22卒 本選考ES
専門職
22卒 | 京都大学大学院 | 男性
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Q.
志望動機
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A.
患者様が必要とする医療を安心して享受できる体制作りに貢献したいという思いから、貴機構を志望します。自身が〇〇を抱え副作用に不安を抱えながら治療を進めた経験から、今も△△や〇〇を抱える母や友人、そして同じ苦しみを抱える全ての人に対し助けになりたいという思いがあります。特に貴機構では、日々最新の知識を学び続けられる点に魅力を感じます。そして、その学びを活かして医薬品審査を加速化する体制を築くことができる点および有害事象から国民を守ることができる点に強いやりがいを感じられると考えます。 特に、医薬品承認の際、製薬企業の申請対応を行う業務に取り組みたいです。現状、アンメットメディカルニーズに応える医薬品開発の困難さは年々増しており、製薬企業だけでなく規制当局サイドからも手を取り合い医薬品開発を進める必要性を感じています。そのため、医薬品の申請窓口として、製薬企業と密に相談を重ね助言などを行いたいです。その際、私が学部内順位3位を獲得する際に培った薬学全般に対する知識や、学生団体の業務効率化を通して培った信頼を元に相互理解を深める能力を活かすことができると考えています。 上記の様に、使命感を持ちながら自身の強みを活かし、全ての人々の健康に貢献したいです。 続きを読む
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Q.
主な研究テーマ・内容(これまでの研究テーマ・内容について、詳しくご記入ください。)
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A.
「〇〇における共感性の変化の行動学的解析」 私は〇〇に生じる共感性の〇〇について研究しています。共感とは他者の感情を推測し反応することであり、共感性の〇〇は対人関係の構築の困難や逸脱した社会的行動、攻撃的な行動など多様な症状を引き起こすと考えられています。野生型マウスに対する共感性を改善する薬物研究が進められているが、未だ承認には至っていません。本課題に対し、私は共感性の低下が実臨床で報告される自閉症モデルマウスにおける共感性の改善に着目し、実際の疾患病態に即した動物モデルを用いた薬物研究を可能にしたいと考えました。まず〇〇モデルであるVPA曝露マウスの他個体が示す苦痛に対する共感性を測定したところ、VPA曝露マウスにおいて共感性が向上しました。本結果は〇〇における臨床の研究と食い違う現象であり、この仮説として、個体同士の共通性が共感性を高めたことを考えました。そこで、健常マウスの呈する苦痛刺激に対するVPA曝露マウスの共感性を測定したところ、健常マウス同士における共感性と同程度でした。以上より、マウス同士の共通性が関わる形でVPA曝露マウスにおける共感性が向上することを明らかにしました。共感性については、野生型マウスではなく病態モデルマウスにおいて検討した報告は少なく、本研究は〇〇における共感性〇〇を治療する画期的な治療薬研究の加速化につながると考えています。 続きを読む
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Q.
その他PMDAの業務に役に立つと思われる知識・経験等をお持ちの場合は、その内容について、具体的にご記入ください。
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A.
「独力での新規研究テーマ立ち上げの際に、精神疾患に関して基礎研究から実臨床まで理解を深めた経験」 研究活動において、独力での新規研究テーマの立ち上げに取り組みました。新規テーマを立ち上げるうえで、精神疾患全体の理解やマウスを用いた精神疾患分野の研究文献を読み進めました。 その際、意識した点が3つ存在します。1点目は〇〇全体の理解です。自身の興味や実現可能性、研究を行う意義などを踏まえたテーマを立ち上げるため、基礎研究のみならず〇〇の実臨床を捉える様に努めました。具体的には、主要な疾患の診断から治療まで把握し、現場ドクターの声も集めました。2点目は、動物モデルや行動試験の違いを意識しました。〇〇では疾患同士で類似する部分も多く、したがって基礎研究においても実験手法同士で相違点が理解しにくい部分があると考え、上記の意識の重要を感じています。3点目は、データの再現性です。実験技術の導入が可能か判断する際に、実験技術が用いられている論文数や掲載ジャーナルなどを分析し、データの再現性を評価していました。 上記経験は、貴機構の審査業務に役立つと考えています。例として、申請窓口としての対応の中で、〇〇全般のディスカッション、および前臨床研究データの理解や再現性の判断・申請に関する相談に活かすことができると考えます。この様に研究テーマ立ち上げの際に培った知識・技術を活用し、医薬品審査に貢献し医薬品開発の加速化に貢献したいです。 続きを読む