【海運業界への航海】【23卒】川崎汽船の冬インターン体験記（文系/事務系総合職）No.26094（非公開/非公開）（2022/5/27公開）

元々グローバルに働きたいという想いを持っていたことから、海運業界に興味を持ち、日本郵船のインターンシップに参加していた。そこで海運業界を強く志望するようになり、業界への理解を深めるためにエントリーをした。

川崎汽船は業界地図で名前を知っただけの企業であったことから、採用ホームページ上に載っていた会社説明動画を閲覧した。

抽選での選考であったため、特に重視されたポイントはないと感じている。

海運会社のオペレーターとして顧客の輸送課題を解決する

業界、仕事の概要説明→グループワーク→パネルディスカッション→座談会

海運業界でのオペレーターの働き方やリスク管理の考え方

海運業界への理解を深める

1日目にやったこと

始めに海運業界の概要や川崎汽船の会社説明、特に仕事に関する紹介があった後、仕事体感ワークを行った。その後数名の現場社員によるパネルディスカッションがあり、終了後に同様の方と座談会を行った。

なし

インターンシップ前半は人事の方の会社説明、講義を受けるだけであり、社員の方と関わる機会はなかった。グループワークでも巡回は特になかったが、座談会では業績不振の際の話など踏み込んだ質問が出来た。

内容の詰まったインターンシップであったため、全体的に時間に追われ、大変だった。特に休憩時間が少なく、講義を聞き、画面を見続ける必要があるため、肉体的に疲れる場面があった。またグループワークでも時間制限が厳しく、思うように議論が進めず苦労した。

仕事体感ワークや座談会はグループで行ったため、議論や他の学生の質問を聞く機会があった。

海運業界や会社に対する理解が深まった点もそうだが、実際に現場社員の方々と懇親会で会話をする機会があった点が良かった。元々海運業界は少人数の会社が多く、本選考の時期が近付いた1月にOB訪問の機会を得ることは難しいため、その中で計3名の方からお話しを聞けたことは、大きかったと思う。

日本の海運業界における川崎汽船の立ち位置や強みと弱みを勉強しておけば、より核心を突いた質問を懇親会でできたかもしれない。

インターンシップでは、海運業界や川崎汽船での働き方を説明され、グループワークも業務理解を深めるための内容であった。特に他社のインターンシップではオペレーターの体験ワークが中心であったが、ここでは営業、オペレーター、チャータリングの3つを学ぶことができ、一連の流れを理解することが出来た。

上述の通り、海運業界は内定者数が非常に少ない業界である一方で、人気が高いことから、内定はそう簡単には出ないと考える。特にインターンシップも当初予定されていたよりも多くの回数で開催されており、人気の高さが伺えた。学生のレベル感はワークの時間が限られていたことから、分からないが、高学歴の学生が集まっているようにも感じ、選考は厳しいと思った。

懇親会で現場社員と話す機会があったが、その際固定費用が高い海運業界では、現状のパワーバランスを変えることが難しいことを学んだ。そして挑戦志向があるのであれば、事業規模が異なる日本郵船や商船三井を受けることを推奨されたことから、社員の士気も高くないと感じ、志望度は下がった。

インターンシップ参加者限定の案内はなかったと思うので、有利にはならないと感じた。ただし、殆どの志望者がインターンシップに参加していることから、本選考でフローを進むには参加が前提であようにも感じた。

インターンシップ参加前は1月の段階であったことから、志望業界は固めており、業界内でどの会社を受けるのかや志望度付けを行うことが参加目的でだった。具体的には海運業界、エネルギー業界、総合商社、航空業界に絞りこみを行っていた。理由は社会貢献性の高さと若手の段階から海外駐在の可能性が与えられる環境だったから。

リーディングカンパニーでないことから、より事業規模を拡大すべく挑戦心のある社員が多いと考えていたが、実際は真逆であり、現状を如何にして保つかに集中しているように感じた。特にコロナ前までは経営状況が非常に悪かったことから、参加後には慎重になるのも当然であると思ったが、挑戦できる環境に行きたいと考えていたため、志望度に変化があった。また、就職活動においても、各業界のリーディングカンパニーへの志望度が高まるきっかけとなった。