16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 慶應義塾大学 | 女性
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Q.
インバウンド増加に伴う、受入側である日本の温泉旅館の課題についてあなたの考えをお聞かせください。
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A.
ここでは、インバウンド増加に伴う日本の温泉旅館の課題を、大きく三つのキーワードに分けて考えたいと思います。 まず一つ目のキーワードは、“本来の日本と外国人の中のJAPANの違い”です。このキーワードから具体的な問題点を挙げると、“温泉旅館という和式空間の中に外国人がくつろげる工夫をどれだけするか”と“本来の日本文化を押し付けるか、外国人が期待する日本像に染まるか”の二つの論点があると考えました。 一つ目の論点である“工夫をどれだけするのか”というのは、完全に和式にしてしまっては、外国人の方に対して旅館本来の“癒し”や“くつろぎ”を提供できないが、反対に外国人の方の生活スタイルに合わせすぎてしまうと、温泉旅館における日本らしさがなくなってしまうのではないかということです。例えば、畳に蒲団では外国人の方は疲れを取る事ができないというお話を耳にしたことがあります。しかし、疲れが取れないからと言って、蒲団をベッドに置き換えてしまっては、温泉旅館における日本らしさがなくなってしまいます。また、二つ目の論点である“本来の日本と外国人が期待する日本像”というのは、お土産業界に特に顕著に現れていると思います。例えば、日本人の目から見ると、日本のものではないと感じる“kimono”が“日本らしさ”として外国人に大変人気があることが挙げられます。お土産業界は、現在外国人の期待する日本像に合わせ、本来の日本とは違う“日本”を世界に発信しているようですが、同様に“日本らしさ”を求められる旅館業界は、今後、“日本らしさ”を求める外国人に対し、どう対応していくのか考える必要があるのではないでしょうか。 また、二つ目のキーワードは、“文化の違い”です。もちろん、言語の違いも一つの課題であると思いますが、ここでは主に文化の違い、特にお客様間における違いを取りあげたいと思います。お客様間における文化の違い、それは従来の顧客である日本人と、増加傾向にある外国人顧客におけるマナーの違いを指しています。日本人が当たり前としている“暗黙の了解”をどのように外国人の方に知ってもらうか、または無意識の内に守る仕組みを作るかというように、両者が快適にくつろげる空間を作ることも今後課題になってくるのではないでしょうか。 三つ目のキーワードは、“外国人向けの入り口”です。国によって、旅行代理店を使うかネットで自ら検索するかなど宿への入り口が違うため、その国に合った入り口を正しく分析し、正しいアプローチをする必要があるのではないかと考えました。 以上、三点がインバウンドの増加に伴い、今後の温泉旅館の課題になると思います。 続きを読む
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Q.
学生時代、あなたが力をいれたことについて教えてください。
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A.
私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、アルバイトです。若手社長が立ち上げたばかりの飲食店の初期メンバーとして、店長や社長と共に戦略を練ってきました。若手社長が出店する初めての飲食店だということもあり、何もかもが手探り状態であったため、赤字続きで、ランチ帯にも拘らずお客様がいないことも多々ありました。そこで、メニューや内外装・広告・接客方法を深夜まで何度も話し合い、改善を繰り返し、半年後には、お店に入りきらないお客様がでるほど人気が出ました。アルバイトという立場を活かして、お客様とのコミュニケーションにおいて直接ご要望を引き出すこと、お客様同士の会話や表情から潜在的ニーズを汲み取ることに注力し、アイディアを提案することを心がけました。自分のアイディアで、お客様を笑顔にすることができるという点にとてもやりがいを感じました。 続きを読む
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Q.
星野リゾートへの志望理由について教えてください。
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A.
私が貴社を志望する理由は、三つあります。 一つ目は、お客様の想いにとことん寄り添うホスピタリティです。旅行は、娯楽の中でも、お金と時間を一番投資するものだと思います。だからこそ、人それぞれ何か想いがあって旅立つはずです。その想いにとことん寄り添う貴社であれば、1人でも多くの人が最高の思い出を作るお手伝いができるのではないかと考えています。 二つ目は、地域の魅力を発信することで生まれる地域活性化への貢献です。現在の日本は、地域の色が弱く、日本人であっても、どの地域もさほど変わらないと思っている人が多いのではないでしょうか。地域は、人と同じで、十人十色それぞれに良いところがあります。貴社の“地域の魅力発見型”リゾート事業を通し、地域同士の繋がりを生み出し、良さを知ってもらうことで、地域活性の手がかりを作れるのではないかと思っています。 三つ目は、挑戦心溢れる社風です。誰もが、全ての情報を共有しているからこそ実現できる、若いうちから自分の意見を持ち、自ら挑戦できる貴社の風土にとても魅力を感じています。また、企業全体としての挑戦心があることで、 “旅館×エンターテイメント”など今までにないものを生み出し、日本全体を湧かせることができるのではないかと思っています。 続きを読む