【言葉の魔法、売れ行きを左右】【21卒】ソニー銀行の冬インターン体験記（文系/総合職）No.11439（学習院大学/女性）（2020/10/8公開）

7月頃にソニーフィナンシャルグループ3社合同インターンシップに参加し、ネット銀行というこれまでの銀行とは異なった形態に興味を持った。その頃はソニー銀行単体のインターンがなかったため、開催されたら参加してみたいと思っていた。

選考は特になく、先着申し込みだった。ただ、申し込みにあたってインターンシップへの参加を希望する理由を簡潔に記載する必要があるため、準備をしておくといいだろう。

応募 → エントリーシート

1DAYインターンシップ

1日目にやったこと

会社紹介、主力商品についてのレクチャー、グループワーク（主力サービスの販売促進に向けた企画提案、企画を効果的にＰＲ・認知してもらうための方法提案）、発表、フィードバック

人事、コンプライアンス、タイアップ営業、商品企画の4部門からそれぞれ1人ずつ計4人

オリジナル商品（コースター）

グループワークで販売促進・顧客認知のためのキャッチコピーについて、言葉の選択によって受け取る印象が変わってしまう・端的且つ語呂のリズムの良さが大事というフィードバックをいただいた。キャッチコピーで商品の印象が決まると言え、その出来如何によっては商品自体の売れ行きが大きく左右される事になるため、重要性を感じた。

グループワークの際、限られた時間の中で意見をまとめていく過程が大変だった。自社サービスを用いた他社との連携を考えるため、提携先の企業に関して調べたり、ターゲットの顧客層、コンセプト、提携先のメリットなども提案内容に盛り込む必要がある。マーケティングの基礎知識や手法について事前に理解しておくことをおすすめする。

個人向けにオンラインでサービスを展開するビジネスモデルは、インターネット銀行として既存の銀行の取り組みにとらわれない面白さを学べた。また、ソニー銀行の現在抱える課題や今後目指していく方向性なども会社紹介や主力サービスの説明で知ることができたので、入社してどのような仕事をしていきたいか考えるきっかけにもなり、参加してよかった。

主力商品がどのような企業とタッグを組んだら、まだ未開拓な顧客にアプローチできるかを考えておくといいかもしれない。

現状に甘んじず、常に変化を求めながら成長を続ける特徴を持つ中で、現状の課題をどのように乗り越えて改善していくかをグループワークや社員さんからの話を聞きながら体感することができたため。サービスを生み出し、新たな価値観や生活スタイルに応えていくことが、入社してから仕事をする上で求められると感じた。

本選考で受験しなかった理由は、金融業界や銀行業務で求められる能力と自分が持っている能力が異なることに気づいたため。モチベーションが上がらない中で本選考を受けたとしても内定が出るとは思わなかったので、インターンには参加したがその後の選考は受けなかった。

先述したように、私の場合はインターンシップ参加によって金融業界を受けることを辞めたため結果的に志望度は上がらなかった。しかし、インターンの最中やインターン終了後も社員さんの対応は非常に丁寧で、その上多様な挑戦をし続ける企業のスタンスは魅力を感じたので、銀行に興味を持っている人には是非おすすめしたい。

終了後に人事の方が、インターン参加者は通常ルートから外れた選考ルートになるかもしれないとおっしゃっていたため、本選考に有利になると感じた。ただ、明言は避けていたのと、私の場合は本選考を受けていないので実際のところは分からない。

参加後の社員や人事からのフォローは特になかったが、後日、リーフレットやインターンで使用した資料などを送付してくださった。

インフラ関連の企業に興味を持っていたため、鉄道業界・建設業界・石油業界を志望し、インターンに参加していた。インフラに興味を持った理由は、学生時代に相手や組織の期待に応えたいという想いで行動し、自分が役に立ったと認められたときにやりがいを感じてきたことから、仕事を通じて社会の基盤を支えることが働く上での原動力に繋がると考えたからである。

インターンシップ参加によって他業界への志望度が高まったため、本選考において金融業界を受けることはやめようと思ったきっかけになった。なぜなら、金融業界や銀行業務で求められる能力と自分が持っている能力が異なることに気づいたため。モチベーションが上がらない中で本選考を受けたとしても内定が出るとは思わなかった。