【航空業界の輝き】【19卒】日本航空（JAL）の冬インターン体験記（文系/客室乗務職）No.3297（同志社大学/女性）（2018/9/13公開）

幼いころから航空業界への憧れがあったからです。客室乗務職は、一般的に華やかな世界と思われがちであるが、実際はどうであるのか、疑問に思い参加を決意しました。また、LCCを始め、様々な航空会社がある中で、高い水準の顧客満足度を誇る日本航空のサービスの真髄を知りたいと思った。

インターンの選考は、書類選考のみである。エントリーシートは手書きのため、文字の大きさ、太さ、バランスを配分して書くことを意識した。内容については、エントリーシートは１００回以上書き直した。キャリアセンターや友達１０人以上に見てもらった。

JALが「世界で一番愛される航空会社」になるためにJALのCAに必要なこと３つ探す。

前半にやったこと

１日目は、航空業界＆JALに関する座学。最後にパーティがあり、お菓子やお茶が振る舞われた。２日目は、モックアップの見学で、サービスや保安の体験をさせて頂いた。３日目は、実際のフライトをする直前のCAの方に混ざり、ミーティングに混ぜて頂いた。

後半にやったこと

４日目は、JALの経営破綻時に働いていた方のお話、発表と振り返りがあった。５日目は別日で、期待工場見学と、サプライズでさくらラウンジの見学があった。無料でご飯が振る舞われた。

人事部長/現役の客室乗務職

JALのグッズ

メンターさんが、一人一人にサンクスカードを書いて下さり、その学生にあった言葉が送られた。就職活動前だったので、「機内でお待ちしております。」その言葉がとても励みになった。また、メンターさんたちが、折り鶴を下さった。

大変だったことは、羽田空港に毎回8：00に集合なので、地方に住んでいる私は起きるのが辛かった。メイクや髪の毛を整えたりする時間を含めると4：00起きをしていた。地方に住んでる方は近くのホテルに４泊、宿泊しており、大変そうだった。遠方からは飛行機が予約できるが、それ以外は、交通費が出ないので出費がかさんだ。

参加したからこそ学べたことは、実際の職場を見学できたり、保安やサービスの体験ができたことで、より一層客室乗務職という職業についての知識が深まった。最後に現役のCAの方に制服を着させていただいたことに、感動した。将来自身がJALで働く姿が想像できたし、モチベーションがあがった。

参加前に出来る事は、自分がどういう生き方をしたいのか、改めて考え直してみること。加えて、企業に対する疑問・質問はあらかじめノートにまとめていくのがお勧めです。

例えば、サービスの体験では、実際に訓練が行われているモックアップにて行われた。学生一人一人接客シーンをビデオで撮影し、振り返る時間が設けられた。これは実際、現役の社員の方が実行していることであったため、JALの統一したサービスレベルの高さはここから来ていると実感できた。

インターネット上だけで調べるのは、限界がある。実際に働く職場、そこで働く現役社員の方の「生の声」を伺えることは、貴重な時間だった。就職活動前の２月、もう１日は、4月に開かれるので、実際にイメージしたまま就職活動がスタートするので、本選考にも有利に働くと思った。

参加によって志望度は上がった。大手２社のインターンに参加させて頂いたが、JALは5日間という長期間で客室乗務職という職業を知る事ができる。また、JALの歴史やそこで働く人の思いを実際に感じる事が出来る。インターンシップに参加しなければ、志望度は上がらなかったと思う。

インターンシップ参加、不参加で本選考に影響はない。しかし、インターンシップに参加していることを面接官にアピールしたり、インターンシップでこう感じたからこそ、御社に○○を貢献したいといえる事でより具体的な志望動機に繋がった。

参加前の志望企業は、航空業界全般、教育業界、サービス業など幅広く見ていた。様々な業界のインターンシップに参加する中で、航空業界の一致団結、チームで飛行機を動かす姿、インフラとして、日本社会を支えている仕事だと思い、志望度が高まった。JAL自体は、就職活動を始める前は、経営破綻時のイメージ、マイナスイメージが大きかったが、実際に働く人の話を伺い、共に信頼回復を目指していきたいと思うようになった。

航空業界には現在沢山の企業があり、選択の基準が分からなかった。インターンシップに参加させて頂き、JALの実情を自分の目で確かめたところで、志望度は大幅に上がった。客室乗務職は結婚・出産に伴う制度が整っており、その点では意外性を感じた。しかしながら、土日祝は働かなくてはならないこと、海外にステイがある事など、自分が日本にいたい時（家族の介護、友人の結婚式…等々）は簡単に休めない職業であると感じた。