【未知の建設世界へ】【21卒】大林組の冬インターン体験記（文系/総合職）No.13076（学習院大学/女性）（2021/3/12公開）

ゼネコンに興味を持ち始めた際に、ナビサイトでこのイベントを知った。選考は特になく申し込みのみ、結果は抽選で分かるというものだったので気軽に応募しやすく、参加を決めた。また、実際に現場見学ができる点も興味を持った。

選考がないため、受かるために行った対策・準備・勉強したことは特にない。事前に企業ホームページのIRや施工実績などに目を通した。

応募

業界研究・現場見学セミナー

1日目にやったこと

建設業界及び大林組についての紹介、現場見学（作業中の工事現場を見学するため服装は長袖長ズボン・動きやすい靴）、工事現場で活躍する文系社員からの業務紹介、就職活動に向けてアドバイス

なし

グループワークや発表の時間はないため、フィードバックを受けることがない。現場事務長の方がおっしゃていた、大林組では下請け会社のことを協力会社と呼ぶということが印象に残った。

グループワークや発表の時間はないため、大変だったことや苦労したことは特にない。実際の工事現場を見学するため、機械音などが大きかったり狭い通路を通ったりするが、ひとりひとりにトランシーバーを配布してくださるため問題なく説明を聞くことができた。

事務系で現場見学ができるセミナーやインターンは珍しいので参加してよかったと感じる。ゼネコンの現場事務で働くというイメージを身をもって体感できるからだ。本選考での志望動機に現場見学の際に感じたことを取り入れたところ、リクルーターの印象がよかった。

企業ホームページに載っている会社概要やIR、施工実績などに目を通しておくとインターン当日の理解が深まると思う。

現場で働くといっても、パワーポイントの説明だったりボードゲームだったりで理解するのは難しいと感じる。そのため、このような現場見学を通して実際に現場に行ったことで得られるものも大きく、入社後のミスマッチを減らすことができると考えられる。ゆえに自分の働く姿は想像しやすいセミナーだと思った。

これまでの採用大学をみていると上位層の大学が多くを占めていた。また自分の大学からはあまりOB・OGがいないことからも、本選考で内定を得るのは難しいように感じた。技術系よりも事務系の方が採用人数も少ないため、より一層狭き門であるように思った。

事務職でも実際に大きなものづくりの現場に間近で関われて、仕事が形になっていく瞬間を見届けることができることを現場見学を通じて強く惹かれたため、志望度は上がった。多くの作業員が各々の業務を遂行し、一つの建物を完成させていく姿に大きなエネルギーを感じた。

その後に開催されるインターンも抽選であるため必ず参加できるとは限らない。また、本選考への優遇も特になかった。あくまで業界・企業・職種理解を深めるというスタンスで行われている印象を持った。

この現場見学参加後、１月・２月に開催されるインターン（抽選）の案内がある。３DAYSと１DAYの２種類があった。

インフラ関連の企業に興味を持っていたため、建設業界の他に鉄道業界・石油業界なども志望していた。建設業界の同業他社では、鹿島建設・清水建設・熊谷組・フジタなどをみていた。事業内容はどの企業も似たり寄ったりであるが、会社ごとにスタンスや雰囲気などは微妙に異なるためインターンや説明会へ積極的に参加し、自分の働く姿に合致するかどうかを見極めることをおすすめする。

インターン参加前は漠然と安定していて良さそうというイメージを持っていたが、参加後は建設業界の唯一の醍醐味であるダイナミックなものづくりに事務系社員でも関われることに魅力を感じ、業界への志望度がさらに増した。特に現場事務への姿勢は企業ごとに異なるので、その点に注目しながら同業他社を比較するようになった。