【海運の船出、挑戦と成長】【23卒】川崎汽船の冬インターン体験記（文系/陸上総合職インターンシップ）No.24681（非公開/非公開）（2022/4/25公開）

英語を使う、世界を相手に働くようなダイナミックな仕事に興味があったためインターンシップ参加を決めた。川崎汽船は、海運業界では3位の立ち位置であるため、あまり入社志望度は高くなかったが、とりあえずインターンシップには参加をすることにした。

川崎汽船は抽選で参加できるかどうか決まるため、応募締め切りぎりぎりにするのではなく、できるだけ早く出す。

ESのみで参加できたため、特に選考段階では重視されたと感じるポイントはない。

実務体験型ワーク

会社説明動画を事前に見ておく。軽くワークの説明があった後、グループワークを行う。

海運業界で、社員がどのように連携し、船を動かしているのか

海運業界で働くイメージをつけるための体感型ワーク

1日目にやったこと

1日目は、チームごとでワークを行う。営業、チャータリング、オペレーションの3つの役割を選び、役割ごとに分かれながら、船を動かしお金を稼ぐ。多くの船を効率よく動かしながら、費用を抑えることで、順位1位を目指す。

2日目にやったこと

1日目の1週間後に実施。社員座談会だった。海運業界で働くイメージをつけるため、パネルディスカッション形式、少数座談会のどちらも行った。どんな質問にも答えてくれた。

なし

二日目は座談会で3人の社員の方のお話を聞くことができた。海運業界には、女性のロールモデルが少ないのではないかという質問に対して、「その通りだが、逆に言えば自由に自分のキャリアを決められる。会社もその実現のために全力でサポートしてくれる」と話していたのが印象的だ。

ワークの時間がタイトで、時間内にタスクを完了するのが大変で、常に頭をフル回転させていた。また、ほかの役割の学生とも密に連携する必要があり、お互いの連携を行いながら、ち密な計算をしながら自分のタスクを間違いなくこなすは困難だった。また、ほかの学生と話す時間がもう少しあればよかったと思う。

1日目のワークがあったが、ワークの時間がタイトでほとんど話す時間がなかった。ただ、どの学生も頭の回転が速かった。

海運業界の全体像。他社の海運会社では、数ある陸上総合職の仕事の中の一部のみしか体感することができなかったが、川崎汽船では、全体を知ることができた。業務自体の面白さに加えて、海運業界の人たちがどのように連携をして、どう価値を生み出しているのかを知ることができた。

競合他社のインターンシップに参加しておくこと。他の大手海運業界に比べワークのレベルが非常に高かったことから、他社で慣れておくと有効なものにできる。

体感型ワークから、海運業界の全体像をイメージできた。また、勤務地に関しても、97～8％が東京勤務で、英語が得意ではなくても、英語に対する苦手意識が無ければ大丈夫ということが分かった。また、海上の試運転に立ち会う瞬間や、海外の船員の方と一緒にご飯を食べたりと、具体的な話を聞いてイメージがわいた。

学生のレベルの高さと少数精鋭。学生は、海外留学経験者が多く、大学院生も多いことや、ワーク中の頭の回転の速さからやはりレベルの高い学生が集まっていると感じた。また、川崎汽船は少数精鋭を強みとしており、陸上総合職の内定者数は少ないため入社難易度は高いように思う。

志望度が上がった理由は、海運業界のダイナミックさと仕事内容の面白さである。どの社員の方も、いきいきと働いていた。職業病としても、常に世界地図が頭に思い浮かんで、船を脳内で動かしているということや、若手の裁量権が大きく、大きな額のお金を動かせることなどが、魅力的だった。

インターン2日間参加者のみに、ビズリーチキャンパスにて社員訪問機能が解放されていた。インターン参加者の優遇ルートはないはずだが、様々な社員の話を聞けることから、面接で差別化できると感じた。

インフラ業界、海運業界、IT・通信業界を見ていた。世の中の当たり前に携われること、影響力の大きさ、業務内容の幅広さを軸としていた。職種としては、BtoBの営業職を志望していた。どの業界においても、TOP１かTOＰ２の会社を目指して就職活動をしていた。また、影響力の大きさという観点から、幅広く大企業かつ名前の知れている会社は受けていた。

海運業界は、若手から裁量権が大きく魅力的だった。女性にとってはまだ働きにくい環境ではないかと思っていたが、変化してきており、会社もサポート体制を整えていることを知りイメージが変わった。海運業界に対する志望度は総じて上がったが、学生のレベルの高さと、少数精鋭で内定者数が少ないことから、第一志望群ではあるが特に期待はしていなかった。ただ、頭を使い、自分で計算することで答えを導く部分の面白さから、SEも今後受けてみようと思った。