【保険業界の未来を担う】【22卒】三井住友海上火災保険の夏インターン体験記（文系/MSインターンシップ）No.14832（名古屋大学/女性）（2021/5/20公開）

毎年自分の学部からかなり多くの人が参加していたこともあり人気のインターンシップであったから。金融業界にも興味を持っていたので、参加によって業界研究や適性の把握に役立つと思ったため。5日間という長期間のプログラムも魅力に感じた。

事前に金融の知識のインプットはあまり行わなかった。一方で周りに損保会社に就職した先輩は複数いたので話を聞いた。

MSインターンシップは全国開催されていることもあり、採用人数が他の企業と比較して非常に多い。そのため、コミュニケーション能力などによっぽど問題がなければ通過できるのではないか。

エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

　インターンシップに参加する目標と目的・これまでに何か真剣に向き合い乗り越えた経験

web入力

採用サイトのマイページから

ESでふるいにかけられることはほとんどないと思うが、簡潔な表現を心がけた。

他の企業と同様の対策にはなるが、一度書いたESは必ず添削してもらうようにした。初めに書いてから提出まで３週間ほどかかった

なし

対策本を一周してからテストを受けるようにした

SPI(言語、非言語、性格)

トータルで1時間半ほど。問題数は30〜100

これが本当のSPIだ！

オンライン

面接というよりは、面接練習会のような不思議な雰囲気だった。相手が２年目であったこともあり学生側の気持ちを大事にしてくれた。

面接の内容で、落とされたりすることはなさそうだと感じた。とはいえ気は抜けなかったので、ESの内容は全てインプットした。

学生時代に頑張ったことを教えてください

所属する体育会陸上部において、OB会を３年ぶりに復活させたことです。この行事は1日がかりであったため準備・当日共に全員の協力が必要でしたが、当初は上級生の協力を得ることに苦戦しました。これには２つの原因が考えられました。一つ目はOB会の前後に試合があったこと、二つ目に手伝いは一年生の役目という不文律の存在です。そこで私は全体に向けてOB会の目的や必要性を熱心に説明しました。その上で上級生一人ずつと話し合い、彼らの主張を尊重しつつ出来る範囲での協力をお願いしました。

具体的に上級生にどのように説得したのか

先ほど申したように、実際に上級生への働きかけを行いました。彼らの協力が得られなかった最大の要因は、目的意識の共有ができていなかったことだと思ったので、まずはその共有から始めました。加えて個別に相談・お願いをすることで、ほとんどの先輩が応じてくれました。その背景には、企画者である私がOB会の準備だけでなく普段の練習も真摯に取り組んでいたからだと思います。

結論ファーストができていた。

なし

営業・損害サポートに関するグループワークやロープレ

1日目：営業ロープレ
2日目：損害サポートロープレ
3日目：責任割合算出
4日目：営業ロープレ
5日目；新規事業立案の最終プレゼン

保険会社の仕事内容を網羅的に学べた

保険会社の仕事を知る

前半にやったこと

営業ロープレ…保険会社の最大の特徴である代理店営業の難しさを学んだ。
リスクコンサルティング…ビル建設に際しどのようなリスクが考えられ、どのような保険でカバー可能かを洗い出した。

後半にやったこと

責任割合算出…交通事故の様子やそれに関するデータの情報収集を行い自己の責任割合をグループで導き出してその論拠をプレゼンテーションした。
営業ロープレ…実際に営業をしている社員さんを相手にロープレをした

人事部

なし

各グループに一人、内内定者が付き添ってくれる。その人たちは、グループワークの進捗状況を人事部に報告する役割を持っていたと思う。また、その日の参加者の印象を書き留めていた。

短時間でプレゼンテーションという形で毎日アウトプットしなければならなかったことである。実際に最終プレゼンテーションの前日は夜中の三時ごろまでZoomを開いて準備をしていた。5日間ずっとそのような感じであったので、終わるころにはひどく睡眠不足であった。

グループの学生4・5人とは多く関わった。毎日プレゼンテーションがあり準備時間がないのでプログラム終了後にもミーティングを開いた。

「就活合宿」という名前の通り、5日間みっちり行なった。だからこそ、損害保険会社の全体像は非常に理解できたし、それが自分に向いているかどうかもすぐに結論が出た。保険の営業は代理店営業でありエンドユーザーの顔は見えないが、その分代理店との関係構築が重要だと学んだ。

保険や金融に関する基礎知識はなくても大丈夫だと思う。プレゼンテーションの機会が多いので体裁や発表の段取りは学んでおくと良い

営業と損害サポートでやっている業務が全然違った。営業はエンドユーザーの顔が見えないので、実際にお客さんとのコミュニケーションを大切にしたい自分にとっては向いていないと思った。後者の損害サポートも、事故した人を相手にするほどの冷静さがないとできないと思った。

内定をいただけるかは正直わからないと思った。自分の大学からは多くの学生が行っている企業であったので、しっかり対策すれば内定は出るのではないか。そのように思う反面、自分には適性がないと思ったので、選考の途中で落とされてしまっても何ら不思議ではないと感じている。

下がったわけではないが、インターンシップ参加前に思い描いていた華やかな保険業界のイメージとはかけ離れていた。また、内々定者との関わりはあったものの社員と直接話す機会がなく、入社後のイメージがわかなかったことも志望度を高めることができなかった要因だと考えている。

有利に働くことはほとんどないと思う。大きな理由として、参加者が多すぎる。あくまで保険業界を知ってもらうことが目的なのだと思う。実際に、メールで本選考前に、インターンシップは選考に全く関係ないと通達が来た。

内内定者との懇親会は全てのプログラムが終了した後に行われた。主に就活に関する話がたくさん聞けた。次のインターンシップの案内はその場でされた。

同じ大学から入社する先輩も多いので、圧倒的人気な業界・会社だと思っていた。そうであれば自分もインターンシップに参加し、最終的には働きたいと思っていた。なので、インターンシップ参加前は保険を中心に金融業界志望という感じであった。そのため、競合他社比較の意味合いも兼ねて東京海上日動火災保険や損害保険ジャパンなどのインターンも興味を持っていた。

実際に参加しインターンシップ参加前に思い描いていた華やかな保険業界のイメージとはかけ離れていた。5日間、いってしまえば「ブラック」な環境でインターンシップをやっていたので、社員の方は何を考えているのか、知っててわざとやっているのではないかとあまり良い印象を持つことができなかった。オンラインだったから余計そのように思ったのかもしれない。