【未来を創る保険革新】【18卒】住友生命保険相互会社の冬インターン体験記（文系/総合職）No.1862（早稲田大学/女性）（2018/2/8公開）

金融業界に関心があり、とにかく多くの金融業界のインターンに選考に参加しました。中でも保険業界のインターンシップは人事を含め、社員の方と触れ合える機会が多く、インターン内容が充実していたため、今後の選考に向けて少しでも人事に顔を覚えてもらいチャンスになればと思って住友生命保険相互会社のインターンにも参加しました。

選考は書類選考しかありません。記述内容は、非常に簡単なものだったですし、他社でも使いまわせるものだったので、わかりやすく簡潔に記述しました。特に、「学生時代力を入れたこと」は、150字で回答を求められたため、行動とその成果を明確に、簡潔に書きました。志望動機も問われますが、保険業界の存在意義と住友生命の目指す姿を理解すれば受かると思います。

まだ存在しない新しい生命保険の商品を作る。

前半にやったこと

まずは、保険会社の仕組み（保険は三角、貯金は四角など）を学び、保険会社の存在意義を知ります。その後、住友生命の特に力を入れている分野や他保険会社との違いなどをDVDを通して学びました。

後半にやったこと

後半は、8人程度でグループに分かれて生命保険の新商品を作るというテーマで話し合い、最終日に人事の前で発表をしました。話し合いには、人事部長までもがヒントを与えてくれたり、非常になごやかな雰囲気でした。

投票は学生でしたが、採用担当と人事部長もその場にはいました。

住友生命のタオル

存在しない保険商品を作るというテーマであったため、明らかに現実性の無い方向に話が進んでしまった時もありました。そういったときに、統計からしっかりデータを読み込んだうえでどんな潜在需要があるかを見つけ、その需要にこたえていけば良いんだというアドバイスをもらい、話し合いがスムーズに進みました。

最終日の発表に向けて準備をしますが、圧倒的に時間が足りませんでした。本来であれば、各学生が家で調べたりするべきだったようですが、私たちのグループはそういったことをする人がいず、当日のぎりぎりまで準備が終わりませんでした。最後の講評で、人事部長がそのこと（最終日まで私たちの班がバタバタしたこと）について触れ、非常によく学生を見ていると思いました。

斬新性と現実性、この二つを両立させ、かつてない、そして面白くて発表を聞く人が興味を引くような商品を考えることは非常に難しかったです。私たちの班は、最終的に既存の商品に頼りすぎてしまったため、もっと学生らしい新しい視点が持てたらよかったと思います。このように、同じ保険商品を作るのでも、視点はたくさんあり、どこに焦点を当てるかで結果が全く異なると分かりました。

保険の種類と保険会社特有の用語です。定期保険、養老保険、満期、保険金、保険料、給付金これらの用語は使いこなせるようにしておくと、話し合いでとても便利です。

金融商品は目に見えないものではありますが、だからこそ発想次第で柔軟な対応ができるという点に非常に面白みを感じながらインターンシップに参加することがきたからです。また、社員の方の対応が非常によく、こんな方と一緒に働けたら自分らしく働けそうだなと思ったからです。

インターン中、採用担当の方がたくさん接してくれただけでなく、インターンシップ後のインターン生限定のGD練習会では採用担当者がGDの評価を学生個別個別にしてくださいました。そこで、採用担当者がよく評価をしてくださったので、うまくいけば内定が出ると思いました。

私はいわゆる4大生命保険会社すべてのインターンに参加しましたが、住友生命はお話しした社員も採用担当者も、金融業界のがっついた感じがなく、一番雰囲気が良いと感じました。そういった雰囲気が自分に合っているとおもったので、今後長く働いていきやすい環境だと思ったからです。しかし、業界全体の流れを見たときに、金融業界、特に保険業界は向かい風であり、今後も追い風になる見込みは無いと思ったため、入社はやめました。

インターン生のみのセミナーがいくつかありました。GD練習会では、採用担当が直接GDで当社が見ているポイントや、コツを教えてくださり、また、GD終了後にはひとりひとりにアドバイスをくださりました。インターン生を大切するということは本選考でも有利になるということだと思います。

金融業界は入社後に勉強することも多いため、感覚ではなく、コツコツ物事を進めていくタイプの私には向いていると思いました。また、金融知識はとくにありませんでしたが、インターンごとに学べることがおおく、金融に面白みを感じていました。また、金融業界は一定のエリア内限定で働ける職種も多く、転勤がないことも魅力的でした。

企業自体の理念や、社員の方の雰囲気は非常に自分にあっていると感じ、志望度は上がりました。住友生命自体、売り上げも好調であり、安定した企業であるため、入社したら一定の生活は保障されるとも感じました。しかし、保険業界全体に目を向けたとき、今後40年間で強い向かい風に会うことが目に見えていましたし、自身をもってこの会社で働いています！と40年後に言えるかが不透明であったため、第一志望とまではいかなかった。