【競馬場の魅力を広めよう】【21卒】日本中央競馬会の冬インターン体験記（文系/総合職）No.12063（学習院大学/女性）（2020/12/14公開）

JRAの存在は知っていたが、事務系社員としてどのような業務に携わっていくのか気になったため。また、競馬に関しての知識がなくても申し込みが可能だったため興味本位での参加だった。競馬場に直接足を運べることも、働くイメージがつくと感じた。

インターンシップの選考がESのみだったためその対策を行った。具体的には、過去に選考に通過したESを参考にしたり、企業情報を調べたりすることで志望度の高さを示すようにした。

中山競馬場のファンを増やすには？

1日目にやったこと

企業説明（約45分）、競馬教室（約1時間30分）、グループワーク（約1時間45分）、発表・講評（約45分）の流れで半日完結型。グループワークの途中で中間発表がある。

人事部の社員

JRAのオリジナルグッズ

馬券や指定席のネット販売を検討した際に、メリットも挙げられるが、現金で購入している人や朝早く来て並ぶ人などもいるため、新規顧客獲得と既存顧客の維持の両立を図らないと行けないというフィードバック。

短い時間の中で、現状分析やグループメンバーのアイデアをまとめて模造紙に記入していくこと、発表順を決めてリハーサルをしていくことが大変だった。進め方などの指示は特になく、各グループごとに委ねられていた。グループワーク中であれば、施設内を自由に見学することが可能。

競馬というとギャンブの側面がどうしても目立ってしまいがちだが、スポーツという観点でみると他のギャンブルにはない要素であり、この部分を今後どのようにアピールしてJRAの成長につなげていくかがカギとなることを学んだ。平常業務の他に土日に開催業務に携わらないとならないため働く環境が他の企業に比べて特殊であることも知ることができてよかった。

今現在JRAで行われている施策や、目指すべき方向性などについて調べておくとグループワークが進めやすいと感じる。また、中山競馬場という地理的側面についても軽く調べておくとより良いアイデアが浮かびやすくなるかもしれない。

働く姿は想像できなかった。理由としては入社後の仕事内容は、今回のインターンで行った新規事業戦略だけではなく、馬券の投票・整理・競争関係など競馬場やウィンズで行う開催業務もあるため、それらの仕事に関しては話を聞くのみで終わってしまったからである。

社員の方々も優秀な方が多く、採用人数も多くないことから難易度が高いと感じたため。筆記試験についても説明があり、国語・算数・理科・社会と通常のSPIやWebテストとは異なる形式であるため、専用に対策を行う必要がある。他の企業を受けながら、ここの対策をできる余裕と熱量が自分にはないと判断した。

自分が求めている働き方とのギャップを感じたため、インターンシップの参加によって志望度は下がった。開催業務により土日に働くことは避けられず、更に全国各地の競馬場やウィンズへの出張もあり、月ごとに働く場所が変わることから体力的な不安を感じてしまった。

前述したように、インターン参加が本選考に影響を与えることはないと人事の方もはっきりと話していたので有利になることはないと思われる。特殊法人ということもあり、本選考では皆公平に選考されるのではないか。

インフラ関連の企業に興味を持っていたため、鉄道業界・建設業界・石油業界を志望し、インターンに参加していた。インフラに興味を持った理由は、仕事を通じて社会の基盤を支えることが働く上での原動力に繋がると考えたからである。JRAも特殊法人であり、余剰金が国庫納付金として畜産振興や社会福祉などの公共性の高い事業に使われていることから興味を持った。

インターン参加前は漠然と安定していて良さそうという企業イメージを持っていたが、参加後は自分が求めている働き方とのギャップを感じたため結果的に志望度は下がってしまった。土日が休みかどうかは、家族や友人との予定が合わせずらくなることと同時に自分の生活スタイルにも大きく影響してくることに気づかされた。それなりの覚悟を持つ必要を感じた。