【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】人事【面接の雰囲気】非常に柔らかい物腰でかつ気さくな人で、ESに沿っていろいろ質問してくれる。面接というより雑談に近い感じ。【今の大学を選んだ理由】私は中学生のころ、祖父をがんで亡くした経験から医学部を目指していました。高校時代は野球部に所属していて引退後に受験勉強を始めました。残念ながら現役では行くことができず、親に浪人させてもらい1年間勉強に励みました。しかしながら、自分の努力が足りず、国立の医学部に入ることはできませんでした。それでも、薬や生体関連のことを深く学びたいと思い、薬学部や生命系の学部を受験いたしました。薬学部の私立も受かったのですが、経済的な面から国立大学の生命工学部を選択いたしました。国立大学の選択肢は何個かあったのですが、自宅から通える範囲にあること、創薬関連の研究室があることなど、自分が求める条件から、現在の大学に進学しました。【将来、人々の健康のためにあなたが実現したいこと】私は「医薬品と医療経営のスペシャリスト」として、日本全体を見据えて「地域包括ケア」を実現させていきたいと考えます。製薬業界を取り巻く環境は日々変化しており、今後は病院の訪問規制や医師の働き方改革によって、医師との面会時間の確保が難しくなることが予想されます。それに加え、低分子医薬品だけでなく抗体医薬や核酸医薬といった新規創薬モダリティの登場により、MRに対して今まで以上に高い専門性を備えた情報提供の質が求められると考えます。私は最新の医薬知識を主体的に学び続け、情報提供の質と信頼性の向上に努めていく所存です。また、日本では高齢化が進み、在宅医療や介護を含めた「地域包括ケア」の構築が不可欠です。そのためには、開業医や大学病院など各医療機関の連携が必要であり、高度な医薬品知識に加えて医療経営の知識とマネジメント力が求められると考えます。私は医薬の専門性を磨き続けるとともに、医療経営士の資格取得を目指します。そして「医薬品と医療経営のスペシャリスト」として医療従事者同士をつなげる架け橋となり、医療現場での課題を解決しながら「地域包括ケア」の構築に尽力したいと考えています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】雰囲気が良かったので楽しく自分の言葉で会話を続けることができた。志望動機についても、製薬業界の背景から自分なりの考察を行い、そのうえで医薬品だけでなく在宅医療機器やデジタルデバイスを用いて地域包括ケアの構築を目指している御社に魅力を感じたといった際の面接官の反応がとてもよかった。企業研究と自分の考えを混ぜて伝えると評価が高くなると思います。
続きを読む