【19卒】ウィルオブ・スポーツの冬インターン体験記（文系/総合職）No.4169（國學院大學/男性）（2018/12/12公開）

スポーツの仕事というと、どこか明るく派手な仕事をイメージしがちだが、実際は大変で地味だということを学んだ。また、一つの試合を成り立たせるために、広告を掲載している企業やスポンサー、会場のかたなど、さまざまな方々の努力が集結して成り立っているのだと実感した。

インターンの試合で行われるチームの情報と現在の状況をざっと把握しておくことがよいと思う。自分の余裕にもつながるし、何より、サポーターと同じ目線で話すことにもつながると思う。(自分も楽しめる)

私がやりたかった仕事は、企業とコラボして商品を開発したり、選手のエージェントとなって交渉したりという仕事であったので、イメージとはかけ離れていたため。また、こういった現場に出て裏方の仕事をすることが大半で、休みの日程や時間がバラバラということも気になったため。

インターンの現場を通してみた社員の方々は、サポーターの人たちに全力で楽しんでもらえることを常に考えて行動されていた。しかし、私は裏方として人を支えるということに全力になり切れないと思ったから。そういった姿勢は何百人という就活生と相手にしている人事の方は見抜いてしまうと思ったから。

志望度が下がった理由は自分が求めている仕事はここではできないと考えたため。サポーターのため、選手のために考え、動くことで喜んでもらえることはとてもやりがいのあることであるし、素晴らしいことだと思った。しかし、私が求めていたことは、支えるという視点ではなく、自分の行動が直接作用する仕事であるため、誤差が生じた。

スポーツ業界の説明会等に参加すると必ず、スポーツ現場にどういったかかわりや体験をしたかを聞かれるので、選考前に現場を経験できるということは非常に有利になると思った。(マースのインターンに限らず)

インターン終了時にプリントが配布され、希望者はそれをもとに面談を受けることが可能であった。また、一度インターンに参加すると、次回以降のインターンの連絡がきて、興味のあるものには連続で参加できたりする。

私はずっとスポーツとかかわってきたたため、スポーツを仕事にできたらよいのではないかという漠然とした志望であった。また、スポーツの中で周囲の人にアドバイスや技術指導することも多く、教育業界にも惹かれていた。さらに、人と人をつなぐ人材業界や住宅業界、自分の可能性を試せるベンチャー業界など幅広く考えていた。

このインターンシップを通して、私はスポーツが好きなのではなく、スポーツを指導することが好きなのだと気づかされました。そのため、体育の教師や通信制高校の教師など、教育業界に志望業界を絞ることに繋がりました。また、1対大多数を相手にするのではなく、一人の相手をしっかりみて、向き合っていくことのできる仕事に就きたいと考えるようになりました。