【未知への挑戦、M&Aで見極めよ】【22卒】麻生の夏インターン体験記（理系/M＆Aシミュレーション）No.12569（九州大学大学院/男性）（2021/1/25公開）

地元九州で働くことを就活の軸として考えていた時に、地元の電力会社に就職された先輩から紹介を受けて応募した。この会社の事業内容等は理解しておらず、投資をしていた関係で応募時点で一番興味があったM＆Aシミュレーションコースを応募した。応募当初は日当目当てだった。

事前に事業内容をホームページ等で調べて、本選考を受けた先輩に添削指導をしてもらった。また、ESで書いた内容を基にした面接指導も行ってもらった。

この企業は買い？待ちかどうかを判断せよ

1日目にやったこと

１日目はワーク主体というよりも会社について知ろうというプログラムが多く、事業内容の紹介がメインだった。事前課題として簿記に関する本を読んでくることが必須だったので記帳に関するワークがあった。

2日目にやったこと

２日目は３つのコースに分かれてのワークだった。M&Aコースだったので、この企業は買うべきか・買わないべきかを判断するワークが用意されていた。周りの学生のレベルが高く、与えられた資料を読み込み、買いか、買わないべきかの判断が明確かつ根拠が鮮明だった。買うべきか買わないべきかの根拠を示す資料を作成し、発表を行い、フィードバックをいただいた。

外事統計部・社員

なし

買うべきか・買わないべきかを判断するときに将来性だけでなく、その会社とどのような付き合いがあるのかという点まで判断できたらよかったというフィードバックをもらった。

事前課題として配られた簿記の本が、理系の自分には程遠い領域だった為、理解するのに時間がかかった。また、インターン中は周りの学生のレベルが本当に高く、議論について行ったり、アイデアを出すことに大変苦労した。発表も時間が長く、内容を濃いものにするために何度も練習したことがきつかった。

とにかく周りの学生のレベルが高かったので自分にはプレゼン能力・資料読解能力が足りていないことを痛感させられた。また、コロナ禍で実際に現地でのインターンは初めてで、対面で行えることのありがたみを改めて感じた。事業が自分の研究領域と全く違っても面白いことをやっているなという実感ができた。

インターン参加前に配られる簿記の本を理解できるまで何回も読み直しておくと、実際のワークの際に困らなかったと思った。

M&Aというのは実際に麻生でもメインでやられている事業で実際に買うか買わないかの判断をする際は今回行ったワークのようなものを行うとのことだった。今回のワークを通して、資料の読み方やプレゼンの仕方について理解することができたので、これを用いてこの会社で働くことができると思った。

インターンの参加者を見る限り、第一志望を麻生としている人はあまりいなかった。むしろ、地元九州で働けるならいいというスタンスの人が受かりやすいのではないかと感じた。そのなかで、インターンに参加して本選考に進むということは会社理解もできている状態なので受かりやすいと感じた。

もともと、自分の研究領域かつ、地元九州で働きたいと考えており、地方電力で働こうと考えていたのだが、行っている事業内容が株取引を普段から行っているため、大変興味を惹かれるものだったから。この会社でM&Aの取引をしていくのも悪くはないと感じたから。

インターンシップ参加者向けには参加後に個別座談会が開かれ、その後もフォローアップのイベントがいくつも開催されるので、参加するのとしないのではだいぶ違うと感じた。

この会社は、当時第一志望であった地元電力会社のインターンシップへ参加した直後に開催されたインターンシップで、インターンシップを通して、その電力会社への志望度が高かった時期であった。そのため、当時は電力会社、地元企業への関心が強かった。この会社は、電力インフラ業界とはかけ離れた業務をやっているため、志望業界とは程遠かった。

このインターンシップを通して、自分の研究領域だけでなく全く関係ない他の分野の知見も取り入れておくべきであると感じた。M&Aや簿記などは普段生活していても全く馴染みのないものなので今回、知ることができてよかった。この経験はこの企業に就職することがなかったとしてもいつか活きてくるものであるという風に感じた。