18卒 インターンES
技術
18卒 | 福井大学大学院 | 男性
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
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A.
私は太陽光励起レーザーを利用した宇宙太陽光発電システムについて研究しています。太陽光励起レーザーとは、太陽光を利用して直接レーザー光へ変換するもので、レーザーを静止衛星軌道上から地上へ照射し、地上で発電するシステムです。私の研究課題は、レーザー増幅器の最適化設計とシミュレーションによる動作解析です。レーザー材料に光を入射した時、材料の温度差によりレーザー光に歪が生じます。歪が大きいと発電効率が落ちるため、レーザーへの変換効率を高く保ちつつも歪を小さくできる構造を設計し、構造の評価を行っています。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
私の強みは決めたことを追い続ける力です。小学校の社会の授業で、石油などの化石燃料はあと60年で枯渇するということを知りました。この話をきっかけに私は有限資源に頼らず、何か画期的な新エネルギー源を開発できたら、より住みやすい社会になるのではと考えるようになりました。高校生になり本格的に進路を考え始めた頃、太陽光励起レーザーを用いた宇宙太陽光発電システム(SSPS)を知りました。当時この研究に携わりたいと強く願った私は、福井大学の電気電子工学科に入学し、SSPSの研究を受け持つ教授に積極的に近づきました。その結果、SSPSのレーザー増幅器の設計開発に関する研究に携わることができました。数ある研究室の中から希望の研究室に所属できたのは、夢を強く追い求めた賜物であると考えています。今後も、火力や原子力に代わる、実用性が高く社会を支えられる新たなエネルギー源の開発という夢に向かい努力を惜しまない所存です。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
私が最も情熱をもって打ち込んだことは部活動です。私は合気道部に入部しました。合気道は初めての経験でしたが、稽古を重ねるほどに新たな発見が尽きることがなく、その全てに楽しみを覚えました。また仲間と遊んだり、食事に行ったりという部活外の時間も大切にしました。結果自ずと技も上達し、同期20名以上の中から主将を任せられるまでに成長しました。主将になってから初めのうちは失敗もたくさんありましたが、失敗を省みて、自分の役割と幹部の性格を考慮したうえで役割分担を考え、チームの連携を促した結果、最終的には柔軟に対応できる頼もしいチームとなりました。そのチームを起点に、部員みんなが楽しめる集団が作れたと考えています。この経験を通して、ただ個人の能力に頼るのでなく各々の長所を理解し、互いに頼れるような関係こそが強いのだと知りました。そして、何より大切なのは何事にも楽しんで取り組む姿勢であると実感しました。 続きを読む
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Q.
当インターンシップで学びたいことは何ですか(400字)
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A.
私は、太陽光電池業界が実際にどのように認識され、またどのような層からの需要が大きいのかなど、業界の様々な実態について、太陽光電池を専門として取り扱われている貴社の方々の視点から学びたいと考えています。私は、有限資源に頼らない画期的な新エネルギー源を開発し、より住みよい社会にしたいという夢を抱いて以来、環境エネルギーの実用化について関心を持つようになりました。中でも二つの理由から、私は太陽光発電に注目しました。一つは私の研究テーマである宇宙太陽光発電システムの存在で、天候に左右されず年中発電可能という強みを持ちます。もう一つは半導体素子が発展途上であるため、高効率化の可能性を大いに秘めていると考えたためです。私は太陽光エネルギーで社会を支えたいという夢を叶えるために、太陽光電池を取り扱う業界の最先端を知り、太陽光エネルギーの開拓への貢献に将来的に一歩でも多く近づきたいと考えています。 続きを読む