17卒 本選考ES
研究職
17卒 | 東北大学大学院 | 男性
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Q.
あなたの所属している研究室名、教授名をご記入ください。
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A.
医薬資源化学分野 大島吉輝教授 続きを読む
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Q.
あなたの研究概要についてご説明ください。※学卒予定の方は「未定」とご記入ください。 600字以内
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A.
研究テーマは「多様性拡大抽出物を用いた新規活性物質の取得」である。これまで多くの天然化合物から医薬品が開発されたが、その要因は天然化合物の高度な構造多様性だと考えられる。よって、天然物由来の構造多様性の高い化合物群を取得する新たな手法を開発すれば、天然物化学が創薬に更に貢献することができる。そこで当研究室では「多様性拡大抽出物」を用いた手法を開発した。具体的には、天然資源の抽出物に対し直接、抽出物中の化合物の骨格を変換させる反応を行うことで、構造多様性が高められた「多様性拡大抽出物」を得る。これを分離・精製し、構造多様性が高く創薬へ応用することのできる新規化合物群を取得する手法である。 本研究では医薬品の構造によく見られるビアリール・ビアリールアミン・ビアリールエーテル型化合物に注目し、多様性拡大抽出物を利用したこれらの化合物群の創出を目的とした。これまでに、芳香族化合物を含む生薬ビャクシの抽出物に対し鈴木‐宮浦カップリングなどを行うことで、新規ビアリール型化合物を多数取得した。今後は同じく生薬ビャクシに対してBuchwald-Hartwigカップリングなどを用いることで、ビアリールアミン・ビアリールエーテル型化合物群の取得を進める。更にビャクシ以外の生薬にも本手法を適用することで、化合物ライブラリーの拡大を目指す。得られた化合物群に対してはスクリーニング等により生物活性を調べる予定である。 続きを読む
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Q.
自己 PR
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A.
好奇心の強さが私の強みです。私は小学校では空手、中学校では剣道、高校ではマンドリン、大学ではマジック・ジャグリングと、新しいことに積極的に挑戦し、どれも最後までやり抜いてきました。 様々なことにただ手を付けるのではなく、どれも納得いくまで続けることで本当の経験として身に付き、自らのスキルとなります。そうして得た経験は別の分野でも生かすことができます。例えばジャグリングの演技の際には、空手や剣道で培った体幹の強さやマンドリンを演奏する時に養ったリズム感が役立ちました。好奇心の強さは研究でも発揮されています。学会では自身の研究と関係がなくても面白そうな発表は積極的に見に行きます。一見関係がなくとも、様々な知見を得ることで自身の研究を発展させるヒントに繋がると考えています。今後、仕事でも新しい分野の知識・技術を取り込むことで自らのスキルを高め、より良い成果に繋げたいと思います。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
私が学生時代に最も打ち込んだことは部活動です。私は奇術部というマジックやジャグリングをお客様の前で発表する部活動に所属していました。 練習の際に工夫した点は、発表する前に同じ部活の人に見てもらい、お客様目線で意見を言ってもらうようにしていたということです。そこには自分一人では気が付かなかったことや、思いつかなかったアイデアが含まれていることが多々ありました。例えば、自分では自信があった技が見ている側からは分かりにくい、という指摘や、基本的な技も見せ方次第で面白くなる、というアドバイスがありました。そういった意見を反映させることで演技の魅力を更に高めることができ、お客様から大きな歓声を頂くことができました。 私はこの活動を通してより良い成果を目指すために試行錯誤し努力する力を身に付けることができました。また、そのために客観的な意見を取り入れることの大切さも学びました。 続きを読む
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Q.
趣味・特技
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A.
私の趣味・特技はマジック、ジャグリングです。大学時代は奇術部というマジック、ジャグリングを発表する部活動に所属しており、多くの発表を通してお客様を楽しませてきました。奇術部を引退した現在も、休日など時間があるときに練習を続けています。 続きを読む
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
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A.
私は研究室において「既知天然資源を利用した、薬のもとになる新規成分の取得」をテーマとして研究を行っています。これまでに多くの天然物由来の化合物から医薬品が開発されるなど、創薬において天然物化学は重要な役割を担ってきました。私達は創薬において天然資源をさらに有効に活用するために本研究を行っています。具体的には、天然資源に対してそれらがもともと有している成分が大きく変化するような反応を行うことで新規成分の取得を目指しています。したがって本研究は新薬開発の第一歩につながると期待できます。 続きを読む