【未知の世界への挑戦】【18卒】東京セキスイハイムの冬インターン体験記（文系/総合職）No.1994（早稲田大学/女性）（2018/2/7公開）

今まで、金融業界ばかりを見てきたが、年が明けて、金融業界だけでは母数が足りないと思い、さまざまな業界を見始めた。説明会に行くと、営業職にも理系、美術系の学生が多いことが分かり、文系の自分に住宅営業の仕事ができるのか確かめたかったので、ESを応募したところ、合格した。

選考は、ESしかなかった。人にとって住宅は、どんな場所であるべきか。中でも、セキスイハイムが特徴としている技術を調べて書いた。

住宅営業をする社員の業務内容を体験する

1日目にやったこと

まず、DVDでセキスイハイムの特徴を知る。雑誌「pen」にセキスイハイムが特集されたらしく、その映像などを見た。そののち、グループに分かれて、ある人の需要に答えるような設計をするゲームを行った。

採用担当

なし

いかにして、お客様のニーズにこたえられるかという大切さを学んだ。求められていることを徹底的にくみ取り、それに答えること。それは、お客様との信頼関係が無ければできないと聞いた。

私は美術の才能に秀でているわけでもなく、建築の知識があるわけでもないため、グループでの話し合いはすべて想像と直感での参加になってしまった。また、これまでも住宅業界は1社しか見ていなかったため、基本的な住宅構造についての知識が甘かった。完成図などを３Dで描写するのも大変であった。

営業職でも、設計の業務は基本自分でやらなくてはいけないため、入社時からある程度の設計の知識が無ければならないというのは、参加して分かった。また、住宅展示場は平日休みで休日は営業していたりするため、普通のサラリーマンとは休みが異なるということは重要な点だと思う。

住宅の基本的な構造については知っておいた方がよい。例えば、水回りは近くにまとめるなど。家の設計を見ることに慣れておく。

まず、住宅営業で自分が何千万円という金額を動かし、一生に一度の買い物である家を売っている姿を想像できなかった。インターンでは実際の社員がどのようにお客様との話し合いを進め、家を建てるに至るかというところをシミュレーションしていくため、全体的な一日の流れが分かる。

インターン参加者は、ESが免除になる。また、選考においては、インターンに参加したかどうかも見ていると思う。しかし、それだけで有利になるとは思わない。営業力、設計の知識、美術的な知識のいずれかを備えていないと厳しいと思ったため、内定は出ないと思った。

理由としては、業務が自分に向いていないと思ったからだ。人事の方の対応はとても良かったが、ルート営業ではなく、そのほとんどが飛び込みのような感覚であること、女性の数は少ないこと、土日休みでないこと、設計の知識に乏しいこと、などを考慮に入れたとき、自分が働いている姿を想像できなかった。

ESが免除になり、いきなり採用担当と面接になる。インターンに参加したかは確認しているが、インターンの感想などはとくに聞かれなかったため、有利にはならないと思う。

金融業界、旅行業界を見ていた。金融第一志望で、特に保険業界、具体的には三井住友海上、損保ジャパン、第一生命、明治安田生命など生損保大手4社ずつを。旅行は、クラブツーリズム、日本旅行など滑り止め目的で中堅を見ていた。また、それだけでは母数が足りないと思い、住宅のセキスイハイム、三井ホームも視野に入れていた。

説明会と、このインターンシップを通して住宅業界は働くには厳しいと思った。地域限定で働くことができるのは良い点ではあったが、人の一生の買い物を導くには自分には未熟であり、責任感を負えないと思った。営業に特に嫌悪感があったわけではないが、新規開拓は厳しいと思い、ルート営業のメーかーを中心に見るようになった。