【心豊かな空間を提供】【18卒】ニトリの総合職の本選考体験記 No.3018（同志社大学/男性）（2017/12/7公開）

志望理由、入社後に取り組みたいこと

どの会社を受けても軸がぶれないように、会社選考の軸（働きやすさなど）とキャリアプランを固めてから、それぞれ個々の会社に具体的に当てはめていった。

就活を通してはじめての面接だったので緊張して思った通りに言えなかったし、面接官の鋭い指摘になかなか答えられなかった。しかし相手の目を見て、絶対に何か答えるという気持ちで話したところ、面接後に「内容は薄かったけど熱意は感じた」と評価された。通過できたのでまずははっきり話すことが大切だと思う。

最初は穏やかな雰囲気で始まったが、具体的な内容に入ると「なぜ」や「どうやって」という鋭い疑問で返された。具体的に応えられるかというよりも、しっかり相手の目を見て物怖じせずに話せるかどうかを見ているようだった。

なぜ家具、インテリア業界を志望しているのか

私が、家具、インテリア業界を志望している理由は、住まいとは人が生きていく上でなくてはならないもので、その住まいを豊かにする仕事に就きたいと思ったからです。衣食住の中で住は最も大事な要素だと私は考えています。どんなに美味しい食べ物を食べてもその周りの環境が豊かでなければ心から美味しいと感じることは難しいでしょう。どんなに立派な服を着ても、その周りの環境が美しくなければその服の価値も半減してしまいます。このように住まいはただ住むだけではなく、どう住むかが大事な要素です。その住まいに帰れば安心する、ほっとする。そんか感情をお客様に感じて頂きたいです。そのためには貴社が掲げる「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」というロマンの元で貴社の商品を通して、お客様に心の豊かさをお届けしていきたいと考えています。

あなたが学生時代に頑張ったことを教えてください。

私が今までに力を入れて頑張ったことは留学です。高校生の時から外国で学ぶことに興味があり、現在の学部に入学しました。留学するために１年生では英語で行われる授業を積極的に受けたり、留学生の友達を作ったりして英語を使うことに慣れるよう努力しました。２年生ではより実践的に英語を使えるようになるために、留学生の日本語学習のサポートや、国際学会のアルバイトをしました。その結果、留学選抜試験に合格し第１志望のカナダへ留学することができました。留学後は様々な国籍の友達を作り旅行に出掛けたこともありました。クラスのグループワークでは議論する中で意見の衝突もありましたが、お互いを受け入れ、多様性を認め合うことができました。

1次面接後に指摘された課題を改善して臨んだ点が評価された。具体的には、アンサーファースト、簡潔かつ明瞭に、を心がけた。

第一印象で温厚で優しい人だった。面接でも自分が話した内容から質問を広げてくれて、終始リラックスして臨むことができた。

あなたはどのような人間ですか

私はリーダーシップを発揮して集団をまとめることができる人間です。中学、高校では陸上部にら所属し、キャプテンとして40〜80名の集団をまとめてきました。また大学では塾講師のアルバイトで、講師リーダーとして自分から周囲を巻き込んでリーダーシップを発揮しました。私が講師リーダーに就任したとき、塾の実績は低迷しており、保護者の方々からいただくアンケートでは全200教室中、下から3番目という状況でした。そこでまず私は教室全体の雰囲気を改善するために積極的に挨拶をし、ミーティングを開いて講師自らイベントを企画して実行に移しました。この取り組みによって、1年で生徒の成績も上昇し、アンケート結果も上位3位に入ることができました。このことから私はリーダーシップを発揮して集団をまとめることができる人間だと言えます。

ニトリに入ってやりたい仕事は何か

将来的には経営企画に携わり、貴社の方向性を定める仕事で活躍したいと思っています。そのためにはまず最初は店舗配属で、現場の声を知りたいと思います。お客様が何を求めているのかを知り、お客様目線で商品の提案をしたいです。その経験を生かして、バイヤーの仕事に取り組みたいです。お客様が求めているモノ、コトを具体的に商品として形にする仕事に魅力を感じています。そして次に海外での経験を積みたいです。今後の貴社の展望でもあるグローバルな展開に自分も貢献し、自分自身の視野も広げていきたいです。そして日本国内の店舗運営にも活かしていきたいです。これらの経験を通じて、最終的に経営企画で貴社に貢献したいと考えています。

なぜニトリかということを具体的に説明できた点を評価された。また就活の軸ではその軸に沿って他にどこを受けいるか聞かれたので、しっかりと考えておくべき。

温厚で優しい方だった。雰囲気は総じて穏やかだったが、これまでとは役職が上がり少し緊張感がある面接だった。

就活を進める上での軸は何か

私は就活を進める上で、2つの軸を大切にしています。1つ目は社会貢献です。仕事はほとんどが社会貢献ですが、その中でも衣食住という生活の根本を支える分野での仕事に携わりたいと考えています。中でも住は衣食を支える要素で、住をどれだけ豊かにできるかが衣食の豊かさに繋がってきます。したがってその住を豊かにできる仕事を1つ目の軸としています。2点目は自分自身の成長です。その会社で自分自身がやりがいを感じることが出来るかどうかを重視しています。具体的には私が大学で学んだ英語力や異文化理解を活かしてグローバルに活躍できることです。ただグローバルに展開してるだけではなく、具体的な目標があるかどうかも重要視しています。

今までに力を入れて取り組んだことは何か

私が学生時代に頑張ったことは大学2年生の時のカナダへの半年間の留学です。この留学を通して2つのことを学びました。1つは異文化理解です。留学中、様々な人種の仲間と出会うことで自分にはない考えや価値観に気づくことができました。相手を外国人だと思うのではなく、自分と異なる意見を持った仲間だと捉えることで相手を受け入れ、お互いを尊重し合うことができました。2つ目は自分の意見に自信が持てるようになりました。留学前は周りを気にして、自分の意見を外に出すことが苦手でした。しかし留学中にほかの仲間が積極的に発言しているのか姿を見て、また彼らから意見を求められる中で少しずつ自分の意見を出せるようになりました。そして自分の意見を言うことによって周りから認められることに気づき、自分の意見に自信が持てるようになりました。

なぜニトリかということを強くアピールした。特に入社後のキャリアプランをこれまで以上に具体的に説明して、入社後のビジョンが描けていることをアピールした。

温厚で優しい方だったが、これまでとは選考の部屋も変わり、部長との一対一だったので緊張した。面接はこちらが緊張しているのを気遣ってアイスブレイクに時間を割いてくれた。

なぜニトリでなければならないのか

私はお客様に、自分自身の仕事を通じて豊かさをお届けしたいと考えています。その豊かさとは良い製品に囲まれて快適に暮らすという物質的な豊かさではなく、心の豊かさです。私が考える心の豊かさとは、落ち着きや安らぎといったことです。貴社は住空間にとどまらず、ホテルやオフィス、介護施設に至るまであらゆる空間に携わっています。そのあらゆる空間で豊かさを享受することができれば、「真の心の豊かさ」がもたらされると考えています。そのためには貴社が掲げる「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」というロマンの元で貴社の商品を通して、住まいにとらわれず、あらゆる空間でお客様に心の豊かさをお届けしていきたいと考えています。

ニトリでやりたいことは何か

私は、法人事業を世界に広げて住空間ならとどまらない豊かさを世界の人々に提供したいと考えています。そのためにまず入社1年目は店舗運営部で、実際のお客様の声に耳を傾け、お客様が何を必要としているのかを見極めます。入社5年後には、商品部でバイヤーとして活躍したいと考えています。バイヤーの立場から、店舗で感じ取ったお客様のニーズを商品として具現化していきます。1人でも多くのお客様に満足して頂ける商品を生み出したいです。入社10年後には、海外事業部や広告宣伝部といった外部要素の強い部署で、貴社のビジョン達成に貢献したいです。特に自分の英語力やグローバル力を活かして異文化での新店舗開拓を進めます。入社15年後には法人事業部で、これまでの経験を活かして事業領域の拡大に貢献すると共に、家具や内装にとどまらない幅広い知識を吸収したいです。そして入社20年目には、経営企画推進室で、法人事業を全世界に展開し、世界の人々にあらゆる空間で豊かさを提供できるような戦略を立てて実行していきたいです。