【エネルギー業界の挑戦】【21卒】コスモ石油の冬インターン体験記（文系/総合職）No.11351（学習院大学/女性）（2020/10/8公開）

エネルギー業界に興味を持っており、石油元売り2社のインターンには参加していたため、他社を比較したいと思ってこのインターンへの参加を決めた。また、半日で開催されるためさくっと参加しやすい点も決め手のひとつである。

先着申し込みだった。しかしWebテストの受験が必須であった。形式はテストセンターでの受験だったためその対策を行った。

事務系1DAYインターンシップ

1日目にやったこと

企業概要説明、石油燃料を取り巻く環境、石油精製元売りのビジネス、コスモエネルギーＨＤで働く魅力、グループワーク（ＳＳの目標売り上げをいかに達成するか・新規ＳＳの出店にむけた事業立案）、社員との座談会

人事部

特になし

新規出店ＳＳの事業立案に対するフィードバックで、①地域の特性を性格に分析②誰がターゲットになるのか明確に③ＳＳ運用のイメージ（キャンペーンなど）の3点を意識する必要性があることを学んだ。マーケティングの基本がまとまっているように感じた。

時間制限があるため、そこを意識しながら初対面のグループメンバーと意見をまとめてすりあわせていく過程が大変だと感じた。読み込む資料も多いため、メンバー全員で手分けしながら取り組む必要がある。新規事業立案では論理性が求められるため、分かりやすく且つ端的にプレゼンできると良い。

コスモエネルギーＨＤは全国に約３０００カ所のＳＳを展開しており、これらの店舗を活かせる取り組みを行えるか否かがカギであるということに気づかされた。社員の方から話を直接聞くことができるため、実際のジョブローテーションやキャリアの築き方を知れたのでインターンに参加できてよかったと思う。

どのような部門があり、どのような職種があるのか基本的な情報はマストで押さえておくべき。ＳＳの新店舗開拓に向けて過去の例を下調べしておくと提案の際、ヒントになるかもしれない。

座談会で社員の方から話を聞いていると、入社後まず初めにＳＳの特約店に対しての営業活動を通じて現場経験を積む人が多い様子だった。そのため、グループワークを通じてそこのフェーズを体験できたことで、なんとなくではあるが働く姿を想像できた。販売先も国内中心でドメスティックな点も自分の理想とする働き方と照らし合わせて考えることが可能である。

インターンに参加している学生のレベルの高さや過去の採用実績大学をみていると内定獲得は難しいと思った。また、採用人数も事務系総合職は少ないことから狭き門であるように感じた。２ＤＡＹＳや３ＤＡＹＳのインターンに参加すると早期選考に進めるらしいので、内定に近づきたい人はこれらのインターンを狙うといいだろう。

石油業界を取り巻く環境について話を伺ったときに、やはりあまり先行きの良い様子ではないため将来性に不安を感じた。また、入社後に特約店への現場営業に配属があるため、勤続場所に関しても自分の理想とする働き方と照らし合わせた際にギャップがあったため志望度は上がらなかった。

複数日程開催のインターンシップであれば早期選考に進めるといった有利な点があるが、1DAYだと正直本選考での待遇は人によりけりな印象である。インターンで得た知識を本選考で盛り込むことができるので、参加しないよりはした方が志望度の高さを示せると思う。

インフラ関連の企業に興味を持っていたため、鉄道業界・建設業界・石油業界を志望し、インターンに参加していた。石油元売りではJXTGホールディングス、出光昭和シェルのインターンに参加した。インフラに興味を持った理由は、学生時代に相手や組織の期待に応えたいという想いで行動し、自分が役に立ったと認められたときにやりがいを感じてきたことから、仕事を通じて社会の基盤を支える仕事に就きたいと思ったから。

インターン参加前は漠然と安定していて良さそうというイメージを持っていた。しかし、参加後は将来性に不安を感じた。ただ、規模も大きく仕事内容が人々の生活を根底から支えていることから、より広い範囲で貢献を実感できるため軸とのマッチも感じた。また、同業他社を比較できたことで同じ石油商品を取り扱っているのにもかかわらず、社内の雰囲気や目指す将来像は異なることを知ったので、その後の就活で社風の違いを意識するようになった。