【危険を見据える営業】【21卒】三井住友海上火災保険の冬インターン体験記（文系/総合職）No.11234（同志社大学/女性）（2020/10/27公開）

自身のアルバイト先のパートの方が三井住友海上火災保険の元社員の方だったというお話を聞いてから興味を持っていた。合同企業説明会のブースに参加した際、説明内容に魅力を感じたため、そこで案内されたインターンシップに応募した。

あらゆる就活サイトで過去の体験記を読み、どのような質問がされるか傾向を大体掴んでいき、その回答を用意して行った。

営業。損害サポートの社員に同行し、本質を理解せよ

前半にやったこと

自己紹介を行った後、アイスブレイクと人事社員からの企業説明。
損害保険がどのような事業を行っているか、グループごとに体感ワークを行う。最後にグループ発表。
その後、人事社員により、支店発表が行われ、支店の責任者に電話をかける。
そして各支店にわかれ、営業同行。社員の代理店営業に実際に同行し、昼食も一緒に食べる。最後は１日の振り返りを行う。

後半にやったこと

各支店にわかれ、損害サポートの見学と説明。昼食は社員の方と食べる。また、アジャスターの査定にも同行させていただく。最後は１日の振り返りを行う。
そして全員でそれぞれの支店で学んだことを発表しあう。
損害サポートの体感ワークを行った後、人事社員との座談会を行う。

人事社員

特になし（優劣は付けない）

「人々が住んでいるところ、活動しているところには常に危険が付き纏っていることを忘れては決してならない」という言葉が心に残っている。見えない危険にいかに着目できるかが肝だと言われた。

２、３日目は実際に視点に別れて支店の現場の社員の方に同行するため、会社の中の方達や相手先の方、課長などに失礼のないように接したり質問をしたりするのに神経を使った。
また、損害サポートの体感ワークでは実際に電話を使い、手続きを行う段取りを体験したのだが、内容が難しく大変だった。

一般的なインターンシップで行う体感ワークではとても理解しきれない、職場受け入れ型だからこそ知ることができたことが多数あった。代理店営業において、営業相手という関係より先に、まずは人と人として信頼関係を築くことの重要性、損害サポートにおいて感情のコントロールが必要であること、様々なことを学んだ。

損害サポートの事故手続きに必要になる法律の部分だけでも目を通しておけば最後のワークがスムーズにいったかもしれないと感じた。

私が参加した支店が田舎にあったということもあるが、代理店営業も損害サポートも非常に地道な作業で、社員の方のお話を伺っていても大きなやりがいを感じることはあまりなさそうだと感じた。誇りを持てる仕事ではあると思うが、自身の正確にはあっていないと感じた。

実際に、本選考に有利になると思っていた正規のMSインターンシップに落選してしまったため。今回のインターンシップは選考には関係ないと思い込んでおり、グループワーク中や職場受け入れ期間の取り組みも個人個人を評価しているようには見えなかったため。

OB社員の方々に企業の強みを聞いたときに、全員が必ず理由の１つに「人の良さ」と挙げておられたが、それが頷けるほど人事社員の方々や現場社員の方々は良い方ばかりだった。
しかしやりがいは感じられそうになく、「人の良さ」以外の強みはあまり聞くことがなかったことも頷けたため。

本選考の早期選考に案内されたため。私の場合は本選考は１度きりの面接で終わり、結果的に正規のMSインターンシップの参加者よりも早期に内々定をいただくことができた。

この時期は、特に業界も企業も絞ることなく、損害保険業界、メガバンク、クレジットカード業界、IT業界、人材業界、日用品メーカー業界、食品メーカー業界、など非常に幅広い業界を同等に志望していた。
損害保険業界の中で見ると、三井住友海上火災保険が最も志望度が高い状態だった。他の同業他社とはほぼノータッチだった。

本選考で受けるのは、損害保険業界においては三井住友海上火災保険に絞ることを決意した。
業界は特に絞ることはなかったが、インターンシップを経て、金融業界など無形商材で勝負している業界よりも有形商材で戦うことのできる業界の方が魅力を感じるということに気がついたため、無形商材で勝負している業界に優先度を高くおき就職活動を続けた。