【未知を知り、夢を実現へ】【22卒】ＩＮＰＥＸの夏インターン体験記（理系/施設/HSE）No.12571（九州大学大学院/男性）（2021/1/25公開）

自分の専攻がエネルギー資源工学であるため、石油系や、電力系の会社に勤めたいと考えていた。マイナビで一番最初に見つけたのがこの会社だったので何も考えずとりあえず応募した。この時はまだ事業について何も知らなかった。

この会社に関する知識が何もなかったのでとりあえずホームページを見てどのような事業をやっているのかを勉強した。

もしあなたが新しく造るFPSOの発注先ヤード(造船所)を決められる立場にいる場合、どういった要素を重視して発注先を決めるだろうか。

1日目にやったこと

主に会社説明の時間がほとんどで、あとはLNGに関わる数値計算が残りを占めていた。1Day
インターンの学生と一緒に受けたため、内容は簡潔なものだった印象がある。

2日目にやったこと

2日目は1日目と違い、3つの事業領域に分かれてのプログラムだった。まず、事業内容の説明があり、そのあとに建設に関するグループワークなどを行い、最後にフィードバックをもらった。

3日目にやったこと

3日目も2日目と同じように、事業内容の説明をはさみながらのグループワークがあった。３日目はオンラインながらの飲み会が開催されて、ざっくばらんに社員に対して質問することができた。

人事部

なし

グループワークでは周りの学生が優秀であったこともあって、最も理想的なモデルを作成することができた。そのことに対して、社員の方から、自分たちでもこのようなモデルは作れないと、フィードバックをもらい、うれしかった。

自分の研究領域と少し被ったプログラムだったが、やはり無知な部分も多かった。特に1日目に計算問題が多く、周りの学生はあっているのに自分はあっていなかったということが多々あった。しかし、解答が匿名性でのアンケートだったのでよかった。もっと、事前に事業について深く知っておくべきだったと思った。

インフラ業界なので、やはり安定供給面を一番気を付けて勤務していること、しかしながら社員の安全も守らなければならないという2つのバランスをとることが大事であると座談会で学べたことが良かった。また、就職するまでに、専門的な知識を更に身に着けておく必要があると感じた。

インターンシップ前にLNG掘削施設はどのようにして作られているのか、安全はどのようにして担保されているのかを知っておけばよかった。

座談会を通して、海外事業や、国内事業についていろいろと教えていただいたが、事業内容の規模が大きすぎて自分でこの大きさの事業をこなしていけるのだろうかという疑問が生まれた。自分はそこまでの責任感を持って仕事をできる自信がなかったのでもっと規模の小さい仕事をしたいと思った。

プレゼン能力もそうだが、この会社では単純に地頭の良さが必要になってくると思った。インターンシップ中のプログラムでも普通は発表が多くあるのだが、この会社のプログラムは計算問題が多かった。そのため、計算問題で結構間違えていて、地頭がないときついと感じた。

会社の事業内容自体は大変興味を惹かれるものであったが、座談会の中でオーストラリアに5年間も滞在しなければならないことを聞き、日本で仕事がしたい自分としてはマッチしていないと感じた。また、地頭の良さがない自分にとってはこの会社の雰囲気はきついと思った。

インターンシップ参加者は、その後の限定の座談会に呼ばれ、会社のことを、深く知ることができる。その後、早期選考に呼ばれるため、一般選考よりもだいぶ有利だと思った。

この会社のインターンシップを受ける前は、両親が送電インフラ関係に従事していることから、インフラ業界に興味があった。しかしながら、インフラ業界でもどの業種につきたいかは明確には決まっていなかった。特に、若干自分の専攻に近かった電力会社に興味があった。このインターンシップを通して、インフラ業界への知見が深まればよいと考えていた。

特に、インターンシップ後に志望業界が変化したわけではないが、自分の専門知識のなさをこのインターンシップで痛感した。技術職で働いていくためには、今後、残りの大学生活で自分の研究領域の分野はもちろん、様々な分野において知識を色々と習得していく必要があると感じた。このインターンシップは今後の大学生活をよりよいものにしてくれるいいインターンシップであった。