【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】部長/人事部の方【面接の雰囲気】最終面接ということもあり、多少の緊張感はあった。顔見知りの人事部の方と、初めてお会いした40代くらいの男性(部長)と対峙し、最初はアイスブレイクの意味合いを込めた雑談(家から最寄り駅までどのくらいかかるかなど)から入り、穏やかなムードで面接が始まった。【他の生保、業界は受けていないか。バイトの正社員になる気は無いのか。】他の生保は主に死亡保険をメインに取り扱っており、「生きるための保険(第三分野の保険)」を扱う御社に比べ、代わり映えしないという印象を持ちました。また御社は日本で1974年に事業を開始した比較的新しい会社であり、日本の大企業にはないベンチャー気質や、新たなことに積極的に取り組もうとするチャレンジ精神、従業員数が少ないことによる風通しのよさが魅力に感じました。他業界では主に自動車部品や精密機器メーカーを受けていました。理由として、元々自動車が好きだったこと、ゼミのヒアリング先で製造業を営む中小企業が多く製品に触れる機会が多かったことがあげられます。しかし、メーカーは基本理系の技術職がモノを作り、文系の私たちが入社しても、営業か生産管理にしか携われないと考え、仕事の幅が狭いことから、志望度は高くありません。一方保険業界では、文系でも保険商品というモノづくりに参画できるため、また御社の場合IT部門が子会社化されておらず(生保業界では珍しい)、入社した後の仕事内容が多岐にわたることが魅力であると考えました。今後バイトを続け、そのまま塾講師になる気はありません。少子高齢化により子供が減り、斜陽産業になることは確実だからです。【なぜ中小企業にヒアリングをするゼミを選んだのか。またその経験は今後どのような場面で生きてくるか。】今まで勉強とは机に向かってするものであると考えていましたが、経済や経営に関しては、実際に企業を営む社長の方々から直接御話を伺うことで、より具体的・実践的な知識が得られると考えたためです。またゼミは組織での行動が重んじられるが、今まで組織で協働した経験が中学時代の部活でしかなかったため、社会人になる前の準備期間でその力を養いたいと考えました。大学時代のこの経験は、社会人になって以降、組織をまとめるリーダーシップ力として発揮できると考えています。ゼミの幹事として同期や後輩を束ねたという経験は、御社に入社した後でも、新人研修などで役に立つと考えています。また企業の経営者の方々にヒアリングを行った経験は、御社に入社した後、顧客や代理店に営業に伺う際に役に立つと考えております。ヒアリングに重要な要素は、いかに自分の求めている問いを聞き出すか、であります。この経験は、顧客や代理店の要求するニーズをくみ取ることに繋がると考えております。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】最終面接とあって、深い内容まで突っ込んで質問された。しかし平常心で、論理の飛躍が無いよう丁寧に説明できたことが決め手であったと考えた。最終面接までに、「なぜ」を追求し続ける自己分析を何度も行ったため、委縮することはなかった。
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