【名古屋鉄道の挑戦】【20卒】名古屋鉄道の冬インターン体験記（文系/総合職）No.6749（名古屋市立大学/男性）（2019/7/17公開）

鉄道会社が行う業務は、鉄道に関するものだけでなく、都市開発や観光事業など、とても幅広いと聞いていたため、鉄道会社についての理解を深めたいと思ったため。
名古屋に生まれ名古屋で育ってきたため、名古屋鉄道はずっと身近な存在で、事業内容に興味を持ったため。

選考が、説明会の場にて、その場で書いた手書きのESを提出するというものだったので、ES対策の本を買い、文字と文字の間隔を気を付けるなど、手書きESならではの対策をした。また、ESの内容がインターンシップの志望動機を書かされると知らされていたため、なぜ名鉄に興味を持ったのかを、自分の大学の学びと結び付けて記入した。

6人で5つほどのグループに分かれてグループワークに取り組んだ。与えられる内容は各班ごとに異なったが、どの班も名古屋駅周辺にて新規事業立案という大枠は同じだった。

1日目にやったこと

一日目の午前中は、1人1人、自己紹介をインターンシップ参加者全員の前で行った。その後、名古屋鉄道の事業概要や沿革について2時間程度説明があった。インターンシップ参加者が打ち解けるために、軽いレクリエーションも行った。一日目の午後からは、2日目のプレゼン準備のグループワークに取り掛かった。発表内容は内容は各班少し異なるが、大枠は名古屋駅周辺にて新規事業の立案という点で共通していた。グループワークを進める中で、人事の方に途中経過を報告しなければいけないという決まりがあり、その際にはとても厳しく人事の方からの指導をいただいた。夜には、居酒屋にて人事の方との懇親会があった。

2日目にやったこと

2日目の午前中は、午後のプレゼンの発表の準備を各班、ずっとしていた。時間にとても厳しく、約束の時刻になったらパソコンや模造紙の作成を瞬時に打ち切られた。ほとんどの班が、最後までプレゼンの準備を終わらせることが出来ていない状態だったが、プレゼンは始められた。
とても厳しいフィードバックを多くの班がいただいていた。

人事部採用担当3名

なし

「学生だから、ユーモアのある柔らかい発想が求められていると思ったら、大間違いだぞ。」と言われたこと。他社のインターンシップでは、いかに学生視点での考え方ができるかを求められているように感じていたが、人事の方に、名古屋鉄道では即戦力の人材を求めているため、実現可能性に一番の重きを置いて現実的に利益を上げられる方法を考えるように言われたこと。

2日目のプレゼンまでの準備時間が不足しているように感じた。1日目の夜に、インターンシップ時間外に各自で集まってプレゼンの準備をすることも禁じられていたため、時間内に、かなり効率よく進めることが必要とされるワークだった。また、プレゼンの途中経過を人事の方に報告する際も、学生の意見だからと言って甘く見てくれることもなく、一社会人のプレゼンとしての実現可能性や予算など、かなり細かな部分までつっこまれた。全体的に、堅く、厳しいインターンシップだった。

社会人としての厳しさを教わったインターンシップだった。当たり前だが、与えられた時間内に、合格のレベルまでもっていく効率の良さ、そして、企画を色々な視点から考え、本当に実現可能なのか、利益はどのくらい出るのか、まちにどのような影響を与えるのかなど、細かな部分まで抜け目なく考える必要があることを学んだ。

名古屋鉄道が取り組んでいる、名古屋駅前の再開発事業についてもっと詳しく知っておくと、プレゼンの準備をスムーズに進められたのではないかと思った。企画をする際に、まずは現在の名古屋駅周辺地区の状態を知るところから始めたため、自分だけでも名古屋駅の現状を理解しておくと、作業を効率的に進められたのではないかと思った。

名古屋駅の新規事業立案のグループワークがメインの内容だったため、名古屋鉄道では実際にこの業務に携われる人はわずかであるため、どんな仕事をするのかという面では、自分が働く姿は想像できなかった。だが、人事の方や社員の方との少しの交流を通じて、社風についてはなんとなく体感できたため、名古屋鉄道の雰囲気などは伝わってきた。かなり堅い人が多いのかなという印象だった。

インターンシップの参加学生、そして社員の方の雰囲気がとても堅く、真面目な方が多かったので、自分のように打ち解けた雰囲気でワークを進めるタイプは社風に合わないと思ったから。また、インターンシップで、プレゼンの準備を時間内に終わらせることが出来なかったため、評価を下げられているように感じたため。

志望度が下がった理由は、社風が堅いように感じたため。2日目のインターン終了間際に少し、社員の方と話す場面があったが、その際に話した社員の方がとても生真面目で堅い印象を受けたため。人事の方の印象も含め、自分にとっては働くうえで息苦しいような印象を受けた。

インターンシップ内でもアナウンスされたように、このインターンシップに参加することにより別の選考フローがあったり、早期選考に繋がるといったような特別待遇はないと、人事の方から聞いたため。

ジョブローテーションがあり、様々な業務を経験できる企業を志望していた。理由は、現時点でやりたいことが決まっておらず、会社で働くなかで、自分のやりたいことが見つけられればいいなと思っていたため。ジョブローテーションがある企業という時点で、ある程度の規模の大きさの企業を志望していたが、海外に支社があるなど、規模が大きすぎる会社は、転勤などのリスクの面で人生設計が立てづらいと思ったため、敬遠していた。

このインターンシップの参加を通じて、働くうえで、社風や、社内の雰囲気を見極めることが大切だと感じた。説明会や選考の際には、できるだけ社員の方と積極的に話し、社内の雰囲気を知ろうとする姿勢を持つように心がけた。長く働く会社では、給料や勤務地は大事だが、それ以上に「働きやすさ」が大切であると思うようになり、それは社内の雰囲気や社員の方の性格によって左右されると思った。