【暮らしを豊かに】【21卒】ニトリの夏インターン体験記（文系/総合職）No.11306（同志社大学/女性）（2020/10/27公開）

元々日用品をよくニトリで買っていたため、興味をもち、学内で行われた合同企業説明会のブースに参加した。その際、人事社員の方の説明で、ニトリが専門商社であることを初めて知り、魅力的に感じたためその場でインターンシップに応募した。

インターン選考は特になく、先着順であったため、特に対策はしていない。枠もどんどん追加されていったため、特に焦る必要はない。

総売上を最大にせよ

1日目にやったこと

まずニトリの歴史について説明を受ける。特に「住まいの豊さを、世界の人に提供する」という企業理念について重きをおいて座学を受ける。
その後、ボードやアクションカードを用いて経営体感ワークを行う。

なし

「企業理念は、このようなワークだけでなく社会人となったのちも意思決定をする上で最も大切になる」という言葉が印象に残っている。
「豊かな暮らしを提供する社会的インフラになる」という企業理念を主軸に意思決定をしていった。

様々な考えの学生が同じグループに集まっていたため、意思決定カードを選択するのに苦労した。また、それぞれのターンの間に、決められた制限時間内に全員の意見をまとめ、カードを決定し、できる限り他のグループよりも早く動いていくのが非常に難しかった。

インターンシップ特有の経営体感ワークの基礎を学ぶことができた。擬似体験ではあるが、日本だけを見るのではなくグローバルな視点を持って意思決定することの重要性、目的を定める方法、意思決定カードを読むときの目の付け所など、ニトリだけではなく就職活動において必要となる知識を身に着けることができたように思う。

ニトリの企業理念やそれに至るまでの経歴、またそれを元に意思決定をしてきた施策を調べておけばワークに役立ったかもしれないと感じた。

企業理念や取り組み内容には共感することができたのだが、個人的に店舗実習がある企業には入社したくないと感じていたため。ニトリの場合、始めの数年はニトリの店舗で実際に店長をしなければならないと説明を受けたため、自身の企業選びの軸には一致しないと感じた。

グループワークは全グループで数字を競うものであり、私のグループは最終的な結果は２位に終わったのだが、インターンシップ参加生で唯一人事社員の名刺をもらうことができたため。
OB社員の連絡先もいただくことができ、最後までサポートを受けることができると感じたため。

身近な存在でありながら専門商社というこだわりを持った企業であることを知り、魅力を感じた。
また、インターンシップの内容も非常によかった。１dayの短い時間の内容であったにもかかわらず、社員の方が１人１人をよく見てくださっていたことに感動した。

ステップ１のインターンシップに参加した学生は、次のステップのインターンシップへの応募権をもらうことができ、それが最終的に本選考につながっていく形式であったため。

この時期は、まだ就職活動自体を始めたばかりであったため、特に業界も企業も絞ることなく、損害保険業界、メガバンク、クレジットカード業界、IT業界、人材業界、日用品メーカー業界、食品メーカー業界、など非常に幅広い業界を同等に志望していた。
専門商社はニトリしか見ておらず、企業としての志望度も業界としての志望度も低い状態だった。

元々、総合商社は自分にはレベルが高すぎるというイメージがあり、全く視野に入れていなかったのだが、今回のインターンシップで専門商社への可能性を感じるようになった。
このインターンシップをきっかけに、専門商社の他の企業も視野に入れるようになった。ニトリは最終的に本選考で受けることはなかったが、感謝している。