに代案を提案していただいたため、有識者に相談することの重要性も学びました。 続きを読む
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Q.
ご自身のどのような強みを活かして、東邦ガスでどのように活躍したいかご記入ください。 (400文字程度)
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A.
私の強みであるチャレンジ精神を活かして、貴社の事業拡大に貢献する活躍がしたいです。私が行っているワイヤロープの耐火に関する研究は既往研究がほとんどない分野ですが、新しい分野を開拓できるという感覚にワクワクしたためチャレンジしてみようと思いました。高校・大学受験も志望校に対して辛い判定の状態のままチャレンジし、合格を勝ち取りました。このように自分の道を決める時でも挑戦する気持ちを忘れないのが私という人間です。現在エネルギー業界は変革期にあたり、貴社も事業を転換・拡大していく時期にあります。電気事業への進出、スマートシティーの開発など新たな事業領域の拡大を目指す貴社は挑戦できる環境があります。そういった事業にチャレンジし、事業に対して細部まで検討しさらなる事業拡大に貢献する活躍をしたいと考えています。 続きを読む
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Q.
あなたが社会人として働く上で大切にしたいと考えていることの内容と、その理由をご記入ください。(400文字程度)
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A.
私は挑戦する気持ちを持ちつつも、多くの人が周りにいることを忘れないことを大切にして働きたいです。なぜなら社会人の挑戦は巻き込む人が多くいると考えているからです。今までの私の挑戦は、自身の道に関わることであるため、緊張感を持って取り組んでいましたが、その結果が他人に及ぼす影響がほとんどないようなものでした。一方で、社会人の挑戦は会社や事業に関わる人など、他への影響度も段違いのものになります。特に貴社は地域の暮らしを支え、根付き、地域の信頼を獲得している企業であり、間接的に関わる人も数多くいます。新しい事業に挑戦する際には結果ばかり気にするのではなく、その過程を吟味しそこに関わる人を把握する。自らが行う挑戦がどれほどの規模でどれだけ多くの人に影響を与えるのか常に意識し、理解することで責任感が増し、より良い仕事ができると考えています。 続きを読む