【18卒】豊和工業の夏インターン体験記（理系/生産現場実習）No.1076（名古屋工業大学大学院/男性）（2018/2/27公開）

実際に起こったミスやトラブル対処の話を多く聞けたこと。例えば、現場の利用状況が設計者の想定と違ったことが原因で工作機械の背面に切り屑が堆積してしまい故障につながったという話、製図のうっかりミスが後工程で発覚し対処するために色んな部署を走り回った話など詳しく聞かせていただいた。

自分の専攻が機械工学科計測系プログラムという特殊なものだったので、設計や機械加工に関する基礎知識が足りなかったので、事前にもっと勉強しておけばよかった。

自分とほとんど年齢が変わらない新入社員達の話を聞く機会が多く、社会人は忙しそうで大変そうだとは感じたが、自分に務まらなさそうな仕事ではないと思った。普通の人がコツコツ頑張ったら知識や経験が身について活躍できる社員になれるというイメージがつかめたから。

10日間じっくり会社を見たので他の就活生とは一味違う志望動機が書けると思ったから。人事担当者の方から「君たちは就活生の頃の自分より優秀で意欲も高く本当に驚いた。今回の体験は絶対にプラスになるので、就活は大変だけど頑張ってください。」と励ましの言葉をいただいたから。

社風が自分と合っていると感じたから。トヨタ自動車やアイシンのようなガツガツとした雰囲気はなくのんびりと真面目に仕事をやっている雰囲気が心地よいと感じたから。社員は皆気さくで後輩の面倒見が良さそうな人ばかりで、自分も親切にしていただいたから。

機械系の就活では、インターンシップに参加している事自体が選考のアドバンテージとなるのが通例であり、自社に対する志望度が高い（内定を蹴る可能性が低い）とみなす合理的な判断材料として扱われると感じるから。

学校を通して応募したインターンシップだったので、自分のコミュニケーション能力や学習意欲などを評価したシートとコメント文が送られてきた。

クラスメートも卒業生も自動車業界に入る人が圧倒的に多いので、自分も下請けの部品メーカーなどに務める事になると漠然と思っていた。しかし、機械系の募集を行っている労働条件の良い会社ならどこでもいいとも思っており、化学プラントや食品メーカーなど様々な企業の説明会に参加していて、業界も職種も全く定まっていなかった。

製品や業界にこだわる必要はないと思うようになった。扱う製品は違っても技術者としての業務内容は大差ないので社風など別の部分を軸に就活をしようと強く思うようになった。実際に現場で働く生産技術者の仕事を知る事で、生産技術者よりも設計者の方が自分に向いていると感じるようになり、設計職に確実になれる企業（設計専門会社）を受けるようになった。