【新保険の挑戦】【20卒】三井住友海上火災保険の冬インターン体験記（文系/MSインターンシップ Premium）No.6722（名古屋市立大学/男性）（2019/7/17公開）

まず一つが、金融業界、そして損保業界についての知見を深めたいと思ったため。業界内で大手の三井住友海上のインターンに参加すれば、損保業界について深く知ることが出来ると考えたため。また、三井住友海上のインターンシップは過去に優秀インターンシップに選ばれたということをネットで知り、自分自身のスキルアップにも繋がるのではないかと考えたため。

インターンシップの選考内容が、一次選考がES、二次選考が集団面接だった。面接はこれまで受けたことがなかったので、面接対策の本を買い、ESで記入した、自己PRを中心に、詰まることなく、そして簡潔に話すことが出来るように、自分で時間を計測しながら練習を行った。

新しい損害保険を作ってください。

前半にやったこと

序盤は損保業界、そして三井住友海上の説明が多かった。グループワークは毎日あった。内容は、遊園地のマップが渡され、この遊園地内で発生する恐れがある事故、災害から保険を考えるというものなど、日替わりで何かしらのグループワークがあった。

後半にやったこと

前半は、状況が指定された中での保険を考えるグループワークだったり、人事の方に保険営業のロープレを行ったりと、自由度の低い、制限のある中でのグループワークだったが、後半は、「これからの新しい保険を考える」という制限が全くないグループワークだった。

人事部採用担当

なし

就職活動、そして今後の人生において、相手に何かを伝えるときは「ロジカル」と「パッション」が大切だと、人事の方から言われたこと。「ロジカル」とは、現在の状況を論理的に、相手が分かりやすいように説明する力。「パッション」とは、論理の部分で補うことが出来ない、情熱の部分。この二つを持ち合わせることが大切だという言葉が印象的だった。

5日目の、「新たな保険を考える」というグループワークの発表に向けて、4日目のインターンシップ終了後に、夜遅くまでファミレスで会議したこと。インターンシップ内で発表準備を終わらせることが出来た班は一つもなく、どの班も夜遅くまで準備を進めているようだった。三井住友海上側も、自主的に準備を進めることを促しており、4日間の勤続疲労もあったため、体力的にはハードだった。

グループワークの中での動き方がとても身についたと思った。周りの人が発言しているときは相槌を打ち、疑問に思ったことは素直に聞くこと、そして自分が話すときはメモを見せながら、視覚的にも相手に伝わりやすいように説明することなど、今思えばどれも基本的なことだが、このインターンシップで内定者の方、そして社員の方からアドバイスをいただいてから身についたものだった。

保険業界各社の特徴をもっと知っておくべきだったと思った。他社を全く知らないまま三井住友海上のインターンシップに参加したため、保険会社＝三井住友海上という、狭い見方しかできなかった。各社の特徴についてもっと知ってから望めば、業界全体に対しての理解、そして業界内での三井住友海上の立ち位置について理解が深まると思う。

5日間のインターンシップだったものの、実際に保険業務を体感できたのは1日のみで、それ以外はずっと、実際の保険業務とは異なる、グループワークだったため。保険とはどういうものか、に対する理解は深まったが、保険会社で働くことに対する理解はあまり深まらなかった。

総合職での内定をもらうには、かなり難しいと感じた。人事の方をはじめとする、社員の方と話す機会が多くあったが、どの社員の方もかなり論理的で、頭の中が整理されている印象があり、自分はここまでの論理力がない、身に付けられないと感じたため。実際に中部地方での採用は毎年4,5人程度と聞いており、相当狭き門であると感じた。

損害保険というものについての理解が深まった分、保険会社に対する志望度は下がった。保険というものは、相手の不安につけ込む商売であるというような気がしてしまい、自分の中で、それを生業にしたくないという思いが強まった。保険に対しての理解はかなり深まったため、とても優秀なプログラムであったと思う。

インターンシップに参加すると、後のプログラムに応募する権利が手に入るため。そのプログラムに参加するのにも選考が必要にはなるが、仮にそのプログラムに参加できた場合、本選考とは別の選考フローで選考が進むと聞いたため。

インフラやトヨタ系、もしくは世界を舞台に活躍できる企業に入りたいと思っていた。人口減少により、経済が衰退していく日本国内の企業では、インフラか、日本経済の中心であるトヨタ系以外は、職が安定しないと考えたため。自分の中の企業選びの軸は、長年、安定して稼ぐことが出来る企業だった。そんな中、世界的にみても業界大手の中に分類される三井住友海上について知ることが出来る機会を逃したくないと思った。

三井住友海上など、従業員が多く、世界中に支社がある会社で働くと、スケールが大きい仕事ができる点では良いことだとおもったが、一方、自分が会社を動かしている実感が感じられないのではないかと思った。実際にお客様一人一人と向き合うことは自己満足には繋がると思うが、会社の中での自分という視点から考えたときに、あまりにも小さな存在になってしまうのではないかと考えた。そのため、規模が大きな会社に対する志望度は下がった。