【20卒】原田の販売職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.7565（東京工科大学/女性）（2019/7/24公開）

企業選びにおいて、あなたが大切にしているポイントは何ですか。
現段階での希望職種を選んだ理由を教えてください。

自分で書いた文章をエージェントやキャリアサポートセンターでブラッシュアップしてもらったり、どのように書くと伝わりやすいのか、参考になるエントリーシートや本を読んだりした。

私は緊張しやすく、面接回数も少ないままこの面接を受けましたが、背筋を伸ばして笑顔を絶やさないようにしました。また、店舗を回ったり商品を食べたりして、原田について自分なりに感じたことなどを説明した点が評価されたと思います。また、変わった資格をいくつか取得しており、なぜ取得したのかを明確に説明できたことも評価対象になったのではないかと思います。

面接官の女性は明るくハキハキとした人でした。緊張をほぐすために雑談から入り、そのままの雰囲気で志望動機などを聞かれました。そのため終始明るく和やかで、学生も面接官も笑顔でした。

あなたの強みを教えてください。

私の強みは相手の立場になって考え、それを速やかに実行する行動力です。
この強みを発揮したのは、私が大学入学後に、始めたジェラートとハーブティーの販売及び接客のアルバイトです。スイーツとして馴染みのあるジェラートは年間を通して売り上げが好調に対して、日常に馴染みの薄いハーブティーは敬遠されるお客様が多く、売り上げは芳しくありませんでした。また、私もアルバイトを始めるまでハーブに触れる機会が少なかったため、ハーブに関する知識が不足し、ハーブティーの魅力を十分に伝えられなかったことも売り上げに貢献できない原因の一つだと考えました。そのため、ハーブについての資格勉強をしつつ、どのようにしてハーブティーをを飲むとおいしくなるのかを味や香りを丁寧に比較し、試行錯誤しました。お客様にこの経験をお伝えし、試飲して頂いた結果、ジェラート目当てのお客様がハーブティーも購入したり、ハーブティーの常連客となったりしました。

原田のどこかの店舗にいきましたか？また、どのような印象を受けましたか？

私は京王新宿店に夕方の6時頃に訪れました。ちょうど土曜日の夕方だったため、手土産を買うお客様が大勢いらっしゃいました。どの店舗もお客様であふれていましたが、貴社の店舗は群を抜いておりました。また、私も商品を購入するために複数あるレジに並びましたが、人が多すぎてどのレジが開いたのか、わかりませんでした。そんな時、レジの外にいた社員の方が開いたレジを教えてくださり、レジの中にいた方も手を高く上げ、笑顔で迎えてくださったため、スムーズに会計を済ますことができました。人が多く、忙しいと無意識に笑顔が消えてしまうことがあると思いますが、貴社の店舗ではそんなことはなく、他の企業の店舗の方々よりも輝いておりました。そのため、終始心地よく買い物をすることができました。

全体質問 / グループワーク / 接客練習

全体質問は、用意された三問うち一つを選び、自分の考えをみんなの前で発表しました。
グループワークは三人一組になって行い、パズルとそのパズルを使用して作った図の書かれた紙が配られます。一人はパズルを組み立てる人、もう一人は紙を見ながら言葉だけでパズルの説明をする人、最後の一人は二人を見て評価をする人に分かれました。なお、パズルを組み立てる人と説明する人の間には衝立があり、お互い言葉でのやり取りになり、情報を正確に伝える能力やコミュニケーション能力、想像力が問われました。評価する人も観察力が問われます。
接客練習では基本姿勢とお辞儀の仕方、声の出し方をコンサルタントの先生に教わりました。

電車の移動時間などは携帯アプリのマイナビのSPI対策をしました。また、SPI対策本を購入して、間違えた問題には赤い印、途中まで分かった問題には黄色の印をつけて、繰り返し問題を解きました。

言語、非言語、性格診断

グループワークの際にコンサルタントの先生から教わった姿勢や笑顔を意識しながら面接に臨み、入社後にどんなことをしていきたいのかを説明できたことが評価されたと思います。

集団面接と比較すると入室した時は少々重い空気だと思いましたが、緊張しないようにアイスブレイクの意味合いを込めた質問をしてくださり、そのまま和やかな雰囲気で面接が進みました。

販売職を希望し、全国転勤が大丈夫だと事前アンケートに記入されていますが本当ですか？

貴社の商品は使用している食材や添加物にまでこだわりを持っています。また、環境にも配慮し、現代大きく問題視されている食品ロスを少しでもなくそうと努力されています。そのように、人にも環境にもやさしく、大好きな貴社の商品を、私は少しでも多くのお客様にお伝えし、貴社のファンを増やしていきたいと思っています。しかし、地域によって来店されるお客様の年代や性別、好まれる商品が異なると思います。また、関東圏内ではありますが、貴社の店舗を訪れた際にもそのように感じました。このような傾向をさらに知り、商品の配置や勧め方を変えることで商品の魅力が強く伝わると思います。そのため、多くの店舗に勤め、どの地域でも一番輝いてお客様の前に立ちたいと思い、そのように事前アンケートに記入をいたしました。

もし全国どこかの店舗で勤務するとしたとき、どこの店舗にいきたいと思いますか？ また、ご実家のある場所から、近い地域に店舗を構える予定ですが、その店舗で働きたいと思いますか？

どの店舗も地域限定の商品を取り扱い、魅力的だと感じているため、現段階ではとても迷います。そのため、この店舗で勤務したいと今すぐに考えることは少々難しいです。内定式までには具体的な場所を決めたいと考えています。また、適性検査などの結果や入社前後の研修などを経て、貴社と相談をしつつ、決めていきたいと思っております。
先ほどお話を頂きました、実家の近くに構える店舗でも勤務したいと思っております。事前アンケートにも記入いたしましたが、最終的には関東圏内の店舗で勤務したいです。わがままを言って申し訳ありませんが、いろいろな地域の店舗を経験し、最終的に実家の近くに戻って勤務出来たら理想的だと思っております。

内定をいただいた後も納得がいくまで就活を続けても構わないと言ってくださいました。また、内定受諾書に期限はありますが、就活が終わっていない場合は期日を延長することも可能とのことです。
さらに、入社する前に何か必要なことはありますかと質問をしたところ、学生のうちにしかできないことを経験してきてくださいとあたたかなお言葉をいただきました。

早いうちから店舗の見学や商品を食べ、他の企業と比較したときに、どこがどのように優れているのかを自分なりに分析してください。群馬県限定や期間限定などの商品も積極的に購入し、食べてみてください。食べた商品の中でどれが一番好きかと聞かれることもあるそうです。現段階で店舗数は本社工場を含め、26店舗と多いわけではなく、自宅の近くにないという場合もあるかと思いますが、旅行に行った時や通販も行っていらっしゃるため、それらを活用することもいいかと思います。
また、上記と同様に大事なことは背筋を伸ばし、笑顔ではきはきと受け答えをすることです。これは人事の方が何度もおっしゃっていました。
学歴はほとんど関係ないと思います。

まず、どれだけ原田のことを理解しようとしているのか、どれだけ原田が好きなのか、という熱量が内定を頂けるかどうかのカギになると思います。何店舗見学に訪れたのか、どれくらいの商品を実際に食べたのかは毎回聞かれたため、できるだけ多くの店舗見学や商品を食べ、原田について理解を深めました。また、同じ曜日の同じ店舗でも時間をずらして見学に訪れ、お客様の数や年代の違いなども観察しました。
さらに、姿勢と笑顔はとても重要です。選考中にもかかわらず、入社後に行われている接客の基本中の基本をコンサルタントの先生に指導していただくほど、姿勢や笑顔が大事です。

最終選考でも落とされる方は少なくありません。
男性は最終面接のときに長く時間を使って面接を行う傾向がありました。また、理系の方が販売職希望の際はなぜ製造ではないのか質問をされる可能性があるため、きちんと説明できるようにしてください。
ただし、姿勢や笑顔をを絶やさず、自然体で臨むこといいと思います。