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【記者魂磨く総局体験】【19卒】朝日新聞社の冬インターン体験記(文系/冬季ジャーナリズム研修)No.2634(国際基督教大学/女性)(2018/4/6公開)
株式会社朝日新聞社のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2019卒 朝日新聞社のレポート
公開日:2018年4月6日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2019卒
- 実施年月
-
- 2018年2月
- コース
-
- 冬季ジャーナリズム研修
- 職種名
-
- 未登録
- 期間
-
- 5日間
投稿者
志望動機・インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
地方総局で実際に取材を体験でき、若手記者の方の仕事を間近で見られるのが魅力だったため。他大学のマスコミ志望者と交流することもでき、自分にとって良い刺激になると感じたから。実際、この時期に参加している学生はかなりレベルが高いと感じた。
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
新聞のスクラップをして、自分が興味のある分野の傾向を分析した。好きな連載について話せるようにしたことと、新聞から感じられる全体的な特徴を自分なりに考えた。実際に聞かれたのは、自分のこれまで頑張ってきたことなど、人となりを知るための質問ばかりだった。
選考フロー
エントリーシート → 最終面接
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年01月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年01月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 若手記者とデスク
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一番最初が1分間の自己PRだった。最も苦手なことを聞かれ動揺し、非常に緊張してしまったが、後半はリラックスして話すことができた。最後に講評で、「最初は緊張しているのが伝わってきて心配になったが、後半で人となりが分かってきた。話の組み立て方は理路整然として分かりやすかった」と言ってもらえた。
面接で聞かれた質問と回答
遺族取材はどのように進めるべきか。
正解はないと思っている。遺族の心情は刻一刻と変わるため、それに記者は気付いてあげることが必要と考える。ある時は誰かに話したいという思いでたくさん語ってくれる日もあれば、別の日には辛くて言葉が出なくなっているかもしれない。そのタイミングを見計らいながら、記事にする意義を伝え、誠実にお願いするしかないと思う。
体力に自信はあるか。
過去に運動部に入っていた経験がないことと、私が物静かなタイプの人間であることから聞かれた質問だと思う。面接官の方が女性で、自身も仕事をしている上で、男性の体力についていけず辛い時があるということを最初に話してくれた。それに対しては、正直に体力では他の学生に劣ると思うが、駅から家まで4キロほどの距離を歩くようにしているなど、自分なりに体を動かすように工夫していることを伝えた。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- 大阪本社
- 参加人数
- 40人
- 参加学生の大学
- 早慶と同志社・立命館で半分、東大・京大とMARCHがそれぞれ数人ずつ。院生もいる。
- 参加学生の特徴
- さすがに2月に新聞社のインターンシップに参加しているだけあり、かなり志望度の高い学生が集まっていた。本選考も近かったため、本選考のESをインターンシップに持って来て、記者の方に添削を求めている学生もいた。
- 報酬
- なし
インターンシップの内容
テーマ・課題
会社見学/グループワーク/作文/総局取材/街だね取材
前半にやったこと
初日は社内を見学し、その後にグループで紙面づくりを体験した。ある日の1面に載った記事と2面に回された記事をばらばらに渡され、自分たちでニュースの重要度を考えて紙面にした。2日目はあるテーマで作文を1時間で書き、その後で、作文の題材についての講演を聞いた。
後半にやったこと
3・4日目は総局取材で、3・4人ずつで西日本の総局へ行った。総局によって待遇はまちまちで、取材した記事をインターン生枠で1面すべてを使って載せてくれるところもあれば、若手記者の取材についていくだけで、記事を書くこともできないところもあった。最終日は大阪に戻り、午前中に街で取材をし、昼までに記事と写真を提出する課題があった。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
優勝特典
なし
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
記者は、敏感な心を持ちつつ、鈍感なふりをすることも必要だということ。ずかずかと失礼な質問をして怒らせてしまってもだめだし、気を遣い過ぎて本質に迫れないのも記者として良くないということが印象的だった。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
東京の大学から大阪へ行き、その時点で普段とは違う環境に疲れてしまったが、そこからさらに総局へ行き、自分たちで取材をするというのは体力的に辛かった。最終日も取材で、精神的にも体力的にも大変なインターンだった。特に本選考間近で、学生の間にも緊張感があり、常に神経を張り詰めていなければならなかった。
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
記者の方の話を聞く機会は、他のイベントや説明会でも意外と多いが、働いている姿を見ることができるのは、このインターンシップのメリットだと思う。方々に電話を掛ける合間に記事を書きつつ、インターン生の質問にも答えて下さった。非常に忙しい仕事だが、やはり自分の書いた記事を出稿することはやりがいがあるのだろうと感じた。
参加前に準備しておくべきだったこと
最近新聞社が力を入れている、デジタル化について調べておくべきだったと感じた。学生にも、デジタル化についてよく勉強しておくことを求めていると思った。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
やはり地方の総局へ行き、紙面づくりの会議を見学したり、記者の補助を受けながら自分で取材をしたことは、1日のインターンシップではとても体験できないことだと思う。実際に頭と体を動かすことで、記者として働く想像がしやすくなった。懇親会もあり、かなり記者の方と話す時間があった。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
昨年インターンシップに参加して内定を得たという1年生記者の方も、どんなに優秀でも筆記試験と面接数回はあると話していた。インターンが直結で本選考に繋がることも優秀であればあると思うが、そもそも本選考の通常ルートでも4月中に内定が出るため、他の会社や業種ほど、インターン生に特化した採用は無いと感じた。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
非常にやりがいのある仕事ではあるが、実際に体験してみて、自分の性格には合わない仕事だと感じた。体力がついて行かなかったということもある。記者に体力が求められる理由がよく分かった。ただ、実際に参加してみなければ分からなかったことなので、参加させてもらえたことには、非常に感謝している。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターンの成績で内定に直結することはないが、実際に採用活動をする人事の方と5日間いつでも話せたり、1年目の記者の方とも地方総局で質問できるのは得難い経験だと思う。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
インターン生限定のES・面接対策講座がある。人事の方からアドバイスを受け、その後質問の時間を設けてもらえる。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
新聞社を中心に、マスコミ業界をメインに考えていた。現場に出て取材をし、それを多くの人に届けることができる仕事に魅力を感じていたため。インターンシップには新聞社、通信社、テレビ局合わせて7社参加しており、このインターンシップに参加する前から業界へのイメージを膨らませ、少しでも本選考に書くESに説得力を与えられるような体験をするように心がけてきた。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
インターンシップに参加する前は、マスコミ業界のみを考えており、今も新聞社への就職を志望している。ただ、自身の適性を考えた時に、長く続けていくことができるかどうか迷いが生じたのが正直なところである。もう本選考まで時間はないが、今一度自分のやりたいことと現実を考えてみるきっかけを、このインターンが与えてくれたと考えている。
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朝日新聞社の 会社情報
| 会社名 | 株式会社朝日新聞社 |
|---|---|
| フリガナ | アサヒシンブンシャ |
| 設立日 | 1879年1月 |
| 資本金 | 6億5000万円 |
| 従業員数 | 3,827人 ※男性3025人、女性802人 (2024年4月現在) |
| 売上高 | 2691億1600万円 ※2024年3月期連結 |
| 決算月 | 3月 |
| 代表者 | 角田 克 |
| 本社所在地 | 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号 |
| 平均年齢 | 46.8歳 |
| 平均給与 | 1147万8034円 ※2024年3月31日時点 |
| 電話番号 | 06-6231-0131 |
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